ノイズのレビュー・感想・評価
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若干、やり過ぎ感はあるけど・・☆
離島を舞台に、島の復興を担うと言われている青年とその幼なじみ達の生活に
突然「ノイズ」のように現れる犯罪者を、ある意味では正当防衛で殺害してしまったこと
から起きる人間模様。
そのサイコパスの犯罪者演じる渡辺大知が素晴らしい。
仕草の一つ一つ不気味な感じがして見入ってしまう。
松山ケンイチと藤原竜也はいつも通りの安定感ある演技で、個人的には藤原が
自分の抱いていたイメージよりずっと良かった。
夢を叶えて島の駐在所勤務の警官になった神木隆之介が真面目で切なさが
漂う雰囲気を醸し出し、三人三様の人柄が際立っている。
でも、この映画で一番印象に残ったのは、離島という閉じられた世界の他者を
全く受け入れずに自分達だけ守るという恐ろしいくらいの意識だった。
コロナ禍で、マスクとか店舗の営業時間とかで、自分こそ絶対正義と言わん
ばかりのコメントなどを目にした時と同じように、殺人そのものよりも
その圧力ともいうものに恐怖を感じずにはいられなかった。
後半途中から、本当のノイズ(犯人)がわかりかけるが、全編中弛みなく楽しめた
ミステリーだった。
追加だが、柄本明と余貴美子の「大御所ぶり」はさすが!
刑事の長瀬正敏も久しぶりに見れて、良いなぁ・・。
島の結末は?
最後のシーンちょっと意味不明ですが、最近のサスペンス映画よりは比較的に物語の主題と背景がはっきりしていて面白い。原作の漫画にちょっと興味が湧いてきました。
いい点
いきなり始まった異常な出来事、次々と予想がつかない展開、基本雰囲気作りだけのため無駄なシーンがなく、伏線も全部回収しています。タイトルの「ノイズ」は観てからとても意味深いと分かります。最後までどんな結末を向かうか想像できないため、途中からつまらなくなることはないです。
悪い点
テンポが全体的に遅い。無言のシーンとか顔アップだけで何分もずっと続ける。
予想がつかない展開と真逆に意外性がないエンディング。どんでん返しの結末がなく、結局全部の中心にある島の未来について何も説明がなかった。色々無駄な犠牲になった気分。某人物について、事件と全く無関係の回想シーンを出る時点でもうあれだなと分かった。
最後の終わり、もっと予想外の出来事、そして主役だけではなく島の人々についてその後の描写もありましたら更に面白い作品になると思います。
愛知の無花果〜✿
う〜〜〜〜〜〜ん、映画というよりは二時間ドラマ??
デスノートの二人がこーゆー関係性で!?と勝手にちょっと違和感を感じてしまった……
渡辺大知氏の演技にゾワゾワ止まらなかった😱
地元愛知県はイチジクの名産地💕
(黒いちじくは知らんけど💦)
みなさま、是非お召し上がりください〜🍀
イチジクが食べたくなりました。
ノイズのロケ地巡りMAPというのを目にし、愛知県での撮影だったので映画を見てみました。
豪華キャストでみんな演技が上手かったです。
ストーリーが、見終わった後スッキリしない感じが残りますね。
農作業をする黒木華さん。完全防備だけれど、可愛さが出ていました。
主演の3人を観れただけで大満足です。
内容はともかく、藤原竜也と松ケンと神木くんが同じ映画で観れたのが良かった。
田舎の景色もよかった。
最初と最後の娘さんのアイスクリームの話は
なんの下りだったのかが謎でした。
映画を観るまで原作を観るのを我慢してましたが、映画を観てやっぱり原作を読もうと心に決めました。
島はどうなるんだ。
最後にもう一波乱あるかと思ったんですが。
松山ケンイチの一人勝ちなの?中学時代のシーンはその伏線だったのか。
ラストシーンはちょっと込み上げるものがあり。永瀬正敏ほとんど感情出さすなんか不気味感。
さて島の今後は?5億円は駄目かなあ。
登場人物の背景を描ききれていないのでは?
+ キャスト豪華で演技力魅せられた
- 最盛シーンで感情移入できず(未だに理解できてない)
- 後追いで原作読んで理解した部分あり。登場人物の背景を描ききれてないのでは?
サスペンス?ミステリー?
評価が低いのでどうしょうかと思いましたが、好きな俳優さんが沢山出てるので、ダメ元?という気持ちで見ました。
エンドロールで漫画原作と知る。なるほど、原作と比べるとダメなやつなんですね。原作知らないので分かりませんが。
サスペンスとしてとても良いストーリーです。
番宣は最悪。
「予想もしない結末」を意識しながら見てしまいました。そうなると、こういうことか、と、途中で気がついてしまった。出来れば予想もしない結末になれば良かった。
「予想もしない結末」って言われると、予想出来てしまうジレンマ。
ただ、「最悪」の結末にテンポよく進んでいきます。俳優陣もさすがです。
特に松山ケンイチは最高にかっこいいし、最高に、、です。
普通に見れば、犯人が分かっているサスペンスですが、その予想とは違う結末に驚くと思います。
ただ、、分かりにくいところともあるので、スッキリ終わらないのが気持ちが悪い。
でも評判ほど悪くない映画でした。
人身事故を起こしても、逃げずに通報しようと思いました。
色々ツッコミどころが多いお話でした。
一番不思議だったのは、純がずっと島にいて、加奈に想いを寄せ続けているところ。
さっさと島を出て、同じ年ごろの色々な女性と知り合えばいいのになーと思いました。
純に限らず、狭い社会に生きるしんどさ=選択肢の少なさをこの映画からは感じました。
この作品の島の閉塞的な雰囲気は、今の日本のそれに通じます。
何かを選択するときに、自分の気持ちより、周囲の思惑を優先して、結局自分の首を絞めちゃうところとか、本末転倒です。
怖くて絶対行きたくない道が、正解なんですよね。
ただ、私は好きな役者、藤原竜也さん、松山ケンイチさん、神木隆之介さんを同じ作品で観ることができて、ただ嬉しかったです。
ストーリーは残念でしたが、3人の存在感で星3つです♬
嫌なピタゴラスイッチ
2022年劇場鑑賞34本目。
ちょっと欲張って誤魔化したばかりにどんどん取り返しのつかない事になっていく話。隠し通すのかバレるのか?と思っていたら永瀬正敏が刑事で出てきて、こりゃもう絶対バレるわと思いましたね。どうなるかは劇場にて。
最後ちょっとモヤッたので少し減らしましたが終始楽しめました。
#09 元々崩壊していた世界
こうゆう映画にありがちな、一見平和そうに見えて実は最初から壊れている世界。
確かに平和なコミュニティによそが来ちゃいけないけど、そのよそ者はほぼ地域の人に影響をおよぼしていないのに、地域の信頼関係がどんどん崩れ落ちていく。
最初は大きな枠の中で、最終的には1人の人間の心の中で日常が崩れはじめる。
田舎って嫌だわ〜って、この映画を観た人は思うかも。だけど刑事的にケチがついた場所はもっと嫌だから。
それなりにおもしろかったけど…
予告で、殺人事件隠蔽の話であること、その首謀者を藤原竜也さん、松山ケンイチさん、神木隆之介くんが演じるということを知り、公開を楽しみにしていた本作。期待以上とは言いませんが、それなりにおもしろかったです。
ストーリーは、過疎に悩む猪狩島で、島の活性化の期待がかかる、イチジク農家の泉圭太が、娘を連れ去ったと思われる怪しい男を誤って殺してしまい、居合わせた幼なじみの田辺と守屋の三人でそれを隠蔽しようとするが、警察の捜査によりしだいに追い詰められていくというもの。過疎に悩む島という設定が、三人の青年だけでなく、他の島民をも巻き込む舞台装置として、よく機能していたと思います。(ちなみに、わが地元愛知県に猪狩島という島はありません。島の形からすると篠島ではないかと思います。)
この手の作品は、犯罪者側目線で描かれ、事件隠蔽のためにさらなる犯罪と裏工作を重ねる中で、観客も警察に追われる恐怖や緊迫感を味わいながら、悲劇的な結末を見届けるのが王道パターンだと思います。本作もその口ですが、ここに巧妙に仕掛けられたどんでん返しを加えたところがおもしろかったです。とはいえ、匂わせの強い伏線のおかげで、終盤に差し掛かる前あたりで気づけてしまうのは、いささかもったいなかったです。
タイトルの「ノイズ」は、島民にとっての殺人犯・小御坂だけでなく、町長部下にとっての町長、泉加奈にとっての島の閉塞感、守屋真一郎にとっての周囲の期待感、そして田辺純にとっての…と、実に多くのものを含んでいたのではないかと思います。そういう意味ではなかなかおもしろいタイトルで、自分にとってのノイズは何だろうと考えてしまいました。
主演の藤原竜也さんは、いつもの熱の入りすぎた演技は抑え気味にして、犯した罪と重ねる嘘に苛まれる姿が印象的でした。松山ケンイチさんは、その傍らで圭太に寄り添いつつも秘めた思いをもつ純をこれまた好演。そして神木隆之介くんは、この二人の幼なじみでもあり警官でもある守屋を絶妙なバランスで演じています。小御坂役の渡辺大知さんも、序盤で即退場となるものの、ヤバい犯罪者としてインパクト大。畠山役の永瀬正敏さんも、鋭い眼光の昭和風デカがハマっていました。他にも、余貴美子さん、柄本明さん、黒木華さん、伊藤歩さんら、豪華な顔ぶれが並びます。
ただ、これだけの俳優陣をそろえ、テンポよく展開し、飽きることはなかったのですが、なぜか今ひとつおもしろみに欠けました。企てがバレそうになる緊迫感や警察に追い詰められる恐怖が、思ったほど伝わってこなかったせいかもしれません。もっとひりひりするような緊張感や不安が味わえるとよかったです。ラストもちょっと意味不明で、面会室での二人のやり取りや絵日記の意味がわからず、モヤモヤして後味の悪さが残りました。あと、「前科者」に続けて鑑賞したのですが、保護司の描かれ方があまりにも違いすぎて、ちょっと戸惑ってしまいました。
面白くなるはずなんですけどねー
猪狩島で、誤って怪しい人物を殺してしまった3人が、それをなんとか隠蔽しようとする物語。
「デスノート」依頼の藤原竜也と松山ケンイチのタッグで見応えあるはずなのに、なぜか全体的に終始盛り上がらないし、ハラハラしない。
納得いかないシーンが連発するからなのか?
まずは、3人のうち1人は警官なんだから隠蔽には向かわないでしょ。もう少し葛藤が必要では?
次に、いきなり柄本明が、ドアが開くと同時に殺害に来ないでしょ。せめて聞き耳たててるカットが欲しいわ。
家の前に、履歴書落ちてます?何日も経ってますけど。
永瀬正敏、態度悪すぎで、好感持てず。
そして、ラストのオチ。もっとうまい見せ方できないかな。
などなど。
残念でしたわ。
良かった
藤原竜也大好きなので、
鑑賞。
朝1の上映。
お客さんは、20人ほど。
少し少ないなぁの印象。
原作未読。
この作品は、3人の演技力が
素晴らしいです。
ストーリーの内容ではなく、
演技力で涙がぽろっと
出たシーンがありました。
その後、どうなるのかなぁ
それなりなんだけど、もっと面白くなった気はする
原作マンガは未読。島民全員で活性化を目指している島という舞台設定が絶妙。閉鎖的で仲間意識が強く、犯罪のない、穏やかな島にノイズが混じりこんだというお話なのだが、悪いことを何も考えていないというのはとても胡散臭い。だから、殺人が起きてからの島民の反応は、普段の穏やかな印象とのギャップで少し笑えるものだった。町長の変わりようとその後の展開はこの作品のクライマックスかも。
それでも話がキチンと絡み合って、少し驚きの展開もあって、最後にはちゃんとオチがついていて、それなりのサスペンスにはなっていたと思う。ただ、つまらなくはないのだが、ラストでそうだったのか!という驚きがあまり感じられなかった。最後にもう1つ何かの秘密が明かされるのかと思っていたから物足りなさを感じたのも正直な感想。あの娘の絵日記にもあまり意味は感じられなかったし。ちょっと残念な気持ちになる。もっと面白くなった気がするだけにもったいない。
原作マンガはどうなんだろう。読んでみたくはなる。
原作知らないけど、多分内容省略しすぎて分からなくなってる
短い時間で島の若者の殺人という極限状態を物語にしたかったのだろうということは分かるが、通常の精神状態ではない時にどのような思考になるかは、その背景に島の将来があろうがなかろうが同じではないかなぁ。過度の期待、嫉妬とか、犯罪など正直題材としてはありきたりで、特に人間の嫉妬などどこにでもありすぎて何も考えさせられるところがない。。
だいたい描写を省略しすぎてるから、受刑者の更正のために奔走していた序盤で殺された老人が、島の働き手募集に勝手に飛び付いて半ば強引に島まで押し掛けたようにもみえて、そうするとこのストーリーで起こったことは全部これが原因ということになる。役場やいずみ農園には問い合わせて確認してはいるだろうけど、この部分が雑過ぎてほんとのところはよく分からない。島とか田舎とかではコロナに感染しただけで大騒ぎになるのに、働き手を求めてても受刑者を受け入れるわけないと思う。だいたい保護観察できないような場所に斡旋するもんなんだろうか?
素晴らしい役者さん揃えてるのに物語雑で自体がもったいなすぎる。
結局誰が幸せになったの?
週末連日邦画2作目。
いつもは絶対見ないタイプの映画。予告編は興味をそそられたな。だけど…
情が絡むからそもそも地元の交番勤務にならないばす。ほらねーって感じになってしまった。余さんの怪演が、脳裏にこびり付く。ラストの面会の時の涙の理由が謎で終わった。
全324件中、221~240件目を表示