「3時間で小野田少尉の30年の戦争を追体験した。映画の尺も、密命とし...」ONODA 一万夜を越えて LSさんの映画レビュー(感想・評価)
3時間で小野田少尉の30年の戦争を追体験した。映画の尺も、密命とし...
クリックして本文を読む
3時間で小野田少尉の30年の戦争を追体験した。映画の尺も、密命としても長すぎる任務(本人は何も口に出さないが)に自問自答する時間を体感させる。
日本から訪ねてきた若者と話し、本当に戦争は終わったのだのだと認めたとき、少尉とともに嗚咽が止まらなかった。
終わってみると地元民の犠牲とか、日本の戦争処理とか、色々頭が向かざるを得ないのだが、映画が少尉個人の戦争に焦点を絞っていたので、それらはここでは置いておきたい。戦闘はほとんどないが、「プラトーン」を彷彿させるつくりだった(ラストカットも同じだ)。
ひとつだけどうしても気になるのはラジオだが、日本語の放送が聴こえるのは(本当のエピソードだとすれば)実際には短波だったのだろうか?
コメントする