「【”抜かれるのなら、度肝だよね!”物凄くエロティックで、物凄く痛そうなシーン多数。冒頭からラストまで、”私は一体何を観ているのだろうか・・”と思いながら一気に引き込まれたアドレナリン大放出作品。】」TITANE チタン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”抜かれるのなら、度肝だよね!”物凄くエロティックで、物凄く痛そうなシーン多数。冒頭からラストまで、”私は一体何を観ているのだろうか・・”と思いながら一気に引き込まれたアドレナリン大放出作品。】
ー ”監督が「RAW ~少女の目覚め」の人だからなあ・・、”と思いながら、劇場へ。
で、1時間50分後に、余りの奇想天外な内容と衝撃映像の数々に、ヘロヘロになってしまった作品である。あー疲れた・・。-
◆感想<Caution! 内容に思いっきり触れています。>
ー 冒頭の幼きアレクシア(アガト・ルセル)のヤンチャな行動で、走行していた車は道路癖に激突。で、頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれ・・。ー
・新車のモデルショーでアレクシアが、物凄くエロティックな踊りを新車の上で踊るシーン。
ー ”そんなことはやらないよ!普通・・。”だが、車に執着する彼女の異常行動が始まって・・。-
・”鋭く長い髪留めの使い方が、間違っています!”と思わず脳内で叫んでしまった、あれだけはやられたくない物凄く痛そうなシーンから、物語は急上昇。
ノンストップエロティック&痛そうなシーンがてんこ盛り・・。
・攻撃性を抑えきれないアレクシアは、次々と犯罪を繰り返し、逃亡の為、自らの鼻を折り(もう、痛そうだから止めて!)行方不明になった息子を長年探し続ける、消防士バンサン(バンサン・ランドン)の家に息子に成りすまして共同生活を始めるが・・。
ー このお父さんも、可なり変な人物で、尻に注射してから激しい運動を繰り返したり、どこかおかしい・・。-
・途中から、アレクシア腹部が異様に膨れ上がり、黒い液体が・・。
ー あれは、何?ガソリン??。車とあんなことをしたから?
モウ、ナニガナンダカワカリマセン。
けれども、この奇想天外な展開にドンドンドンドン魅入られていく、私。-
<冒頭から、ラストまで何が何だか分からないが、物凄い吸引力でスクリーンに引き込まれた作品。鑑賞後、非常に疲弊したけれども、面白かったなあ。正に、アドレナリン大放出作品である。
暫く、この奇想天外な映画の各シーンは、脳内を駆けずり回るだろうなあ・・。>
<2022年6月4日 刈谷日劇にて鑑賞>