「最初のオタク少女が一番良かったと思う。」ビルド・ア・ガール マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
最初のオタク少女が一番良かったと思う。
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音楽をケコナスのは良いが、主人公の設定はロックを知らない事になっていたはずだ。
だから、この子に『ボヘミアン・ラプソディ』をディスられたくないと思った。そして、色々な艱難辛苦乗り越えて、成長したように描いているが、最初のオタク少女が一番良かったと思う。
さて、所謂レビューの辛辣さを批判した内容だと思うが、その後一転して、彼女はまともな所で採用され、立派なコラム書きに成長したと締めくくる。それ以前にいた会社は、音楽を酷評する事を含めて、悪辣非道な事をする集団と描いている。だから、音楽を酷評する者に対する偏見を産んでいると僕は思った。
しかし、その実態は、
音楽に限った事ではなく、一般的にレビュー(若しくは口コミ)は、寧ろ、過大評価な場合が多い。なぜなら、市場経済が潜んでいるからだ。駄目なものを紹介しても、市場を狭めるだけだからだ。パフォーマンスを発信する人の利益が減るし、紹介する雑誌などの販売部数も減る事になる。
だから、パフォーマンスをする人をクライアントと考えて、クライアントに忖度して、過大評価するのが、現実だと思う。
また、賞レースも似た所があり、昨今の映画賞も出来レースが多いと感じる。
僕がこの映画をレビューすれば
『ビルド アンド スクラップ ア ガール』だ。
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