「ポートアーサー事件」ニトラム NITRAM ゆいさんの映画レビュー(感想・評価)
ポートアーサー事件
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1996年オーストラリアのタスマニア島ポートアーサーで起きた銃乱射事件の犯人が主人公
この事件のことについて知らなかった。
死者35人、負傷者15人出したそう。
この映画では二トラム(ニト≒シラミ)と呼ばれ虐められてきたマーティンが、如何にして大虐殺を起こしたのかを説明するように周りとの交流を描いている。
実際の動機は不明らしい。
だから何がマーティンの事件のきっかけになったのかは定かではない。この映画では原因になり得そうなことが淡々と描かれている。
例えば冷たい両親、憧れのサーファーとの距離感、親より年上の女性との交流、その死などなど。
無免許でもライフルは買えるということにも驚いた。
この時間をきっかけにオーストラリアでは銃規制が厳しくなったらしいが今も普通に所持している人が多いらしい。
去年オーストラリア行ったが、そんな気配全くなかった、、。先にこの映画見てたらちょっと意識してしまっていたかも。
また、肝心の事件についてはほとんど描かれておらず銃の音だけ出終わった。
だからそこ目的の人には合わないと思う。
この映画は鬱になるって評判聞いてから見たから、そこまでだった。特に起伏もなくずっと暗いのが続く。
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