「銃なんて消えてしまえ!えーいっ、ニフラム!」ニトラム NITRAM kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
銃なんて消えてしまえ!えーいっ、ニフラム!
銃乱射事件を扱った映画としては『エレファント』(2003)や同事件をドキュメンタリーにしたムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002)、そしてノルウェーでの事件を扱った『ウトヤ島、7月22日』(2018)が記憶に残ってる。それぞれの映画は描き方が全く違い、今作『ニトラム』では人を撃つシーンが全く無いという特徴がある。
銃規制のテーマは重いのに、どうしてこうも銃は無くならないのだろう?という問いかけもラストのテロップによって考えさせられることになった。規制されても銃は無くならないのか・・・と。
銃規制反対派の中には使う側の問題だとか主張する人もいるし、身を守るために必要だと意見する人もいるのだろう。しかし、今作のように明らかに内面の病気のある人間はどうなっちゃうの?難しいテーマですね。
火遊びからの火傷にしてもマーティンは痛みすら克服してるようだし、人の痛みを感じるようにならなきゃダメですよ!あー、それにしても50歳の金持ちおばさんとお近づきになりたい・・・
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