「うーん、惜しい!雰囲気は◎。コスナーもカッコいい!」すべてが変わった日 ちゃっぴーさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん、惜しい!雰囲気は◎。コスナーもカッコいい!
タダごとじゃない、突き抜けた不穏な事件が起こりそうな予告編から、期待値上がってましたー!
土臭くてドロドロしてそうなのに、ケビン・コスナーとダイアン・レインが出演するという、そのギャップがどう生かされてるのか凄く楽しみにしてました。
○まず、コスナー。年取ってもかっこ良さは変わらず。体の線もそんなに崩れていなくて、ガッチリ頼れる男という感じ!→でも行動が(^◇^;) 奥さんの尻に引かれて言われるままに残念な結果に…。元保安官であれば、もう少しやりようがあったのでは?あれじゃ撃沈するのは当たり前かと。
○ダイアンレインも美しさと上品さはそのまま。→暴れ馬を調教する仕事をしているというだけあって、ジャジャ馬感を押し出している。が、上品さが邪魔してる。コスナーを振り回して、最後は悲しい結末にしてしまう行動に共感できないのと、その後のいまいち反省していない感じに違和感。
○謎の一族の圧が凄い。ある意味、善悪対照的なおばあちゃん対決とも言える本作。特に一族牛耳る怖〜いおばあちゃんの存在感が半端ない。→意図的なのか、一族の背景が全く説明されておらず、何故ここまで警察にも顔が効いてるのかわからずモヤモヤ。
○原住民の青年、DV夫婦の描き方が薄く勿体ない。特に義嫁と孫が夫からの暴力を受けて、それを救出するのが目的なのに、その場面は一度だけ。
とはいえ、もし自分の孫が同じような状況下に置かれていたら、どんな行動が取れるのか? このテーマを考えたことが無かったし、他の作品でも観たことがありませんでした。この春、初孫誕生したばかりで、身につまされました。
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