「トランプ政権」レッド・ロケット kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
トランプ政権
Amazon Prime Videoで配信終了になる直前に視聴しました。なぜか終了するとほぼ同時にトランプ氏が第47代大統領に就任。テキサスと言えばドナルド・トランプの大票田でもあり、映画の中でも2016年を描き、トランプ氏の演説や対抗馬である民主党のヒラリー・クリントンのテレビ演説も流れてくる。
白人の貧困層。『フロリダ・プロジェクト』も貧富の差を感じさせる作品だったが、この元ポルノスター作品でもそれは揺るがない。前作と同じくA24が制作しているけど、さすがに内容が猥雑なためかアカデミー賞には届かなかったのかもしれません。ただし、政治的なメッセージは全く感じられないものの、トランプの訴えている戦略を後押しするかのような内容だと感じ取ってしまいました。
そうやって考えると、白人、ユダヤ人、黒人という図式も浮かんでくるし、人種抜きに考えても職業や上下関係が興味深く描かれていたと思う。隣人のロニーは善意の第三者のような描かれ方をするものの、マイキーのような生き方に憧れているような青年。ひょっとすると、ロニーを主人公に添えてみても面白いのかも・・・
コメントする