「車に恋をするだけの話では全くない」TITANE チタン モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
車に恋をするだけの話では全くない
車に欲情し車と性行為を行うという衝撃的な設定の映画。
だが、そのとんでも設定を飲み込んでいくと元にその設定を超えていくような展開が次から次へと起こる作品だった。
そして、物語の重心が性から愛へ徐々に切り替わっていく。単に車に恋をするだけの話ではない作品だった。
好き嫌いが大きく分かれる作品であるが、映画館にて混乱しながら鑑賞することができる、日常生活がピリリと引き締まる気がする作品であった。
コメントする