劇場公開日 2022年4月1日

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TITANE チタンのレビュー・感想・評価

全201件中、161~180件目を表示

4.5どう評価するのが難しいけど、何がベストだったのか…。

2022年4月3日
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今年94本目(合計367本目/今月(2022年4月度)4本目)。

ストーリーの大半については他の方も書かれている通りで、それを延々書いても仕方がないのでここではカットします。

一部の方で「変態映画」と書かれている方もいますが、それも理解はしますが、それもちょっと違うかな…という気はします(一応、R15の扱いで、大人の営みだのもかなり出てくる)。ただ、いわゆる「成人映画館」だの、一般の映画館でも去年の「DAUナターシャ」のような「目のやり場がない」映画でもないところです。

むしろ「目のやり場がない」のは、多くの方も書かれている通り、「痛々しい描写」(自傷行為など)が大半を占める点で、ここがかなり人を選ぶかな…という印象です(そして、なんばパークスシネマでは、「うるさい枠」として言われた「ニトラム」もあったりする)。

結局のところ、(ノンフィクションではない)映画なので、作話の範囲ですが、生まれた子供にどこまでの手術ができるか、あるいは、「通常想定しない手術をすることがどうか」という点に全部還元できるような気がします。日本ではおよそ倫理的にできないし、あまり映画でも扱われる分野でもないような気がします。そのため、R15(大半は大人の営みのシーンでひっかかったと思われます)でひっかかったという点はあるにせよ、「新しい切り口での描写」という点は「買う」ことができるので、まぁ多少「痛々しいシーン」はありますが(「うるさい枠」がニトラムなら、「痛々しい枠」はこっち)、分別がつく大人である限り、対抗以上には推せるのではないか…と思えます。

ただ、R15であることもあり、大人の営みのシーン以上に、かなりグロいシーン(ラスト3分、ネタバレ回避。女性特有の性現象)が出ますので、食事など持ち込むときには注意かなと思います(ラスト3分までポテトだのポップコーンだの残っている方も少ないかなと思いますが)。

採点は以下のようにしました。

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(減点0.3) 結局のところ、「痛々しい枠」としてみるか「新しい切り口での挑戦」として見るかが微妙で、前者のように見られるとやはり減点は免れないかなと思います。一方、「新しい切り口での挑戦」として見る場合、その「問題提起」は少ないかないに等しいので、どのように見るのかも難しく、どうにもこうにも採点のしづらい…という部分はあるんじゃないかな…と思います。

ただ、フランス映画らしく、いろいろ「視聴者で考えてね」という部分で色々余韻を残して終わるのも確かで、そこはどうとらえるか難しいところです。
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yukispica

3.5言葉に、出来ない♪

2022年4月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

ぎゃあああああああああ!!!!
予告を見てかなり面白そうだなと思い、今月一番楽しみにしていた本作。個人的には最も信頼できる映画祭であるカンヌ国際映画祭がパルムドールを受賞したということで、これまた期待度アップ。ワクワクで鑑賞したが...。うわぁぁぁあああ!!!!!なにこれぇぇぇぇ、、、怖い、怖すぎるぞ。。。

正当に評価できません。
どうレビューしたらいいか分かりません。
ただこれだけは言いたい。これはクソ映画ではないということ。カンヌ国際映画祭がこの作品にパルムドールをあげたのはあまりにも狂っているが、素晴らしいと思う。なんと言ったらいいのか分からないが、面白い面白くないの物差しで測ることが不可能で、すごいとしか言いようがない作品です。

多くの映画を映画館で見てきましたけど、こんなに怖くて気持ち悪くて頭がおかしい映画は見たことがありません。ってか、これからも見ることないでしょう(この監督の最新作なら有り得るかもだけど笑)。痛い、苦しい、辛い、キモイ、の4コンボ。超ド変態映画。目を覆いたくなるシーン多数。ガチグロかった。とてもじゃないけど人にオススメできるようなものじゃない。

見ている時の苦しさはまるで拷問を受けているようで、一刻も早く抜け出したかった。だが、見てしばらくたった今は違う。視点を変えて考えてみれば、これは究極の愛の物語では無いのではと思うように。共感度ゼロパーセントのストーリーだが、奥底に眠っている主人公と消防士隊長の確かな愛に、私はいつの間にか魅了されていたのかもしれない。愛とは人を狂わせる。それを極端かつ大胆に描いたのがこの作品なのかも。

主人公が何を考えて何を目的として生きていたのか知る由もないが、彼女は徐々に確実に新たな希望へと向かって突き進み、愛するということの意味を知っていった。痛みを伴いながら愛を知る。「万引き家族」「パラサイト半地下の家族」とカンヌが最高賞に選んだ作品の共通点ではなかろうか。と、感じたサプライズです笑

この気持ち悪さと辛さを考慮すれば★2.5は全然おかしくないし、衝撃度と謎の満足感を全面に出すのであれば★4.5でもいい気はする。評価しないことは私にとって許せなかったので、間をとって★3.5ということで。全くもってこの評価に納得がいっていませんけど笑

改めて思う。これにパルムドールをやるなんて、すごい度胸だこと。流石は我らがカンヌ国際映画祭って感じ。一生ついて行きます。正直、アカデミー賞にはもう飽きた。アメリカのも日本のも。ま、こんな狂った映画にオスカーあげるわけないか!笑 オススメは全くしません。痛い苦しい辛いキモイに耐えれる自信がある方のみどうぞ。

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サプライズ

2.5気持ち悪かった

2022年4月3日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

萌える

幼少時に交通事故に遭い、頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシアは、車に対して異常なほどの執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになってしまった。何人も人を殺し行き場を失ったアレクシアは、消防士ヴィンセントと出会った、ヴィンセントは10年前に息子が行方不明となり、現在はひとり孤独に暮らしていた。2人は共同生活を始めるが、アレクシアのお腹はだんだん大きくなってきて・・・てな話。

アレクシア役のアガト・ルセルが全裸で身体を張った演技をしてだのは素晴らしかったが、車とセックスや殺人の目的、意味がさっぱりわからなかった。
ホラーだったのか?
自分で顔を変えるため鼻を折るシーンなど観ていて痛かったし、気持ち悪いシーンが多かった。

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りあの

0.5わからない

2022年4月3日
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あくまでも個人の感想ですが、全くわからない。わかろうとも思わないが感覚もなんもわからない。シアター満員だったがエンドロール始まって席立つ人の多い事。自分も立ちたくなった。吐き気のする映画でした。
個人的に面白エピソードとしては、何席か前で鑑賞していた海外の方が、エンドロール始まった瞬間に頭を振りながら立ち上がって帰った事でした笑

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Chisa

5.0男らしさと女らしさの呪縛を解いていく

2022年4月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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オワキムハンセン

1.5事故る前から車好き?

2022年4月2日
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悲しい

怖い

子供の頃に交通事故で頭にチタンプレートを埋めた車好きw32歳女性ダンサーの話。

キツツキの吾平もびっくりのナイスコントロールに始まって、サイコな流れになっていくのかと思いきや、お漏らし!?
繰り返し黒いのが出て来るからお漏らしじゃないってなんとか気付くけど、オイルってことですかね?

自家発電ハイドロとか更なるぶっ刺しとか、期待したんだけど、変装からの変態マウンティング!ってコメディですか?

なんだかアーティスティック過ぎてついて行けないし、ホラーにもスリラーにも物足りず、なんなら最後はもっとカクカクの子じゃないと…と残念だった。

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Bacchus

4.0車に恋をするだけの話では全くない

2022年4月2日
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車に欲情し車と性行為を行うという衝撃的な設定の映画。
だが、そのとんでも設定を飲み込んでいくと元にその設定を超えていくような展開が次から次へと起こる作品だった。
そして、物語の重心が性から愛へ徐々に切り替わっていく。単に車に恋をするだけの話ではない作品だった。

好き嫌いが大きく分かれる作品であるが、映画館にて混乱しながら鑑賞することができる、日常生活がピリリと引き締まる気がする作品であった。

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モトコ

3.0チタンをトラウマと置き換えれば普通のこと

2022年4月2日
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鑑賞方法:映画館

単純

子供の頃、自分の行儀悪さから交通事故を起こし
頭部にチタンプレートを填めることになった。

チタンは軽くて丈夫で腐敗することはない。

成長する毎に右耳上に術後の大きな傷痕が頭髪も剥げて暴露している。

幼少期にはどれほど指摘されて冷やかされたことか…。

そんなことからか、思春期を超えると奇行に走る様になる。

それは術後痕と頭部のチタンによるものであろう。

ある時から殺人を繰り返し、執拗に右耳穴を鋼鉄の金串髪飾で串刺にしてゆく…。

そんな因果を追いかける様に何故か妊娠をしてしまう。

その子は誰の子、
デッカ車の中でしたセックスなのか、車なのか?

何とか出産を出来たが、その子は…。

トラウマは、大人になっても引き継がれ、子供にも遺伝するのだろうか、…。

とても普通の映画だなぁ

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カールのおっちゃん

3.5エロくてエキセントリックでスリリングでw

2022年4月2日
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動機が解らないけど、そんなの関係無いかもw
衝撃的な発想で主演女優さんのパワフルさに圧巻😅
R15で良いのかなw

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asgy213

5.0アガト・ルセルの圧倒的存在感

2022年4月2日
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理屈を超越し激しく魅了してくる怪作。

初めて観るアガト・ルセルの圧倒的存在感。
彼女のファーストシーンで即虜になりました。

誰の目にもハードルの高い要求を
彼女が全身で体現する姿は凄まじく
心臓が潰されそうになりました。

本作でしか体験することが叶わない
唯一無二の高揚感が確実に存在します。
それは人を選び中には
拒絶する人もいるかもしれません。
しかし刺さる人にはアレクシアの髪留めように
感情の奥まで深く刺さることでしょう。

追伸:
アガト・ルセルの
全裸シーンが多いのですが
雑なボカシが一切ないのも
個人的には良かったです。

タランティーノ監督の
ジャンゴのボカシは酷かった…。
雑なボカシは作品への
感情移入を削がれます。

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トラヴィス

4.0嫌いな作品ではないが応援したくなる作品

2022年4月2日
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前半は短絡的犯罪バイオレンス調で逃亡劇と思いきや後半は熱い親子愛憎劇と言う意外な展開。さらな主人公の異常な体調の変化と盛り沢山。
なかなか読めないストーリーは興味深いが好みは分かれそう。
個人的には好きな作品でこの監督はこのまま突っ走って欲しい。
これからも応援します。

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Yoji

3.5異常な映画 でもテーマは愛 たぶん

2022年4月2日
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異常な映画

でもテーマは愛

たぶん

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jung

3.5すごいものを

2022年4月2日
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見た。
という第一印象。
パルムドール受賞作品。
子供の頃の事故でチタンを体に埋め込まれます。
そこから数奇な運命が…
予想させない展開で飽きなかったです。
監督のアイディアがすごい。
2作目ということで前作も気になりました。
なかなか刺激が強めなので苦手な人はご注意を。

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ビタミン

3.5痛いのは、キツイね。

2022年4月2日
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大阪ぶたまん

3.0これは好みによって評価が分かれる映画だ。

2022年4月2日
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知的

私は残虐行為や暴力場面が苦手で、生理的に拒否反応を起こす。そのシーンでは薄目にして鑑賞した。何とか耐えることができた。

この映画監督は、従来の既成概念や常識を壊してやろうとの意志が感じられる。善悪、性差、老若、肉親愛など意識的に私達の肌を逆立てるような演出をしている。そんな映画や小説もあっていいと思う。小説だと想像することが難しいところでも、映画だと見ればわかる。車とのセックス描写は笑える。

妄想・空想小説を映画にした作品と思えば、楽しむことができるのはないか。個人差があるので、万人向けとは思えないけれど。

物語自体は驚くほどのものではない。結末も見たか読んだような終わり方だった。何故、主人公が殺人鬼となるのか。チタンを頭に入れたからでは納得できないだろう。主人公を行方不明となった息子と思い込む老消防士を殺せないのはなぜか。本当の愛情を消防士から感じたのか。私に理解不能な映画だ。

この映画を「変態映画」だと評するレビューが散見する。分かりやすいけれど誤解を招かないか。変態の許容範囲も、昔に比べれば緩くなっている。最近の映画では、同性愛は当たり前に取り上げられている。車への異常なまでの執着は、私に獣姦嗜好者を連想させた。さすがにこれは私をドン引きさせる。

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いなかびと

3.0チタン

2022年4月2日
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頭に埋め込められた。
衝撃の行動の連発。
アレクシアを妊娠させたのは、誰?
ヴィンセントと出会ってなぜ男のふりしたの?
大きいお腹。出産してもまだお腹大きいのはなぜ?

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かん

3.0主演は頭丸めてるのかな、気合が入ってる。子役の女の子も丸刈りだ。 ...

2022年4月2日
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怖い

寝られる

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パナソニック

3.0ぶっ飛んだ映画だけど・・・

2022年4月2日
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カツベン二郎

3.0炎まみれのキャデラック

2022年4月2日
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笑える

楽しい

興奮

変態度MAXからの刺激的な描写とオチを含めたギャグ感満載な痛々しさは監督の前作『RAW〜少女のめざめ〜』からパワーアップした勢いのままパルム・ドールを獲得した凄み、デヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』程の衝撃には及ばないにしてもカンヌ映画祭のイカれた感覚にアッパレ!!

本作からイメージするジョン・カーペンターの『クリスティーン』は愛車の嫉妬心から芽生える狂気性、クローネンバーグの『クラッシュ』は自動車による衝突事故から性衝動がセクシーかつメタリックに、キャメロン・ディアスが『悪の法則』で車のボンネットから繰り広げる性的な場面、本作はマジでキャデラックとヤッちゃってるように思うしかない、そんな展開が続き混乱が生じながらのビックリ仰天、孕ませてるし!!

ホラー映画にありそうな題材から意味不明な殺人衝動、逃げるために取る手段の痛々しさと無理矢理感、歪んだ愛情と近親相姦を匂わせる雰囲気から産み出される奇形児は"トランスフォーマー"でも誕生する勢い!?

監督の前作同様に責任と負担を強いられるのは哀しき中年男性である、ラストはギャグとして捉えるしかない衝撃と潔さ。

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万年 東一

4.5バルト9 初日の初回10:40 L列の左中央付近に座った貴方へ

2022年4月2日
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シアター6でチタンなんて、空席に十分余裕がある中で、本編開始直前に入ってきて、俺の右隣に着席・・・思わずマジかよと声に出してしまったわけだが。。

大人しくしてるならまだしも、こいつは落ち着かない輩だとすぐに判った俺は、
同じ列の左側に座る2人組まで席に余裕があることを確認したうえで、1つ左に席を移させてもらいました。

特徴的な貴方の容姿を書くのは控えるが、言われてるのが自分のことだと分かるよね?

鼻はジュルジュルしてるし、何度もマスクを外しては、持ち込んだ飲み物を音を立てながらゴクゴク飲んで、プハァーみたいな。要所要所でケラケラ笑うし。
このパンデミック下、貴方のやってることは非常識もいいところ。

ここにコメントしてきなさい。
直接会って教えてあげるから。

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hiro