劇場公開日 2022年4月22日

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「なかなかに評価は難しい…」パリ13区 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なかなかに評価は難しい…

2022年4月24日
PCから投稿

今年117本目(合計391本目/今月(2022年4月度)27本目)。

※ 「劇場版free 後編」もみましたが、こちらにレビュー需要はないと思うので飛ばします。

 まず他の方も書いている通り「13区」の「13」の意味は最低限調べていないと本当に???になります(ただ、普通にネットに落ちている範囲です)。
まぁR18というカテゴリなので大半というか6割以上は「大人の営み」なのですが、こちらはモノクロということと、明確な「無理やり」ではないので、そこまで「目のやり場がない」(どうにも目のやり場がない「DAUナターシャ」とは本質的に違う)。

 一方で「13区」というのは多民族・人種の区とは呼ばれます。映画内で登場する人物を見ればそれは明らかですね。ただその説明はなく、6割近くは大人の営みがどうだのこうだのという話になる上、映画ってだいたい、物語中盤くらいに何か大きな出来事ができてそれを解決するために立ち上がるというようなものが多いですが、この映画ではそれはなし(まったくないわけではないですが、アクションものでもドラえもんでもないですし…)。

趣旨自体は理解はできるし、R18だから見られる人も限定はされると思うけど「13区」の「13」の意味を正しく理解していないと、描写はそれでもR18といっても俗にいう「成人映画館」の類とも違うレベルで抑えられていますが、DAUナターシャほどに「目のやり場がない」とは言えないとしても「????」という点は避けられないかな、と思います。

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 (減点0.8) この「大人の営み」というのは6割くらい占めるのですが、普通だったら自然の「なれいき」でそうなるとか、何とかあると思うのですが、所かまわず(といっても、さすがに場所は選んでますが…)行為を始めるし、その「理由」、換言すれば「大人同士の営み」にも理由はあって、すなわちそれは、実際に子供が欲しいというものが頂点で、結婚した夫婦の愛や、不倫での愛だの色々、そういうものはあるのですが、それらが大半登場しない一方、突然政治思想か何かを話すシーンもあったり(ただ、ここは明確には聞き取れず)、話が飛び飛びです。

 せめて「13区」の「13区」の意味すらわからないと、本当にどうしようもないです。
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yukispica