劇場公開日 2021年6月25日

  • 予告編を見る

ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)のレビュー・感想・評価

全45件中、1~20件目を表示

4.5リメイク版を見てみるとこのアオリジナル版の凄さはより一層引き立つ事になる。

2025年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

幸せ

カワイイ

どっちを先に見るべきかは悩ましいところだが、オリジナル(中国版)⇒リメイク版(韓国版)の順が両方の良さが際立つ見方であろう。兎に角主役のチョウ・ドンユィの存在感が凄い。泣いてよし、笑ってヨシ、怒ってよし・・これほどパーフェクトの女優は初めてかもしれない。シナリオも演出も設定も主役のチョウ以外の俳優陣も凄くしっかりしており、実際の尺より倍くらいの長さに感じた。それはつまらないからではない。密度の高い一分一秒たりとも無駄にしない編集の妙である。これ以上でもこれ以下でもあってはいけない。重層構造のシナリオも一見複雑の様だが、全てが予定調和に収斂されている。見事な監督の力量を感じた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mark108hello

5.0「少年の君」の監督のデビュー作、というだけで観たはずが、ブッ飛んだ。

2025年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

ドキドキ

周冬雨はそこいらの女優が
百人まとめてかかっても敵わない。
と、自分では勝手にそう思っている。
「少年の君」の陳念まで含めると
千人でもいい勝負かも。
「サンザシ」はまだ観てません。
あらゆる意味でコワくてなかなか手を出せません。

という事で、この映画の事を
考えるとどうしても「少年の君」と
セットになってしまいます。
でもコレ単体でも、
「スゴイスゴイマジスゴイ」とが
「マジ泣いた号泣した」とかしか出ないです。
デレク・ツァン、2本しか観てないですが
平均点300点あげたいくらいです。
(三体やるそうじゃないですか!
 まるっきり予想つかんわ!
 周冬雨ナシなのが想像つかんて!

で、「七月と安生」のハナシ
感情的ツボもビンビン何箇所もあるし
そういうところを突かれるとホントに
パニくってかバグってか「スゴいビックリした」
という感想になってない感想しか言えない。
叙述トリック(で合ってるかな?)で翻弄されたし。
舌を巻いたとはこの事か!
という経験をさせて頂きました。

自分のあまりの文章力の無さに
ビックリして、幸せを感じた。

エリック・ツァンって自分的には
この世のカッコイイオトコ( あの世も含めだな )
かなり上位にいたんだけど、こんな息子育ててたなんて
ベスト10入り確実となりました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
equinox

3.5女心

2025年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

女同士の友情が一人の男性の存在によりもろく崩れたり、ケンカしたり仲直りしたり嫉妬したり支えあったり、目まぐるしい女心や狡さ繊細さが深かった。
優等生で保守的な七月と自由奔放勝手気ままな安生の対比も面白い。
対照的な二人の間で揺れる男も煮え切らないしずるいなぁと、名前忘れたけど

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ゆうき

3.5ジミヘン?

2025年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

驚く

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 11件)
kossy

4.0これは良い百合

2025年3月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

中国で許されるのかどうか知らないが、これは大変良い百合、尊い、と思いながら鑑賞した。中国もやればできるじゃん、と。
終わり方も良かったンだけど、なんか既視感…からのエンドロールで判る、あ〜岩井俊二インスパイアものを見せられていたのか〜と気付く。なんか悔しい。
韓国のリメイク版もあるみたいだけど(これから観る)、ぜひここはひとつ岩井俊二監督にリメイク作って欲しい。
二人のキャストが気になる…蒼井優と鈴木杏、だと花とアリスだし古い。最近の役者だと誰がいいかな〜なんて妄想してると楽しい。髙石あかりと伊澤彩織だとベイビーわるきゅーれだしなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あらP★

4.0主演の2人が素晴らしい

2025年1月14日
Androidアプリから投稿

泣ける

楽しい

色々あった上で最後二人の運命が入れ替わるみたいな終わり方が好き
どっちで生きてもいいんだって
中国語の響きが苦手だったけどこれは全く気にならなかった

コメントする (0件)
共感した! 0件)
凸子

3.0二人分の人生を

2025年1月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本当に27歳で世を去った親友。
複雑に絡み合う友情と女心。
それでも離れなかった二人。
これからは七月の分も、
二人分の人生を幸せに送ってほしい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
上みちる

3.5自由に生かす

2024年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
sironabe

4.5「魂でつながる二人」

2024年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

 110分の上映時間が濃密で映画に引き込まれる自分がいた。13歳から親友となった七月と安生の27歳までの物語が描写される。二人の間にちょっとした溝ができる、それは七月が好きになった家明の存在だ。いつのまにか安生の三角関係になる手前で安生は、一人旅にでる。
 自由に奔放に生きる安生、地元に残り優等生タイプの七月。二人は文通で連絡をかかさない。しかし、やはり家明が原因で二人は別れる。そしてあることをきっかけに二人はまた一緒になる。この二人の心の揺らぎが繊細に描写され二人の運命を感じる。
 この映画の最大のポイントは、安生が小説を書いていることだ。それも七月名で。映像に映っているものは。現実世界のことなのか安生が書いている小説世界のことなのか、判別がつかなくなる。まさに現実世界と小説世界が交差されながら描写され、観ていて心地よい想像力の喚起をうながしてくれる。まるで息が詰まるほどに。
 親友二人の14年におよぶ物語は、安生役のチョウ・ドンユイ、七月役のマー・スーチュン、家明役のトビー・リーの役柄にぴったりとフィットしている演技、それを引き出したデレク・ツァン監督の演出の見事さ、そしてスタッフ・キャストの総合力がいかんなく発揮された魅力的な映画であった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
かな

4.5複雑な女心と友情

2024年11月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

女性ならではの複雑な心境が描かれていた。本音と建前、駆け引き、本性隠して去る。気持ちは分かる部分もあるが、難しい。彼はそんな2人に振り回されたように思えるが、彼にも本音と建前があったように思える。とても複雑な人間模様だった。
最後ビックリだったのは、彼女の死。あのストーリーは親友が描いたものだったんだね。とても悲しい結末でした。

余談、この手の面白い脚本は中国映画の上手さです。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ノブ様

4.0作品はよかったけど、後味はよくない。

2024年10月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

エンドロールで岩井俊二監督への感謝があったけど、なるほど、世界観が似てたなと見終わってから感じる。90〜00年頃のあのアンニュイな青春。

同じ男性を好きになった親友同士の七月と安生の青春を描いたドラマで、描き方が美しい。恋人ができることで変わる友情関係性は万国共通なのか、なんか共感できるし、若さゆえの寂しさや強がりもわかる。

女性を描いた作品だが、それにしても、蘇家明のダメさ加減に心が落ち着かない。

真面目に生きてきた七月の結末が切なく、でも現実もきっとこうなんだよなと思うと、なかなか後味はあまりよくなく、ズシンと重い。

主演女優の2名の演技が素晴らしく、またキャスティングもよい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Raita Maipen

4.0改めて素敵な作品

2024年5月20日
PCから投稿

採点4.2
ユーチエとアンション、二人の数奇な友情の物語。
リメイク版を最近観たので、今一度鑑賞してみました。
これが実に素晴らしい青春映画です。
デレク・ツァンの単独監督デビュー作でもあるんですね。
全篇を通し絵がものすごくきれいで、色々なシーンに目が奪われるようでした。
何といっても三人で祈祷に行った時の帰り。
自転車の故障から別々に帰るシーンがやはり素晴らしい。
二人を置いていく安生、それを追い抜いて置いていく七月達。
ここで小さくて深い溝ができるのが視覚で分かる、すごいシーンでした。
また後半では逆転していく二人の生き方にもリンクしており、本当見事な仕込みです。
脚本も見事でラストまで駆け抜けるような面白さ。
チョウ・ドンユィとマー・スーチュンの二人も本当に素晴らしいですね。
改めて素敵な作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
白波

4.0すごく面白かった

2024年4月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2時間弱の映画だけど内容が濃くて、良い意味でもっと長い作品に思えた。
色々と想像してないことが多くて、意表を突かれたけど、わかりやすかったのも良かった。
2人のヒロインが本当に何年もかけて撮影したのかと思えるくらい、時とともに見た目が大人になっていくのも驚いた。
また少し経ってから見返したい。
評価:4.2

コメントする (0件)
共感した! 0件)
bigsuke

4.5タイトルなし

2024年3月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

韓国語のとはかなり違う。でも、愛おしい作品。
男が書く作品と女が書く作品がこんなに違うのかと思う。韓国のリメイクは全く違う作品に。韓国のリメイクのほうがずっといい、この作品は古いのだ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Emiri

4.0いいものです

2024年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

嫌いじゃないけど難しかった
二人はソウルメイト
二人は親友
二人は友達

心の奥底の本音よりももっと底
生まれる前からと言っていい
ソウルメイトってそうなのかと思ってた

ソウルメイトかと知れない、と言われたことがあります
それまでその言葉を知りませんでした
ただ、特別な思いはあったのです
懐かしいような当たり前のような会話は自然に進み黙っていても気にならない
何処にでも行けるし何処までも行ける
会わなくても連絡がなくても安心できる
そんな感覚
その人1人しか経験がないです
家族でも幼馴染みでもない
でも赤の他人とはどうしても思えない
そんな気持ち
来世があるなら多分会うんだろうな
そう思えるのです

だからこの映画をどうしても観てみたかった
暖かい春の日差しのような日々を思い出すために観たかったのです

コメントする (0件)
共感した! 1件)
カルヴェロ

4.0リメイクを観てオリジナル版があると知って鑑賞。 比較して見る面白み...

2024年2月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

リメイクを観てオリジナル版があると知って鑑賞。
比較して見る面白みがあった。こちらの方が言葉で明確に示されていて分かりやすい。「太陽と月」ではなく「影を踏む」とあることで正反対であること以上に離れられない関係ということがより強く感じられたし、「隠れ家」ではなく「家」に招くことで安生が過去の家庭環境への憎悪を払拭しようとしていることが伝わった。

大切だから嫉妬するし、想いすぎて話せない。
感情は複雑なものだなと。

題材、冒頭の文字、図書館のカメラワーク、雪の中空を仰ぐショット、岩井監督みあると思ったらクレジットに岩井監督の名前あって納得。リメイクの試写のトークショーでもアジア圏への岩井さんの影響は強いとのお話があったがまさに。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
hannnamovie

4.0影踏み

2024年2月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

幸せ

仲良い二人は
…太陽と月…光と影…S極とN極
相反するものこれらが引かれあう
そんな感じがした
お互いが持ち得ないものに
…惹かれあう
離れられない強さ

恋人をめぐり
陽の彼女は結婚相手にピッタリだけど
陰の友は闇のような危うさがあって
出会った時から惹き込まれて
三角関係の様。
ふたりの関係も壊れ掛けたが…

姉妹のような家族のようなふたり
お互いが影のような存在で
…心の拠りどころ
彼女は
…自由を求めて
彼と別れて選択した人生
短い彼女の人生だったけど
楽しめたと思いたい
ふたりで一つの人生の様にも感じた

コメントする (0件)
共感した! 3件)
しろくろぱんだ

4.5ふたりはひとり/ふたりでひとり

2024年1月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

《ソウルメイト 七月と安生》
リメイク公開前に再見。女性はこうあるべきという社会に対して対照的な2人は近づき離れて行く。誰もがこの二人を持っているのだろうと思う。現実と小説との間に浮かび上がる"事実"は苦しく愛おしい。全て語らないし語るべきではないことを皆心に秘め生きていく。大傑作!チョウ・ドンユィさんは文句なし圧巻だったが、七月役のマー・スーチュンさんってシャドウプレイのヌオちゃんだったと気づいてびっくり!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
つっちぃ

5.0必見の傑作!

2023年7月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

心が揺さぶられる映画。
「少年の君」に圧倒され、同じ監督、同じ女優のこの作品を見たが、凄かった。
ツボにはまった。

チョウ・ドンユイ(周冬雨)の演技が凄い。監督のデレク・ツァン(曾國祥) の演出も凄い。
語彙力不足で「凄い」としか言えないけど、繰り返し見たくなる映画。

傑作。
多くの人に見てほしい!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
hato

4.5【“貴女を愛したのは、私だけ。そして自分の影を踏んでくれる人。”女性2人の愛と憎しみをはらんだ半生を一人の男性を絡めて描いた青春映画。チョウ・ドンユィさんの魅力が弾ける作品でもある。】

2023年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 9件)
NOBU