「人の生涯」オールド ちょろぎさんの映画レビュー(感想・評価)
人の生涯
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通常の何倍もの早さで老化が進むビーチに連れてこられたリゾートのお客さんたち。
元々のお年寄りはすぐに寿命がつき、その遺体は骨になり分解される。
子供は青年になり、恋をしてあまりにも短い間ではあるが家族になり、そして中年に。
破局寸前だった夫婦は、危機を乗り越え再構築し、助け合いそして寿命を迎える。
美しいプライベートビーチで、1日で人の生涯がぎゅっと凝縮されてしまう恐ろしさ。
蓋を開ければ身勝手な製薬会社の壮大な治験だったという…
最後は警察の手が入り摘発されたようで良かったけど、いったいどれだけの人が犠牲になったんだろう。
基礎疾患持ちの人をほとんどの人が生きて帰れないビーチに送り込み、基礎疾患のための薬を作る?助けるべき人と死ぬ人の線引きは一体どこなんでしょう…
ところで医師は最初認知症かと思ったら、統合失調症だった。
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