「娘視点なので不明瞭なのは仕方ないが」フラッグ・デイ 父を想う日 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
娘視点なので不明瞭なのは仕方ないが
2022年劇場鑑賞298本目。
名優ショーン・ペン初監督作にして実の娘を主演に迎え実話をもとに親子を演じるという色々てんこ盛りな作品。
とはいえ父親が偽札を作って警察から逃げたという冒頭から始まってあんまり感情移入できなそうだなというところからスタート。実の娘はあんまり美人じゃないけど子役はかわいかったですね。まぁすぐヤク中の大人になっちゃうんですが。
これ娘が書いた原作なので、父親が何をしていたかというところは娘が見たか聞いたことしか映像で出てこないんですね。しかしあくまでほとんど父の話なのでどうしてもとびとびになっている上に、新人監督のやりがちな時系列を行ったり来たりして今いつの時代か分からなくなることもしばしばありました。
なんか美談ぽくなっていましたがどうなんですかね。娘が近づくと毎回ちゃんと受け入れるけどいつの間にか離れていくというめんどくさい話でした。
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