「【体験型ムービー/コロナ禍、夏休み、まだ付き合って浅いカップルでどうぞ】」元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【体験型ムービー/コロナ禍、夏休み、まだ付き合って浅いカップルでどうぞ】
この「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件」という邦題タイトルは、映画を観た後、逆説だと思った。
きっと、
「元カレと再び接近するにはツイラクもイイかもしれない件」
と本当は言いたいはずだ。
この作品は、コロナ禍で、なかなか出かけることができない、まだ付き合って浅いカップルが、夏休みに行って更に接近するための映画だと思う。
映画を観た後、突っ込みどころで盛り上がり、その後....なのだ。
(以下ネタバレ)
「サラってさ、何?何をしたいわけ?ああいうオンナっているよね!出来る感じ装って他人に迷惑かけるタイプ」
「演出上、そうしてるんじゃない?」
「えっ!(反論されて、更に突っ込む)オトコの人って、ああいうタイプ好きだよね!?美人だし、スタイル良いし...」
「そんなことないよ。自分勝手な感じは好かれないよ(と言って、彼女に”好き”だという視線を送る)」
(中略(飛行機に乗り遅れるとか、飛行機が予想外にボロすぎるとか、普段からおっさん、健康に気をつけろとか、突っ込む))
「それに、飛行機の外でなんか作業するなんてありえないし、サラなんて命綱つけないしさ!」
「あれさ、ジャクソンを助けるために、ロープ切っちゃったからじゃない?」
「なる。それにしても、ラム酒、一番先に外に放り出すよね。フレディなんて踏んづけられて外に出されちゃうし」
「まあね...。それに、島って、あれ最初から砂州って分かってたよね」
「そうそう。どんどん潮位があがって、溺れることになるっていう予定調和だよね(笑)」
「それにさ、腕から血が流れてる下を、サメ、泳いでたじゃん」
「そうーーー!次は、サメかーーーーって思った!」
「でも、船が来て助かっちゃうって、なにーーー!?みたいな(笑)」
「でも、僕は、船来るのは予想してたよ。飛行機からものを捨てる時、船のそばに落ちてたじゃん。ああ、この船に助けられるんだって思った」
「もう、なにを見せられてるんだかって感じ(笑)!でも、海に行きたいねーー」
「そうだね、南の海ね。いいね、南の海」
「沖縄とか、宮古島とか、石垣島とか、あと、海外も良いよね。国内より安いかもしれないし」
「うん、ハワイとか」
「まあ、近場で、グアムとかサイパンでも良いし....」
「コロナ明けたこと考えて、今度計画しよっか」
「うん、しようしよう。楽しみ楽しみ!」
そして...、
「今日、どうする....?」
「...」
こんな感じだ。
まあ、あたらずと雖も遠からずだ。
映画のレビューでひたすら突っ込みどころをリストアップしている人をよく見かけるが、突っ込みどころはこうして使うものだと僕は思う。
こういう機会は逃さないように、若いカップルはぜひ!!
おはようございます!
くどいようですが、私だったら絶対に避けます。火のない所に煙は立ちませんが、私には各所に”落ち火”があるので・・。
ワンコさんは、私よりも相当多数の”落ち火”じゃなくって、熾火(いつでも、再燃加!)があると拝察しますが。
朝からスイマセン。
度々・・。
今作、お若いカップルでも、関係性によっては破綻に繋がる気がします。
私が、若かった頃であれば、現在の家人とはこの映画は観に行きません・・。何故なら・・(以下、省略・・)では、又。