ストーリー・オブ・マイ・ワイフのレビュー・感想・評価
全44件中、21~40件目を表示
夫婦間の痴話喧嘩に3時間もつき合わせるとは!
まさかのコロナ検査で、陽性判定。十日間も自宅待機で映画館での鑑賞ができなくなるとは。
幸いにもどうしても観たい映画がなくて、救われた。「ワンダ」が上映終了となってしまい、心残りだ。もう、日本で上映はないだろう。DVD化も難しそうだ。
待機が終わったので、映画館に出掛けた。朝日新聞夕刊の映画評を読んで、観る気になった。いつものことながら、持ち上げ過ぎである。妻が浮気をしているかもしれないと疑う夫の物語に、3時間近くもつき合わせる映画監督に呆れた。
主演の女優さんは魅力的だったが、こんな凡作に出演しても、名誉にならないよの言いたい。
映画では珍しくブルックナーの交響曲が使われて、ちょっと驚いた。夫婦のセックス場面に流れて、効果的だった。4番は久しく聴いていなかった。
はい、レアセドゥーファンです。
船長さん何歳の設定なんだろう
映画で髭がすごかったから50くらいいってるのかと思ってて、それで若い女性を選ぶから、
大丈夫〜?年を考えて…って目線から入っちゃった笑
で俳優さんの実年齢見たら思ったより若くて!あれ!おじさんの演技すごい上手!ってなった笑 貫禄がすごかった…!
男性目線でしか描かれないから、所々わからないシーンがあって、なんで女性はこんなことしたのか?とか、解釈しきれてないけど
愛があったとしてもすれ違うことがあるから、関係の維持ってむずいなあと、しみじみ思った
7つの教訓?みたいな、ストーリー仕立てもなかなかよかった
長いから見疲れはしたけど、見てよかった
意外に面白い
話が長く、目でみて解りやすいものでは無いが、心理戦みたいな男と女のせめぎ合いが面白い。
寝るかなと思いきや、どうしてどうして…気が付けば…7章までアッという間でした。
恐らく、一目惚れしたのはリジーも同様だと思う。夫を手で転がして弄ぶように嬲っているようで、実は夫の愛を試してる、確認してるのてば無いかと思いました。ラストあたりの旅行もついたら向こうに仲間がいて、いつものように騒いでるだけのような気がします。それが真面目な故に嫉妬と猜疑心に舵をとられ…
リジーはなんだかんだで結構嫉妬深い。遊べと言ってる割にボドボドにとネクタイ締めながら会話するシーンは浮気したら絞め殺すって脅しているように感じました。遊んでるアバズレ女を演じてる貞淑な妻だったのでは?
ヤコブが語る「妻リジーの物語」
ばら積み貨物船のベテラン船長ヤコブ(ジェイコブ/ジャック)。食後の胃痛を料理長に相談すると「そりゃ、船乗りの職業病だ。結婚しなさい」とアドバイスを受け、まさかの展開で求婚した女性リジーとまさかの意気投合。交際数分で結婚を決めてしまいます。そんなヤコブがリジーを語る「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」がこの映画の物語なのですが、、、
章立てに展開するこの物語は、ヤコブの目を通して見る妻リジーを「愛おしい妻」、「美しい妻」、「社交的な妻」、「天真爛漫な妻」、、と途中、途中に航海による一定期間の留守を挟みながら、妻に感じるもの、求めるもの、知らないこと、そして嫉妬や不安と、実は何も解っていない「マイ・ワイフ」に対する幻想こそがこの物語の肝であって、そしてオチとなる部分です。
船長として信頼と尊敬を受ける立場にあり、社会的な部分で「自尊心」があるからこそ、ある「疑い」について過剰に反応し、らしくない言動をとってしまうヤコブ。それもこれもリジーへの想いが彼を惑わせるわけですが、正直、同じ男性としては「解らなくもない」と同情もしちゃいます。ま、現代では真っ先に「如何なものか」と批判を受けて然るべきものですけど。。
169分と長めの映画で、さらには古典的な内容であり、作る人によっては100分以下にもなりそうな作品ですが、ヤコブ目線のリジーへの想いが滲み出るような「焦れる展開」はレア・セドゥだからこそ「画がもって」且つ「目が離せない」力があります。
で、結局、何が言いたいの?
出逢った瞬間に結婚を決めた夫婦の物語だが、そんな二人がうまく行くはずがないだろうと思って観ていると、果たしてそのとおりになる。
終始、夫の視点で語られるため、妻が、どんな人間で、何を考えているのかが分からず、その分、夫の疑心暗鬼に共感できるのだが、どこか釈然としないものも残る。最後に、妻の、あっと驚くような正体が明らかになるのかもと期待したが、それもない。
物語自体は、決してつまらない訳でなく、退屈もしないのだが、じっくりと時間をかけて描いている割には、分かりにくかったり、疑問に感じるところが多すぎる。
始めから現実離れした物語なので、何かの寓話なのかとも思ったが、確かに、川に落ちた夫を助けた医者の台詞や、最後の夫のモノローグには、人生訓のようなものが示唆されているものの、まったく府に落ちるところがないし、納得もできなかった。
もしかしたら、「船乗りは、まともな結婚ができない」ということを言いたかったのだろうか?
景色が綺麗だった
男の嫉妬怖いですね。
7年後の章が見応えありました。
子供が居たら、ちがってたのに。。。
子供は、かすがいといいますからね!
始めの10分遅れて見れなかったので
結婚したいきさつがあとから
知りました。
何のための結婚???
1920年、マルタ島のカフェで、船長のヤコブは友人に「店に最初に入ってきた女性と結婚する」といい、リジーという美しい女性に初対面にも関わらず結婚を申し込んだ。リジーは承諾し、その週末、野球拳のようなポーカーをしてヤコブとリジーは新婚初夜を迎えた。数ヶ月に1度しか会えないのだが、最初は幸せだったヤコブとリジーだったが、リジーの友人デダンが現れ、ヤコブは2人の仲を疑って嫉妬するようになり・・・てな話。
レア・セドゥーを美しいと思えば持つのだろうが、そう思えないと、169分はさすがに長い。
オランダ人、フランス人、ドイツ人が母国語でない英語で演技してるが、(ハンガリー語も有ったのかも)さすがヨーロッパ、2ヶ国語、3ヶ国語を話せるのは珍しくもないのだろう。
マルタ島は当時イギリス領だったのかな?
最後はそうなる?ってちょっと予想外。
結婚って何だろうね?
めっちゃ美人ふたりに愛されたヤコブ、うらやましい!
レア・セドゥーさん、美しいです。
ヤコブの歌声、よかったです。
夫婦の関係がよく描かれていました。
最初に入ってきた人にプロポーズって、レア・セドゥーさんだから最高ですね!
レア・セドゥー
脚本が冗長で下手くそなんだけど、撮影の美しさをはじめカンヌのコンペに残るだけのクオリティーはある。レア・セドゥーの魅力が独特で、この人を使いたい監督は多いだろうなと思う。自分だたったらアベンジャーズのスカーレット・ヨハンソンの立ち位置で、サノスに回し蹴りを食らわすレア・セドゥーが見たい。
思ったより良かった
まずはレアセドゥがとても小悪魔的でまた、自分の好みで良かったです。
またヤコブの気持ちがとても理解できて、最後に彼女の喪失感がなんとも言えず心に残りました。
とても印象的な照明、場所、テーマで少し長かったのは否めないけど、観に行って良かった映画でした
小説を原作とした文学的な作品。美しい映像で織り成す秀作。
169分という長さを感じさせない。
映像は美しく、ストーリーは文学的な時を刻み、そして、ゆっくりと進んでいく。
カフェで知り合ったヤコブとリジーの関係は謎めいていて、まるで綱渡りのように揺れ動く。
幸せに暮らしていたヤコブとリジーだったが、デダンという男が現れ、ヤコブはリジーとデダンの関係を疑い始める。
最後のリジーの死については、曖昧に終わらず、ある程度ははっきりと描いて欲しかった。
文学好きの人にはおすすめです!
ぜひ、劇場で鑑賞してください!
NO TIME TO LOVE
海や街並みのカットが美しく、美術館で自分が好きな作品を静かに鑑賞しているような気分になれる映画でした
╰(*´︶`*)╯
俳優の方の演技も素晴らしかったです!
リジーとヤコブの恋愛での理想の違いや価値観のすれ違いがよく描かれていると思いました。
付き合ってからお互い慣れてくることで、大切な相手なのに接し方が変わってしまい心が離れてしまう表現も切なかったです…
鑑賞後も余韻が残り、個人的に好きな作品でした!
目線を誰におくかで…
男性目線で投稿します。
最初は配偶者の虜になって、配偶者の行動一つ一つに疑心暗鬼となり、船長としての仕事も手につかず、陸に上がって配偶者を拘束するけど…。
配偶者は仕事もせず、旦那にお金👛をせびる毎日。旦那も最初は…。しかし、若い女性に興味をひかれ…。
ま、ここまでは良くあるパターン。こんな配偶者になぜと思う僕は…😣
最終的に海に戻るけど、勉強になりました‼️
まどろっこしくて、分かりずらい。
レア・セドゥー主演作で楽しみにしてたけど、期待ハズレ…
まどろっこしくて、分かりずらい。
何が言いたいのか、何を描きたいのか、何を観せられてるのか、分からなくなってきて、
困惑したまま最後へ…
最後で、また困惑…
観賞後、みなさんのレビューを読んで、やっと分かりました…
なんか、まどろっこしいな…
そうゆう映画ですよね…
169分と長すぎるし、眠くなった。
僕はダメでした(笑)
残念(笑)
長い長いストーリーでした
互いに素直になれない、
平凡に幸福になれない男女の行末は悲劇である。
普通の家庭を築けない船乗りとプライド高いパリ女のバトル。
正に丘に上がった河童と
船に乗らないパリジャンがマウントを取り合うのだからカッコ良く粋なのに上手くいかない繰り返しで互いに消耗してしまう。
それにしても冗長を楽しむ50歳以上の大人のための映画だったなぁ
圧巻は、あのコンチネンタルタンゴだろうか?セクシーなダンスだった。
忙しい人は鑑賞しないようにご注意下さい。
濃厚で数奇な物語
レア・セドゥの魅力とリジーの謎でぐいぐい物語にひきずりこまれる。リジーは、奔放に見せかけているだけなのか、裏切りに満ちた妻なのか、まったく判別がつかない。普段は、小悪魔的な笑顔だが、ときおり見せる真剣な表情の中に愛があるのではないかと信じたくなる。自分は、どちらかといえばヤコブに近い人種なので、リジーに翻弄される気持ちが痛いほどわかる。
店に最初にやってきた女性と結婚するなんて、戯れ言にもほどがあるけれども、レア・セドゥだったら、一か八かやって見たくなる。マルタ島のカフェという開放的な舞台装置もあって、二人は勢いのまま。
勢いで結婚したリジーとヤコブの物語で169分をどうやって繋いでいくんだろうと思っていたら、なかなかどうして、いろんな要素が楽しめる。パリの社交界での恋の鞘当て、リジーとヤコブが出会うきっかけを作った裏稼業のコードー氏の浮き沈み、自称作家で資産家一族のデダンの意外な人脈、海上でのアクシデント、港湾都市ハンブルグでのあっと驚く展開などなど。
運命とは何なのか、愛とは何なのかをたっぷりと味わって、考えさせられる。とても濃厚で数奇な物語でございました。
全44件中、21~40件目を表示