劇場公開日 2021年11月12日

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「現実的で良かった」梅切らぬバカ ちゃんぷるーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0現実的で良かった

2021年11月15日
iPhoneアプリから投稿

障害者の8050問題の真っ最中にいる関係者なので興味深く映画を観ました。親の気持ち、グループホームの関係者、地域住民などそれぞれの立場で主張している姿もよく伝わりました。
着地点がないまま終わってしまった話に中途半端な気持ちを抱く方が多いのは理解できるとこらですが、より現実感があって、誰もが満足できる社会でない今をよく投影していると感じました。
いろんな人がいて、社会が成り立つものだと、映画を通して感じました。

それにしても塚地さんの自閉症役はとてもよくできていました。よく観察されていたのだと思います。

ちゃんぷるー