オールドのレビュー・感想・評価
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予告編がピークで、本編は出がらしのお茶
やっちまったよね。シャマラン監督。打率3割だからしょうがないんだけど、見せ場は作ってほしかった。冒頭でいきなり挨拶なんてしてたけど、出来に不安があったのかな?
時間がとてつもなく早く進む謎のビーチっていう設定はいいんだけど、残念ながらアイデアは生かされていない。
ミステリアスなお姉さまが、ビーチで水着を脱いで全裸で泳ぎだす。それを見送るアーティスト風の男。これから起こるであろう何かをすごく期待させる。
3組の家族がビーチを楽しんでいながらも、違和感を感じる。そして、子供がいきなり大きくなっているという決定的な異変を目の当たりにする。そこからの各自の行動が支離滅裂というか、スリラーとして面白くない。せめて、スパイが潜り込んでいるとか工夫してもらわないと。
時間が進むのがいくら早くても、そんなことあるかい。そんなツッコミを入れてないと退屈でしょうがない。
予告編がピークで、本編は出がらしのお茶を飲んでいる感じ。
シャマランらしい映画?
シャマランらしい映画とも言えるけれど、単なる不思議ストーリーではなく、ちゃんと犯人というか利益目的の悪が存在していた。でも面白かった。
ビーチに、連れてこられた主人公の一家は子供たちは急に成長するし、自分たちも老いていく。病気も悪化し、腫瘍も大きくなって、たまたま居合わせた医師が緊急にるとりだしてくれた。が3人で傷口に手を入れて、感染症は大丈夫?と、変な心配をしてしまった。
今回の旅行から帰ったら離婚をする予定だったのだが、お互いを見つめ直す機会となり、許し合い、老いて死を迎える。と、ホッコリした話もありつつ、結論はビーチに連れてこられた家族は新薬のかいはつのための実験に利用されていたという謎もきちんと解明されていて、観終わった後はスッキリ爽快。監督も特別出演しているというおまけ付き!
なるほど
それなりに楽しめました。
たしかにエリートとされる大人たちの知識や経験は無力で、子供の自由で純粋な発想と行動が解決につながったというあたりは考えさせられますね。
だけど見終わった後もよく分からないこと。
ビーチに行く時も崖の合間を通っていったはずだけど、なんの異変もなく普通にビーチに行けたのはなんで?
強力な磁場はビーチを取り囲む崖によって作られているみたいだけど磁場に入る時はなんともないのかしら。
珊瑚礁のところだけは磁場の影響を避けられるということだね。それを知っていた甥っ子は伯父の悪事を知っていて仲良くなった男の子にこっそりヒントを渡したってことかな。
ポスター、秀逸!
なるほど…
きっしょく悪ーい映画
気色悪い。
見せ方がいや。
でも最後まで引きつけられてしまった。
結局、ジャックニコルソンの映画は。。。
というか、
6歳の子がセックス知ってるのか?
いつセックス した?
やっぱりシャマラン監督のプロットはワクワクする
一生が1日で終わる儚さ…
スリラーだけでは終わらない
奇妙な映画体験といったところでしょうか。ネタバレしそうなので詳しくは書けませんが…。
本作はスリラーでありながらさまざまな要素が絡んでいます。
事前に調べず鑑賞したため、後半部分の予想外の展開にはびっくり仰天!
今作の殆どの時間が、1日で50年の年月が流れるというビーチでの奇妙な出来事が描かれています。ここはまさにサバイバルスリラー。観ている側も不思議な感覚に陥ります。
そこには“親子愛”や“赦し”、様々な老い方や死に方が描かれている。
子どもたちが徐々に大人になっていくキャスティングにも違和感なく、大人たちの老化メイク、その他諸々の特殊メイクもお見事!
あり得ないような話のようで、この地球のどこかにも“奇妙な島”が存在するのかも、、、!?と思わせるような現実と非現実がうまくバランスが取れているところが本作の魅力の一つかも。
物語の最初からたっぷりと伏線が張られているので、できるだけ集中して見るとより楽しいはず!2回目の鑑賞はまた違った楽しみ方がありそう。良作!
面白かった…よね…?
正直予告が一番面白かった
本編を見ると肩透かしを食らうかも
謎は確かに面白いものだったけど作中の登場人物の推理がマジで当たってるのであまり考える必要がなかった。
映画館について監督のメッセージが最初にあるので映画館で見るのがおすすめです。
つまらなくはないけど・・・
それぞれ病人が一人はいる家族が時間の進みがめっちゃ早いビーチに連れてこられて・・・。
身体の変化が起きやすい老人とこども達に真っ先に異常が表れるところはリアルで
老いていく(成長)描写(メイクや演出)も見事だった。
最初に男の子だったトレントは4人の役者が入れ替わり演じており、それぞれ顔つきもよく似ていて
「よくこんなによく似た役者を集められたなぁ」と感心する。
ガイとその奥さんは顔にシワが増える程度だったが、ガリガリ金髪の美女は背中が大きく曲がって目の周りもくぼんでいて、人によって老け方のカタチが違うのも丁寧だ。
おそらくどのように老けていくのかはその人のメンタルによるのだと思う。
金髪美女は自分が老いていく姿に耐えられなかったし娘を失ったショックもあって醜く老けて死んでいった。 対照的にガイとその奥さんはお互いのことを許し合い、こども二人とのつながりもあって穏やかに老けてあまり苦しまずに死んでいった。
理不尽に急速に老いていくところやそれに対する苦しみがメンタル的に怖く感じたが、オチ(ビーチの真相)が弱い気がする。 普通の治験よりもあのビーチを舞台とした治験のほうがはるかにデータを得るスピードが速く、その結果を元にライバル企業よりも速く新薬をつくって儲ける、という流れなのだろうがそれにかかる手間がめんどくさいような・・・複数の家族が同時期に消えるのだからいつか絶対にバレると思う。
あとビーチから脱出した二人はなぜホテルのウェルカムドリンクに薬が入ってるとわかったのだろうか? ホテル側が怪しいと思うのは当然だが『ウェルカムドリンクに薬が入っている=何か仕組まれている』という発想にいたるのは強引だと思う。
ただの『ホテル側の何もかもが怪しいと思っての行動』ということかな?
軽いミステリーホラーとしては楽しめたので良かった。
大人になったら見えるもの、大人になったら見えなくなるもの…その先に見えるもの
『シックスセンス』『サイン』などで注目され、逆にその注目がプレッシャーとなってスランプに陥った時期もあったM・ナイト・シャマランの新作。
実は今作、ネタバレしてほしくないということで、マスコミ試写が行われていないことからも、評論においては非常に困った作品ではあるだけに、ぼんやりとした表現になっていること、ご了承いただきたい。
シャマランが父の日に子供から貰ったグラフィックノベル「サンド・キャッスル」からインスピレーションを受けて、資金が足らない部分は、自分の自己資金を投入して製作された作品である。
シャマランと子供の関係性は映画作りにおいて、大切なものとなっていて、『レディ・イン・ザ・ウォーター』は、子供達に読み聞かせる物語を想像して制作されたほど。
親ばかと言うべきか…
今作においても、親と子の絆というのが、ひとつのキーワードともなっているし、大人になってしまったからそ、見えなくなってしまう、複雑化させてしまうけど、実は純粋さの中に答えがあるという皮肉的な要素も強い。
登場する大人は医者だったり、精神科医、学者、元水泳選手など教養のあるキャラクターが多い。
しかし、時の流れが通常とは違う、謎のビーチにおいては、それぞれの知識や能力は無力でしかない。
年老いていく焦りや現象への戸惑いから、より冷静さは失われていくが、その中で歳をとること、成長することでの身体の変化、心の変化をグラデーションのように描いていて、ファミリードラマの10シーズンが凝縮された内容のようでもあるし、少し『ファンタジーアイランド』や『LOST』の要素も含まれているように思える。
ケン・レオンのキャスティングは『LOST』繋がりだろうか…偶然かな?
シャマランは今までにも、ヒッチコックやスタン・リーのように、自身の作品にサプライズ出演してきたわれだが、今作においては、かなり重要な人物として登場するが、これも子供たちから貰ったプレゼントから制作されたことも影響しているのかもしれない。
シャマランは一時期、ティム・バートンに監督が決定する前に『チャーリーとチョコレート工場』のオファーを受けていたことからも、原作者のロアルド・ダールのテイストを今までにも、作品のスパイスとして使用することもあって、今作は特にラストに、それが感じられた。
というか原作がそうなのかもしれないが…
一生が1日で終わる島
シャマランでたがりw
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