「本当の男らしさとは?アメリカの良心ケヴィン・コスナーが教えてくれる」すべてが変わった日 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
本当の男らしさとは?アメリカの良心ケヴィン・コスナーが教えてくれる
本当の男らしさとは?あるいは性別問わず大黒柱の役割とは --- 自身が業を背負ってでも大切な人を守り生かし続けること。歳を重ねた今回もアメリカの良心を体現するように格好良いケヴィン・コスナーのそれと、自身の手を汚さないヤバすぎブランチ(レスリー・マンヴィル)が対比されているようで、印象的だった。一流のキャストが描く一級のサスペンス/スリラーそしてドラマ。見応え十分で手に汗握るし考えさせられる。
孫を想うダイアン・レイン & 妻を想う元保安官ケヴィン・コスナー = ブラックリッジ家 vs 支配的絶対権力女家長レスリー・マンヴィル & 『ボーダーライン Sicario』シリーズでは頼れるメガネだったジェフリー・ドノヴァン筆頭に忠実かつ邪悪な息子軍団 = ウィボーイ(Weboy→示唆的)家。こいつ等の前では常識や綺麗事、人間らしさや同情を買うなど通用しない!西部劇やアメリカの広大な大地を舞台にした映画を彷彿とさせるような音楽が、保安官も手を出せない田舎のその狂った家族と同じ場所に根付いた価値観や文化、表裏一体的象徴のようだった。
勝手に関連作『トム・アット・ザ・ファーム』
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