劇場公開日 2022年4月1日

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アネットのレビュー・感想・評価

全121件中、41~60件目を表示

3.5サルの神様

2022年4月26日
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鑑賞方法:映画館

 バンド経験のある人ならばオープニングにドキドキするはず。特にエレキギターにケーブル差し込んだ時のノイズとか、アナログなエフェクター群、懐かしくてしょうがない♪まぁ、ここだけは息を止めて観ていても苦にならないかも・・・

 プロットそのものは単純構造でしたけど、アネットが賞賛され、ステージで歌いまくるところはアル・パチーノ主演の映画『シモーヌ』(2002)を思い出しました。話は全然違うんだけど、人々の熱狂ぶりが似ていたような・・・もしくは初音ミクのステージとか。

 結局のところ、スパークスの音楽が好きかどうかで評価が決まってしまいそうな映画でした。いきなりの#Me Too映像や日本人俳優(特に古舘寛治)の登場に驚いたりしたし、マリオン・コティヤールの大胆な演技など、面白いところはあった。ただ、ちょっと眠気が・・・

 毒舌スタンダップ・コメディアンのヘンリー・マクヘンリー。観客も一体となって文句を言ったり、ヤジを飛ばしたりで、こんな芸風もあるんですね。好きじゃないけど。そんなアダム・ドライバーの怖さも発揮されたし、高身長のせいで後ろ姿がブルー・ザ・ブロディに見えたよ・・・

 フランス語は全然知らないけど、アネットという名前が小さいアンとかって意味なのかな。まぁ、ヘンリー・マクヘンリーというのも変わった名前。ヘンリー家の息子ってところだろうか。

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kossy

2.5変わったミュージカル

2022年4月26日
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難しい

寝られる

コメディアンのヘンリーとオペラ歌手のアンの2人の間に生まれたアネットに関するダークな話
ロンとラッセルのスパークスが音楽を担当してて、そこは良かったが、ストーリーとしてはどうかと思うような話。
あまり良さがわからず眠くなった。
アネット役のデビン・マクドウェルは可愛かった。

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りあの

3.5斬新❗️アネットの

2022年4月26日
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楽しい

知的

寝られる

人形!ずっとこれで行くのかと思っていたら、ラスト辺りでリアル人間になっていた。そのことは何を表すのか?考えるだけでもこの映画は価値アリ。

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印刷局員

3.5映像体験が面白い

2022年4月24日
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鑑賞方法:映画館

つくりが独特で面白いね。オープニングの長回し観てて楽しい。

アダム・ドライバーのステージのシーンで、めちゃくちゃ笑いをとってるってことになってるけど、あれ、面白いかな。

そこからも映像は面白くて、観ていられるんだけど、話は単調だったな。
でも映像体験楽しいから良かったよ。
古舘さんと水原希子も出てたね。

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Scott

3.5愛なんてどこにもない

2022年4月24日
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しろくま

4.0カラックス作品としては物足りない

2022年4月24日
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嗚呼、レオス・カラックス様💙

2010年台のベストの一本となる『ホーリー・モーターズ』から9年ぶりに拝見した今作。残念ながら大傑作ではありませんでした。
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ダーク・ファンタジー・ミュージカルとでも言うのか。アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールは流石の存在感だし、スパークスの音楽も👍なのだが、カラックスの作品としては物足りない。圧倒的でない。

何か悔しいなぁ。

大きな期待を抱きつつ次作を待ちます。

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エロくそチキン

4.5カラックスの集大成

2022年4月24日
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前代未聞のロックオペラとミュージカルの融合を見事な演出で映像化したレオス・カラックスに脱帽。

子供の人形を使っているあたりも、これは寓話だというカラックスからの戦線布告のようで、しかも人形でなければ成立しなかった、カラックスにしか描けない世界だと確信。

これはホーリーモーターズから続くカラックスの集大成であり、ただのミュージカル映画の枠におさまらない新ジャンル映画を確立させたと言って良いのではないだろうか。

アダム・ドライバーの演技は他の作品に劣らず素晴らしく、彼の凄みを堪能できる。

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フラ

4.5We love each other so much.....

2022年4月24日
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ぷにゃぷにゃ

3.0ちょっと失礼

2022年4月24日
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またぞう

3.0異常な熱量だけど

2022年4月21日
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あのレオス・カラックスの新作、ミュージカルでAドライバーとMコティヤールが共演?もはや事件でしょと観たら。あの子供役の件とかさぁやっぱ大御所は周りが止めないと。まさかのスパークスが音楽提供でしかも、オープニングに出てくるしびっくり。80年代後半から90年代前半は、間違いなく神様扱いの監督だったもんなぁ。ポンヌフの恋人から30年、映画とは共感を得る為の物じゃなく、違和感、事件なんやと久々に嬉しかった。

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sanojapan

2.5掛かり気味

2022年4月19日
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ブレミン

4.0酔っ払いって怖いよね。

2022年4月19日
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悲しい

怖い

幸せ

スタンダップ・コメディアンのヘンリーとオペラ歌手のアンが結婚して子供を生んで徐々に変わっていくミュージカル。

スタンダップ・コメディが日本には馴染みのない文化もあって、ヘンリー、なんかこの人怖い・変だなと思ってたらちゃんとその感覚合ってて安心した。足くすぐるイチャイチャとかアダム・ドライバー身体でかいし、変なおどけ方で怖いのよ。

そしてヘンリーの暴力性がついに全面に出るシーンも、酔っ払って制御の効かない大男の怖さ。この"際どい男"を演じるの『最後の決闘裁判』に続き、上手いなぁアダム・ドライバー。

このポスターのシーン、見る前は男女が普通に踊ってるかと思いきや、よく見たらちゃんとアンが引っ張られてるように見える。男性の暴力がいかに傍から見て隠されているのかわかるし、劇中でもヘンリーって殴る蹴るのあからさまな暴力は振るわないけど何故かすごく暴力的に見えるのよな。

あと、ヘンリーが落ち目になってきて妻を殺したジョークを披露して観客にキレられるシーン、めっちゃウィル・スミスの件思い出した(笑)こういうブラックジョークって扱う人の感覚と受け取る側の感覚の擦り合わせみたいなもので、それが少しズレるとすぐアウトになる。ここにも一種の"際どさ"みたいなのがリンクしてるように感じた。

最初のショーで、銃で撃たれる演出ほぼ誰も笑ってないけど1人だけ笑ってる人がいて、これがスタンダップ・コメディの本質なんだろうな。そのジョークで笑える人も笑えない人もいて、そのジャッジはその場の雰囲気が決めている。あまりにもクリーンすぎるコメディしか見てない日本人には難しい文化だ。

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せつこん

3.5「アネット」というギミック

2022年4月19日
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ミュージカル映画ということぐらいしか知らずに鑑賞しましたが、まぁアバンからカッコいいのなんのって。第74回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映されたとのことですが、まさにオープニングにうってつけの作品だと思います。
プロットは全般古典的な内容ですが、アダム演じるヘンリーのあふれ出る「不穏さ」と、マリオン演じるアンのどこか「儚げ」な感じ。そして、二人の愛の結晶である「アネット」のギミックがシュールで最後まで目が離せません。
観ているとあるシーンで福島リラさんと古舘寛治さんが出演。また別のシーンでは水原希子さん(出来れば彼女のソロも聴きたかった!)。他にも山川真里果さんと日本人キャストが4名も。そう言えば、カラックス監督は以前、日本との合作オムニバス映画『TOKYO!』の第2部『メルド』で監督していますが、あれはかなり変わった映画でした。
ヘンリーに時折「第四の壁」である鑑賞者(我々)を意識させつつも、全く対照的な「存在感」のアネットを微妙な表情だけで我々を理解させる不思議なバランスが絶妙で、どこかクセになる一本です。

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TWDera

3.5ストーリーを見るのか、演劇作品として見るのか…

2022年4月19日
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ストーリー的に言えば、自己顕示欲の強い男はDVに走りがちだから嫌い!
要注意って言ったじゃんって感じ。
映画作品全体として言えば、どこまでも演劇で寓話的な新しいミュージカル。
エンドロールの映像が、これがみんなで作り上げたものであることを物語っている。
監督は「ポンヌフの恋人」「汚れた血」の人か…
どちらの作品も素晴らしかったけど、なんか嫌な感じが残った記憶がある。
なんとなく納得。

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キブン

5.0『スパークス・ブラザーズ』とニコイチで鑑賞したい、安易な感情移入を拒否するどこまでもキテレツで絶望的に切ないミュージカル

2022年4月18日
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かなりキテレツな物語。スタンダップコメディアンのヘンリーとオペラ歌手のアンの燃え上がるような恋物語かと思いきや、二人の間に娘アネットが生まれてから生活は一変。ヘンリーの人気は急下降、優雅な生活に翳りが見え始めたかと思えば物語は坂道を転がり落ちていく。観客の感情移入を拒否するかのように高らかに歌い上げられる物語も異様ですが、アネットの姿が全く可愛くないパペットで表現されているのも異様。劇中歌には周囲の雑音も一緒に取り込んだライブ録音のようで、何もかもが奇妙で不細工で赤裸々。所々でひょっこり現れるロンとラッセルの飄々としたユーモラスな佇まいも相俟ってまさにスパークスの楽曲が映像化された世界は『スパークス・ブラザーズ』を観ていなければついて行けないくらい唯我独尊で、それは物語を一人で引っ掻き回すヘンリーを演じるアダム・ドライバーの怪演と見事にシンクロしています。ヘンリーが振りかざす一方的な父性に黙々と応えるアネットの健気さは昨日観たばかりの『ハッチング -孵化-』の主人公のそれと重なって見えましたが、父親像が完全に対照的であるところに全く異質の狂気を見ました。

全くもって万人向けの作品ではありませんが、娘を持つ父親であれば終幕の切なさに激しく胸を掻きむしられること請け合いの堂々たる異色作です。

ちなみに日本からは水原希子と古舘寛治が出演。特に水原希子の役回りがタイムリーすぎてビックリすると思います。

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よね

3.0私は歳を取りすぎたか

2022年4月18日
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難しい

10代の時に「ポンヌフの恋人」に出会い、私を映画好きにした張本人。レオス・カラックス。

カメラは相変わらず美しく詩的な感じはしたのですが、何というか、レオスの作品を鑑賞した後の何とも言えない感傷を本作では感じられませんでした。無垢な凶暴さが、無かったなあ。

私が歳を取りすぎて、あの若い時に感じた感傷を感じられなくなってしまったのか?もう一度鑑賞したら、感じられますかね?本心としては、手放しで絶賛したいです。

レオス大好きっ子だった私と同じ感じ方をした方は、いらっしゃいますか?

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ミカ

2.5商業的に作る事の大事さを学ぶ

2022年4月18日
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アダム・ドライバー、マリオン・コティヤールでミュージカルやりました。←ココがずっと引っ張られていて、近所で「スパークス」を上映しているので飛び込み鑑賞。演者と要所要所は良かったが刺さらなかった。ヘンリーがどうにも日本で言うとこのバーター系芸人みたいだったからかな。コメディアンの凄みみたいのは始めから感じることが出来なかった。
二人の演者と産婦人科医は最高でした。でも「わかる奴がわかれば良い」感じはどーにも。それが好きな人がいて棲み分けみたいなもんであるのはわかるんですけどね。やっぱ、「始めて出会った貴方を楽しませる事」は大事な気がします。アダム・ドライバーで言えば「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」が好きな自分が言うのも何なんですが(苦笑)。
アネットの演出も好きだっただけに、「惜しいなぁ」が溢れてしまう鑑賞になりました。両者のグズグズな夜とかあれば良い意味で胸糞になれたかな?でも蛇足かな?なんてね。

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lynx09b

4.0手からこぼれ落ち、それから色々考えてもねぇ

2022年4月18日
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今週見たい作品があまり無く、予告編だけのイメージで鑑賞しに行きましたが、悪くはなかった。
アネットが人形である点やミュージカル敬遠しがちな方には受け入れられない部分も多いのかもしれませんが、独特の世界観で最後まで見飽きることはありませんでした。
ただ、アダム・ドライバー扮する主人公の人間性には疑問が。
自分で蒔いた種の部分が多々ありながらその悲劇に後から嘆いてもね、自分の周りにはいてほしくないタイプですね。
とはいえアダム・ドライバー、「ヤング・アダルト・ニューヨーク」「スター・ウォーズ」「ハウスオブグッチ」、そして本作品、どんな役にも違和感なくハマるのは流石!マリオン・コティヤールの美しさも良かったです。
話は変わり、今ちょうどスパークスの映画も上映中ですが、アネットを見て俄然興味が湧いてきたので鑑賞してみようかなって気にさせられました。

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ニコラス

4.0主役二人が好き

2022年4月17日
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なので見に行った。ミュージカル、最初と最後とお芝居の感じははまる。

彼の暴力性、壊れた感じは根があるものだ。
彼女のせいではない。

音楽、良かった。スパークスの映画も見たくなった。

最後、アネットのセリフすごい!

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Momoko

3.0常にレオス・カラックス自身の映画

2022年4月17日
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屠殺100%