劇場公開日 2021年11月26日

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スパゲティコード・ラブのレビュー・感想・評価

全27件中、1~20件目を表示

3.5スパゲティコードと言うほど複雑ではないが、あっさり風味の“絡み”が今様かも

2021年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

「東京をさまよう13人の若者たちの行動が複雑に絡み合い」との宣伝文句があるが、その中には元彼・元カノの仲だったり、SNSで繋がっていたりする関係性がそもそもあり、しかもその2~3人の範囲で関係が変化する程度の展開。なので、プログラミング分野の業界用語である「スパゲティコード」を冠した割にはさして複雑ではなく、あっさりした絡みの群像劇という趣だ。 MVやCMでキャリアを築いてきた映像クリエイター・丸山健志の長編映画監督デビュー作だそうで、MONDO GROSSOがボーカルに満島ひかりを起用した「ラビリンス」のMVを丸山が作った縁からだろう、満島も短い時間ながら出演して鮮烈な印象を残している。撮影監督は岩井俊二監督作品を多数手がけ、やはりMVやCMの仕事も多い神戸千木が務めていて、この2人の組み合わせはポップでスタイリッシュ、短めのカットでつなぐ点描のような映像表現に合うようだ。 悩み、挫折、孤独を抱えた若者たちが、他者とのつながりで前向きになれたり、一歩先に進めたりする。難解なパズルがすっきり解けるような爽快感はないが、あっさりしたポジティブさが今の若い世代には合うのかもしれない。

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高森 郁哉

3.0題材は良いが13人は多過ぎる印象

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

愛を模索する13人の若者たちの物語が複雑に連鎖していく様子を描いた青春ストーリー。それぞれの生き様がやがて1本の線に変化するようだが13人を描いているので一人当たりの時間も短く中途半端で面白みに欠ける。もう少し人数は減らして中身を濃くした方が分かり易くて共感できるように感じた。題材は良かっただけに非常に残念。 2022-7

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隣組

3.5絡み合う関係

2022年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 題名のスパゲティコードはスパゲティのように絡まり合う様子を指して言う表現らしい。  舞台は現代の渋谷。13人の若者たちの群像劇。いくらなんでも多過ぎると思われるだろうが、題名をちがって複雑に絡み合うわけではないので、最初の一巡がすめばすんなりと入って行けた。知った顔もちらほらで、ドライブマイカーの三浦透子など売り出し中の俳優たちが名を連ねる。森の中で1本の樹が斃れたら、とは作品の中心テーマのようだが、この短い作品の中で人物たちが、安寧の中に戻っていくような結末には少しがっかりするのは天邪鬼だろうか。  でも観て損はないと思う。

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サンカンテアン

4.0“Es ist gut.”

2021年12月30日
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鑑賞方法:映画館

知的

東京という街で、喜び、悲しみ、嫉妬、焦燥にのまれる青年たちの生き様が、目を背けたくなる程リアルだった。 もがき苦しみ喘ぎながら、傷つきながら前に進もうとする人の姿は、醜いけれど美しいものだ。 きっと忘れなくていい。 無駄な感情、無駄な体験はひとつもない。 時間が解決してくれるまで待とう。 適度に自己中でいいじゃないか。

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くらげ

4.0若者たちの愛おしい痛みのつづれ織り

2021年12月23日
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鑑賞方法:映画館

13人の若者たちの群像劇。 若い頃の痛み、不安、孤独、焦燥など、忘れていることはあっても忘れることはできない。 そう、ここにある痛みはよく知る痛み。 心地良くもやはり痛かった。 愛おしい痛みだった。 かなり好きな作品と言える。

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エロくそチキン

4.0自分を見つめ直させてくれる街、東京

2021年12月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

東京に生きる若者たちのスパゲティのように絡み合う愛の群像劇。 MV監督ともあり、MVっぽい作りというのは皆さんが仰っていることなので言わないとして、映像美や音楽のセンスは抜群。最初はあまり無いと思っていた内容も、少しずつ絡んでいく登場人物たちによってしっかりと群像劇に仕上がっていた。 フードデリバリー配達員のアイドルオタク、夢を諦めたストリートミュージシャン、友達5000人の理系、七光りと言われる広告クリエイター、不倫が生きがいのパート…etc 色んな人々がここ東京で生きている。彼ら彼女らの主観に立ちながら、良い点も悪い点も見せ、最終的には希望を持たせるという構成。 正直途中までは、モノローグが多いし、分かったような台詞がなんだかムカつくし、価値観を押し付けてくるし、「これって私が悪いの?」みたいな不幸アピール強いし、あんまり好きではなかった。 でも、お久しぶりなあの人のサプライズ出演と言い、愛と希望に満ち溢れたラストと言い、なんだかんだ好きな映画かもしれない。 特にラストカットは、声が出るかと思ったくらい好き。 ↓以下余談 ・ずっと死に方について話し合ってる高校生の男女とピナバタゆりやんが良かった。やっぱ青木君好きだわ。 役的には三浦透子の役が1番好き。三浦透子の主題歌も良き。 ・共感できるセリフと、そうでないただただイラつくセリフがあった。 「嫌いな人と一緒にいた方が楽」ってのはなんとなく共感。 ・カメラマン役の古畑新之さん、リミスリのブッチ役の人だったという衝撃。 ・アイドルの芸能界引退とか訛りの可愛い女の子とか、乃木坂のドキュメンタリーの監督やってたからなのかなとか…考えすぎか。

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唐揚げ

4.0スパゲティ=複雑な人間模様か。

2021年12月9日
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鑑賞方法:映画館

観ずに後悔するか観て後悔するか? 最初は「なんだこいつらはウザい」と後者でしたが、中盤以降だんだん皆を応援したくなって。結果は前者です。

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あらじん

5.0今年1、2を争う作品🙋

2021年12月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

よかった、かなりよかった😃⤴️⤴️ 若者が迷い悩みもがき苦しむ姿が、歳を取っている私にも共感できました🙋 是非とも観てください😍

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イロエンピツ

3.513人の物語が違和感なく絡み合う脚本

2021年12月8日
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鑑賞方法:映画館

13人の若者を描いた群像劇。それぞれ元々関係があったりする人たちがいるが、それでもこれだけの人数の話を絡ませていくのは大変だだっただろうなと思う。同じようなセリフをそれぞれの場面で言わせたり、知らない者同士がさり気なくすれ違ったりしていくのが違和感なかった。だから、絡みあっているのに観ていて混乱しない。なかなかすごいことだ。 それぞれ抱えている問題や悩みは違っても、承認欲求や愛すること、生きることについてが共通テーマだったように思える。もちろんちゃんとした結論めいたラストが待っているわけはなく、それぞれ少しだけ前向きになって生きていこうとする。これはこれで悪くない。 気になったのが元々のクレジットになかった俳優たち。特に満島ひかりだけ浮いていた気がするのは私だけだろうか。他の人との絡みもないし、後から追加撮影したような印象を受けた。

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kenshuchu

3.0それぞれの悩み

2021年12月7日
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鑑賞方法:映画館

特に若いうちは、それぞれに「何で俺が」と言う悩みに苛まれているのですよね。大丈夫です、大人になっても変わりません💦。でも、そのもがきが真の人間関係を作ります。

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ごっとん

4.0みんなボロボロで容赦がない、だから東京に行きたくなるのだろう

2021年12月4日
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鑑賞方法:映画館

みんなボロボロ(役者さんが良い)、夢も希望も救いもない(褒めております)。ちょっと哲学的な思惟に富む台詞が出てくるのが救いかも知れません。 「東京」という台詞が度々出てきます。この映画を見たら「東京に行きたい」と思う地方の人がいるのではないかと思います。 多くの登場人物がすれ違って一つの映画になっています。なかなか良い構成です。 加点要素:「スパゲティコード・ラブ」という題名はなかなか絶妙です。

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PAK UNTIK

4.0少し遅咲きな青春をネオンに絡み合う

2021年12月3日
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2021年劇場鑑賞36本目 優秀作 70点 あまり注目されていませんが、結構好きな作品。 なんか予告の段階でチワワちゃん感ありましたが、それより良かったしこちらの方が好み。 今作に出ている若手俳優もこれからたくさんお目にかかるのだろうな、 当方てっきりタイトルのスパゲッティコード・ラブの意味ですが、麺が次第に伸びてしまうように、子供と大人の間の年頃で夢を抱えて東京にきた若者同士の浅くて淡くて苦い一瞬で終わる恋愛ものだと思って劇場に足を運びましたが、全然違くて、シンプルにパスタの麺が絡まるように、若者たちが葛藤しながら混じり合っていく、という意味でした。深読みしすぎました。 でもそこまで混じり合っていないなという印象で、でも90分の短い上映時間の中であっさり混じり合っていました。 なぜか最後泣けました。アイドル追いかけてた心がわかるからかな。。 是非。

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サスペンス西島

4.0【Xmas Present 4U】

2021年12月2日
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やり過ごすには辛すぎることは沢山ある。 ありすぎる。 でも、999まで来て、最後の1つは、Xmasプレゼントだ。 この作品に散りばめられたショートストーリーの結末は、みなXmasプレゼントみたいなもんだ。 何かに気付くことはもちろん、別れも、別の大切な一歩だ。 なんとか生きてみようかなとか、計画も立てずに、行き当たりばったりでなんとかなるかもとか、そんな心境もXmasプレゼントだ。 執着と大好きは、もちろん違うと思うけど、僕は、執着が何かきっかけをもたらすことはあると信じている。 頑張れ!

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ワンコ

3.5どのキャラも一癖もも二癖もあって、自分の周りにいたら面倒くさいだろ...

2021年12月1日
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鑑賞方法:映画館

どのキャラも一癖もも二癖もあって、自分の周りにいたら面倒くさいだろなと。 そんな人たちが絡み合うもんだからそらもっとややこしくなりますわな。 若さならではの葛藤から来るものなのかなとか、寄り添い理解したくなりながらも、面倒すぎて時々苛立ちを感じながら鑑賞。 しかし後半のみんながトンネルの出口が見えてきたあたり。 ゆりやんが隣人に『ありがとう!』と言ってた下り、とても共感できてしまった。さらっと頼ったり甘えたりするってなかなか難しい。 ある意味心に爪痕を残された一本です。

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きょん

3.0#94 イタイ人たちを集めて描いた映画

2021年11月30日
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鑑賞方法:映画館

モデルの彼女だけが自分をわかっていない自己中人間として表現されているけど、登場人物全員が似た者同士な自己中人間。 私も若い頃はこんな風にイタイ人間だったな〜。 というかこの世の人間のほとんどは自己中でイタイっていう比喩なのかな? 最終的に1番自己中なのは、主人公たちじゃなくて不倫相手や、事務所の商品を簡単に切り捨てちゃう人たちなんだけどね。 老衰で死にたいけど衰えたくないって気持ち、わかる〜❣️

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chicarica

3.5指原さん

2021年11月30日
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鑑賞方法:映画館
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やきすこぶ

4.013人がそれぞれ面白かった

2021年11月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

萌える

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りあの

4.0拭い去れないラノベ感覚が、むしろ良い感じ。

2021年11月29日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

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bloodtrail

3.0人生そんなもんだ。

2021年11月28日
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悲しい

幸せ

萌える

人生の突起に引っかかりもがく、東京で生きる若者達を描いた群像劇。 困った時に感じるSNSのフォロワー5000人の価値とか、援交紛いのことをして収入を得ている自分の価値とか、自分には音楽しかとか、思いを断ち切る為の願掛けとか、写真家としての思いとか、東京に対する思いとか、家庭、失恋、生きること将来のこと等々、様々なところで自身やアイデンティティと向き合う若者達。 生きる意味?そんなもの求めてどうすんの!夢は寝ている時にみるもので、その為には、と考えて行動した時には目標って言おうよ! 承認、認識されなくたって、動けば音は発生してるよと、難しく考え過ぎて潰れたらしょうがないよと言いたくなる。 既にオッサンだし拘りもなく生きてきた自分は若い頃こんなに悩んだかなと、ふと振り返ってみたけれど…勿論何かしら迷ったり諦めたり痛かったりしたことは多々あった筈だけど、特にこれといって大きく引っ掛かったりしたものが思い浮かばない。案外そんなもんでしょ。 だけど、そんなことを考えさせてくれるむず痒さがなかなか良かった。

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Bacchus

3.0辞表じゃなくて退職届

2021年11月28日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

萌える

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neko