フラッグ・デイ 父を想う日のレビュー・感想・評価
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今年最後の映画。サイコーだった。自分の家族を彷彿とさせるところも...
今年最後の映画。サイコーだった。自分の家族を彷彿とさせるところもあったからかもしれない。この役は確かにショーン・ペンのものだったし、娘のダイアンも素晴らしかった。映像と編集も良かったけれど、これだけ複雑な感情を描けるのは、この親子でしかなかったと思う。日本社会はクソだから、この世界はなかなかわからないかも。
まあ家族の事ですから
186本目。
確か今年の1本目が池袋。
最後も池袋。
まあ、たまたまだけど。
父親からしてみれば、娘の前ではと父性なのかと思うし、所々に父を思う、父との思い出と特別な存在なのも分かるけど、観てる方にしてみれば、自分勝手、本当に家族思いかと言う疑問が拭えない。
まあ、家族の事だから本人の中ではねとしか思えない。
秀作にはならなかった
ショーン・ペンの監督出演作品で、実の娘までも登場している作品。
こう言う映画って、いい映画と言わなくてはいけない感があるけど、正直、いい映画なりそうな雰囲気はふんだんにありましたが、正直、何とも・・・・心に響きそうな内容なんだけどね・・・・
私的には、ショーン・ペンのファンでもないので、見たまま書かせて貰うと、正直、本作品は監督をしなかった方が良かったかな・・・・特別演技力が光ると言うモノでもなかったし・・・誰か他の人に任せて自分は演技に集中していれば良かったのかもしれないね・・・・
駄目な父親と駄目な母親、そしてその家族の関係のよくある話なんだけど・・・
お話は違うけど、どう言う訳か「パリ、テキサス」を思い出してしまったかな・・・
秀作を作ろうと力が入り過ぎた感じの映画で、見ているこちらは何にも心に響かなかったな・・・・
見終わって、何とも惜しいと思うしかない・・・サントラはセンスが良かったと思うけどね。
内容の実話&おいおい本当の娘との作品って…⁉︎
兎に角,実話という事だけでも話のネタになる処なのに、実娘と映画作品にしちゃった事で,更に輪を掛けて衝撃的な作品に為っちゃって居ますよーと言わんばかりモノに為ってる。
勝手に思う現実的な処は,本来の家庭内では不仲とは言わないが、劇中とは全く違うんであろう⁈
内容自体は至ってシンプルだが、血が繋がった2人と聞かされると,コレまた違った作品に思えて来るのは私だけかも知れないが…。
個人的にショーン・ペンは格好良く好むが、いかんせん彼主演の作品は難しいモノが多い様に感ぜられる。
例えばだが“21グラム”とか,“ミルク“とか,“博士と狂人”とか…
私には難しい主旨の作品が多い様に思われる…
※まっ,ソコが面白いから好きなのかもしれない…。
娘の深い愛に涙…
失敗続きの自称・企業家で、ろくでなしの父を幼い頃から見て育った娘。それでも幼い頃に父と過ごした場所や記憶は断片的かつ、色濃く残っている。
父との思い出は消えることはない…。
そして、どうしようもない父親だけど、弱さやダメな部分を見てしまうと突き放す事ができない。
娘は父の弱さも包み込み愛していた。
もうどっちが親なのかわかんないね…。
娘の深い愛に目の奥が熱くなりました。
リアル親子が親子役で演じているからこそ、よりリアリティーがあった。
ジャーナリストの実話を基にしたとのこと、どこまでが実話なのか分からないけど、ラストはなかなか衝撃的だし、娘にとっては相当なトラウマになりそう。
幼少期の回想部分の淡い色合いの映像が良かった。
イマイチ
ジェニファーは、母の再婚相手に性的虐待を受けかけ、家を出て実父のところに行ったが、その父は銀行強盗をして刑務所に入ってしまった。ジェニファーはジャーナリズムを勉強するためミネソタ大学に入り、無事卒業し、ジャーナリストになったが、刑務所を出て印刷会社を経営してた父は偽札を作っていた。そして・・・という実話を基にした話。
実話ベースなんだろうけど、イマイチ入り込めなかった。
一つ一つのことが浅すぎる。父を想う日という題についても、そんなに思ってたかな?という印象。
弟は父の事をどう思ってたんだろう、というのも気になった。
父よあなたは・・・
きっとお父さんは嘘をついても、それが真実だと思いこんでしまう病なのでしょうね。
本人に罪の意識はなくとも、巻き込まれる周囲は溜まったものじゃない、ましてや肉親だったら最終的には憎しみの感情しか抱かなくなるでしょうね。
そういう意味では奥さんの行動は真っ当だろう(ただし、酒に走るのは子供のためにやめてほしいけれど)。
父と娘の関係って、不思議な糸で繋がれているのだろうか?切っても切れない。我が身を省みてもなんとなくそんな気がする。
実話ベースだからしょうがないのかもしれないが、後味の悪いドラマ、だけどどうすれば良いのかわからない悲しい話だった。
プールに潜り呼吸を我慢するシーンがやけに印象的でした。
Flag Birthday🇺🇸
予告編のイメージから『贋札事件』がメインなのかと思っていましたが、部分的だったのが意外でした笑😂
フィルムカメラの映像は味があって良かったです!
車のシーンや景色と一緒に音楽が流れるのが好きでした。
金銭面で無計画だったり、犯罪に手を染めてしまう父親ですが、娘が自分にとって大切な存在であり、離れていても気に掛けてあげている描写が良かったです。
家族のために普通の仕事が出来れば、もっと平和な人生を歩めたのかなと思ってしまいました。
親子共演とな。
父親が偽札製造の犯人だったジャーナリストである主人公の父との思い出と辛い青春期を描いた話。
小さい時は何も知らない子供にとってはたまに家に帰ってきて精一杯楽しいことをしてくれる英雄のように見えた父親だったけど、その実態はホラ吹きまくって未来を長いスパンで考えられないその場しのぎで生きることしか出来ない一人の男だった。
主人公にとって幼い頃の父との記憶が良いものがほとんどなのは圧倒的に過ごした時間が少ないからだと思った。叔父さんとか友達の親って見ててこういう人が自分の親なら良いのにって思うことない?(私は常に思ってたよ)それと同じで、よそ行きの顔が暴かれない程度にしか結局は関わり合っていなかったから。それなのに父親のとこ出ていかれてお母さんも可哀想よ。
そしてフラッグデーというのもまたアメリカ国旗だからより切ない感じがする。アメリカ国旗のイメージって「偉大」「英雄」「勝利」のような完全にプラスの開かれたイメージが強い。まさに"great Ameria"な訳だけど、それを祝う日が自分も祝われる日(誕生日)なのに自分は偉大な英雄じゃないことが、よりお父ちゃんのコンプレックスを強めてるんだろうなぁ。
その反面、このお父ちゃん、日本国旗は似合いません?(笑)アメリカ国旗がすごく笑顔で掲げられるとしたら、日本国旗は背筋が2,3倍ピシッとなって真面目な顔になるイメージ。それもどこかに「哀愁」みたいな印象を日の丸には感じるからなぁ。元々軍事国家の時は太陽の光がキラキラしてたのにそれを奪われて、シュンッとしてる感じ。
ごちゃごちゃ言って何が言いたかったかというと、自由の国とはいえ敗者にとっては居心地の悪い国なのかなぁという感想です。まぁこの自己管理能力の低さは精神科に見てもらう必要あるレベルだったのかなとも思うね。
主人公の父への複雑な気持ちは、自分も父と娘の関係について永遠に探究してるからこういう映画を絶対見に行っちゃうとこもあるので、ちょっと共感した。
まさかの自伝作品だった。
血のつながった家族だから犯罪者だったり酷い仕打ちをされても愛情は変わらないと言うことなのか。自立の仕方がアメリカらしいと言えばそれまでだけどこの状況で真っ当に成長するのは大変だよなー、と。運命を変えられなかった父親が哀しい。
ノスタルジア溢れる映像がエモい
偽札を刷る話がテーマになってるのでクライムドラマかと思って観たら、クライムっぽさはかなり少なめ。
その代わりに、主人公の幼少期の思い出を振り返る映像や語りが多めで、予想以上に懐古的な映画でした。
基本的には静かな映画で落ち着いてみられるんですが、ショーン・ペン演じるダメな父親といるときは何処と無くハラハラさせられる空気感があって、そのコントラストが心地よい映画でした。
総じて、普通にいい作品。
娘視点なので不明瞭なのは仕方ないが
2022年劇場鑑賞298本目。
名優ショーン・ペン初監督作にして実の娘を主演に迎え実話をもとに親子を演じるという色々てんこ盛りな作品。
とはいえ父親が偽札を作って警察から逃げたという冒頭から始まってあんまり感情移入できなそうだなというところからスタート。実の娘はあんまり美人じゃないけど子役はかわいかったですね。まぁすぐヤク中の大人になっちゃうんですが。
これ娘が書いた原作なので、父親が何をしていたかというところは娘が見たか聞いたことしか映像で出てこないんですね。しかしあくまでほとんど父の話なのでどうしてもとびとびになっている上に、新人監督のやりがちな時系列を行ったり来たりして今いつの時代か分からなくなることもしばしばありました。
なんか美談ぽくなっていましたがどうなんですかね。娘が近づくと毎回ちゃんと受け入れるけどいつの間にか離れていくというめんどくさい話でした。
やんちゃ親父の成れの果てだな。
ショーンペン監督主演。娘、息子さんも共演。嘘とかっこづけの半生。子供達には、憧れの親父だった。
娘さんもなんとか頑張ったが、仕方ないね。
ショーンペン監督作品は、プレッジやイントゥーザワイルドが好きだなあ。ショーンペンの不良の魅力はありましたな。
ピンとこねぇ
ピンとこねぇ〜…
「またしても」碌でもねぇ父親に振り回されて人生が台無しになる話… 最近のアメリカ映画には多いよね〜。
「大人になりきれない男を演じさせたら」ショーン・ペンを超える人はいないのかもしれないけど、そんなん観たいかね〜?
『有害な男らしさ』同様に『有害なアメリカンドリーム症候群』みたいなものが確かにアメリカにはあって、この父親のようにそれに取り憑かれてて気付かないことも多いんだろうな。
ハリウッドが大好きなアメリカンドリームものとは鏡像関係になるわけだけど、実話ベースだけにそこから先に行く訳でもなく、どうしろっちゅうねん…?
寄り過ぎ、ソフトフォーカス過ぎなディレクションも意味不明。残念でした…
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