機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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最高以外の何物でもなかった
まぁ、突っ込みどころは多々あったが、待ったかいがあったと思えました。
泣けた泣けた。そして、笑えた笑えた。
ただやっぱりちょっと詰め込み過ぎかなとは正直思った。
テレビ版を知っていたとしても知らない情報が多すぎて正直ついていけない部分があった。
逆にSEEDを全く知らない感じで、主人公:キラ、ヒロイン:ラクス、コズミックイラという時代の、C.E.75年:コンパス対ファウンデーションを描いた激動の数日間の物語として見るほうが単純に楽しめるんじゃないかってくらい。
なのでどっぷりのSEED好きとしては、
一回目→怒涛の展開で細部まで気を配る余裕もないくらいあっという間に終わった。号泣。
二回目→少し余裕が出て一回目では気付かなかった部分がわかった。やはり泣く。
てな感じ。
正直、普通に映画を劇場で見たいと思ってなかった自分が二回も見るとは思わなかった。三回目もどうしようか悩むくらい。
でも、あとの深いところは小説で補完してFREEDOMは完結かなっと思ってます。
考えてみると文庫小説は前後編とあるので、本編50話が5冊って考えると、単純に20話くらいある計算。
それを6話分(1話20分x6で120分)にしたらそりゃ薄くなる部分もあるし難しいよなって思った。
まあ達観してた感あったキラの人間的な弱い部分がまた見れたり、ドライな感じだったキラとラクスの関係がちゃんと進んだのは非常に良かった。
主要キャラはそれぞれに見せ場があり、死んじゃったキャラもしっかり要所で出てきてくれたりと、SEEDのキャラを愛した方なら不満はないのかなと思いました。
余談だが、イングリッドはちと生きててほしいなぁと個人的に思ったりはした。
その一方で、問題解決を望む派には正直物足りなさもあったなと思う。
結局その辺は全く進んでないんだし。
宇宙世紀を見ていないのでその辺は全く分からないが、そちらの「ガンダム」のイメージで、重厚感を期待していた人もなかなか受け入れがたいのかなと。特に後半。
前日譚がどこかで語られるのか、はたまたネクストステージがあるのかも含めどうなるのか期待したくなりました。またどこかでCEの世界に出会いたいなと思います。
バトルが激しかった
コーディネートはコーデ 歳のせいかな🤔 バトルが速すぎてよく見えなかった残像みてたらエンドクレジットが始まってた そういえばファイファンのエンディングかっこ良かったな(*^^*) 追伸勿論遜色ないんだけど、何ていうんだろ、あんま平成のアニメーションと変わんないねもっと絵とか変わってんのかと思った令和?になってから ゲーセンと大して変わってないし、いや煽ってる分けじゃないのよ、全然…うん(((o(*゚▽゚*)o)))
がっかり
ガンダムや軍艦の戦闘場面は素晴らしかったが、キャラクターの作画崩壊は本当にひどすぎて見るに堪えなかった。物語も、「みんなかっこいい戦闘シーンを見るために来たからストーリーがどうでもいい!」感がすごかった。 女性キャラクターたちに変な口紅とアイシャドーをつけたり、胸やお尻のクローズアップショットを描く余裕もあるのに、物語のロジックとキャラの作画(人体の比率や陰影の自然さなど)にもう少し真剣に取り組めないの? 映画館で懐かしい作品を楽しめると思ったのに、がっかり。
SEEDが好きで楽しみにしていました
映画化すると聞いて、すごく楽しみにしていました。
機体が沢山出てきて迫力あり、西川さんとの歌も相まって良かったのですが…(機体の区別がつかないのは自分の認識不足なのでそこはおいておきます)キラがヘタレに戻っているのは良しとしても、あまりにもラクスが特別扱いされているのに違和感を覚えてしまいました。既に歌姫として特別な存在だったのに、更に人ではなく神に持って行く展開でしょうか…
極めつけは戦闘中に攻撃を受けている機体の上に生身で立っていて…この人なにやってるの?感が拭えませんでした。
ラクスを嫌いと思ったことはありませんでしたが、上記の事やパイロットスーツにかなりミーア感が出ていて…少し嫌いになってしまいました。あんなに体の線が出るスーツに宇宙での性能が疑問視されますし、ラクスはセクシー路線で行かないでほしかったと思います。
あと、敵として登場する新キャラは、相変わらず全員死んでしまい…生きて手を取ることは出来なかったのかな…と思いました。
全体的に、今まで二人の関係はどんな感じなのかな?というのがぼんやりしていたキララクスの関係にフォーカスを当てた恋愛ドラマでした。
不完全だから愛おしい。
天然の少女から大人の女性に成長したラクスのお話。
アスカガが健在なのが分かってそれは嬉しく思いましたが、アスカガももう少し見たかったです。
そして、シンがあまり好きではなかったけれど、隊長(キラ)を慕う姿やルナマリアとのやりとり等色々可愛かったです。シンの好感度は高まりました。
色々書きましたし、違和感を感じる部分もありますが、それでも映画化されて嬉しいですし、見てよかったです。
個人的に、ファウンデーションの事をもう少し掘り下げて見たかったし、オルフェに生きていて貰いたかったなと思いました!
結局ラクスの好き嫌いで決まる映画
無印の時からラクスが嫌いで、ディスティニーでさらに拍車がかかり大嫌いになり…。
公開前情報で、キララクのラブストーリーが主だと判明した時は絶望だった。
それでも、待ちに待った映画化だし、アスカガが大好きだから、観たい気持ちもあり…。
鑑賞前にネタバレレビュー見たら、ラクス嫌いだったけど好きになったと高評価が目立つから、自分も受け入れられるかもと意を決して鑑賞。
結果、ラクス、さらに大嫌いになりました。
あまりにも全編通してキララクの為の映画すぎたし、ディズニープリンセスばりの衣装と大贔屓でとにかくラクス、ラクス、ラクスを中心に動く…。
特に終盤のラクスは世界の鍵を握る存在だ、みたいな扱いと、マイティーの横で生身で敵を殲滅の仕草にはドン引き。
パイロットスーツが1人だけ異様にピチピチで胸とおしりが揺れ動くシーンには恐怖すら感じた。
最後の最後にまで裸でキスというオチで、エンドロールにはもう観に来たことを後悔する程でした。
これがラクス大好き、キララク最高、な人にとっては至高の映画になるんだろうな…という感じ。
これだけのザ・ラブストーリーをするなら、ディスティニーで苦労しきったアスカガにもう少し出番を分けて欲しいくらいだった。
唯一良かった点は、同じくディスティニーで苦労したシンの大活躍ぶりと愛くるしさ。
あとは、アスカガが健在だったという点。
(個人的にアスランが1番好きなんだけど、ズコックで登場したり、あまりに格好つけすぎてネタキャラみたいな扱いになってて正直微妙だった。)
映画化してくれた事は本当にありがたいけど、
この映画の最高潮は冒頭の西川さんの歌ありきの戦闘シーンだけだったなという印象でした。
とにかくキャラの好き嫌いって本当に大事。
それが実感できる映画ではありました。
宇宙世紀シリーズ以外は初
機動戦士ガンダムの再放送世代で 宇宙世紀シリーズ以外は見た事なしで鑑賞 ただ、キラとアスランくらいは認識レベル。 初めは観る気なかったけど、 ズゴックがトレンド入りとかで モビルスーツ観たさに鑑賞しました。 ストーリー自体は逆襲のシャアに近く 舞台が違うだけな気もしました。 ただ、ズゴック、ギャン、ゲルググを見えて それなりに満足しました。
自分が悪いんですが…
初見で入った回が、劇場コメンタリーと声優の挨拶の会でした。完全に確認不足の私が悪いのですが、見ている最中話が入ってこないわ、コメンタリーも大したこと言ってないわで、映画部分が終わると同時に出てしまいました。肝心の中身も序盤のMS戦闘は良かったのですが、最後の展開はじゃあそれ初めから使えばって思うようなご都合展開で乗れませんでした。敵側の理屈も初めっからツッコミどころ満載で、いやいやお前らも人殺しまくってるじゃないかと、単なる倒されるためだけの悪役としてしか描かれておらず残念でした。また、昨今のルッキズムだなんだと言った流れは私も好きではありませんが、不必要なお色気シーンが流れるたびに、ほんとにこれは2024年の映画なのかと思われました。オタクはこういうのだしとけば喜ぶんだろと言ったような舐めた演出で目眩がしますね。評判が高かっただけに残念でした。
まぁこんなもんじゃないの?
シードの世界観は、もっとシリアスな物だと思ってた。 いつから、ラブラブ話になったの?挿入されていた、イチャコラがオジサンには耐えられませんでした。戦闘シーンとマリューさんは、良かったね。
とても面白かったです!
キャラクターは簡単には知っていたので、今更ながらアニメのHDリマスター版を二作品とも一気に観て鑑賞してきましたが、正直期待していた数倍の出来で、とても楽しめました!
特に4DX版で鑑賞した回は、戦闘シーンが序盤、中盤、後半と激しく行われていたのでそこの劇場内の演出も相待ってとても楽しめたので個人的にはオススメです!
映画については、話の流れは理解しやすかったですし、戦闘シーンの演出はMS同士や戦艦での撃ち合い等の戦闘も良かったです。
BGMと挿入歌と20年の時が経っているのを感じさせない声優様方の演技が素晴らしくて、とても見応えがありました。
キャラクター達については、キラはシードの時の感じが出ていて、好きでした。よく考えたらSEED本編から4年程しか作品内では経っておらず、20歳にも満たない子供です。その成長途中の成熟していない子供らしい精神的な揺らぎというか戦争の苦しみをずっと前線で闘って背負ってきた悩みが見て取れて、こういう人間らしい内面がまた見れて良かったなと思いました。
アスランは精神的に完全に闇的なモノが吹っ切れていたのか、出てくる度に面白かったです。
三人の中で唯一のネタ枠なのかなとまで疑いました。私はとても好きです。一発ぐらい顔面でキラの拳を受けて欲しかったです。
シンはデスティニーからの闇がほぼ晴れているようで、元来持っていた素直で子供らしい面が見れて良かったです。前作のデスティニーでは精神崩壊一歩手前の感じで、アニメを見ていて痛々しい所もあったので…映画内ではキラとアスラン双方から殴られたり、後半のシーンがクスッと笑いを誘ってしまうので、今回の映画で一番好感度上がりました。
ラクスは前作の2作品から元々あまり変わっていないかと思いましたが、彼女も精神的に達観していない成長途中の可愛い少女のような悩みや平和に向けてどうしたらいいのかという上に立つ人間の悩みや葛藤が見れて良かったです。台詞も心にくるものがありました。
他のキャラクター達もデスティニーからの2年の間で成長したり、変わった所があるのを実感できて、面白かったです。
正直もっと早くアニメのSEEDを観ていたら、感動もひとしおだったのかなとそこは少し後悔しています。
新キャラも魅力的な人が多く、味方側だとコノエ艦長の頼もしさとハインライン大尉の別アニメの有能さ感が良くて、本当にこの二人は今回初出ですか⁉︎ってなってましたそれぐらい出てる場面は頼もしかったです。
また、敵キャラも良いキャラが多く、イングリットが特に可哀想な感じが強かったですが、何度か観に行くとオルフェも可哀想だな…となりました。
オルフェの熱演と終盤の戦闘は見所の一つだと思うぐらい本当に良かったです。
残念な所があるとすれば2つあって、1つはバルトフェルドさんは良いキャラをしていたので映画内で一瞬しか出ていなかった事が残念です。
個人的にはイザークやディアッカぐらいの出演をして欲しかったです…二人も出番は少なかったですが、台詞も出てるタイミングもとても良かったです。
2つ目は、オルフェと手が触れた時に二人だけの空間になった時のラクスの顔がちょっとおたふくっぽい時があったので、そこの作画をどうにか細く…せめて円盤化する時修正してくれないかな…と思いました。
総合的には今まで見たアニメ映画ではかなり上位になるぐらい面白かったです!
うっす
ファースト、逆シャア以外ガンダムと認めないアムロとシャア以外は主人公に相応しくないと考える宇宙世紀信者の大学生です。0083、Z、F91はちょっと好きです。 テレビ放映された作品は全て配信で視聴しています。その上でCE含め全てのアナザーを嫌悪します。 感想としては本当につまらなすぎて味方3人が新ガンダム受領した後からストフリでラスボス倒すとこまで寝ました。 巷ではモビルスーツ戦が凄いと言われていますがビームや遠隔武器で戦うだけの描写の何が凄いのかわかりませんでした。水星の魔女もそうでしたが殺陣がなくて何が面白いんだろうと思います。 人間ドラマに至っては何を見させられているか全くわかりません。横に座ってたおばさんがラクスとキラが話してるところで大泣きしてましたが全くわかりませんでした。 これは個人的ですがアナザーの兵器らしくないスタイリッシュでカラフルで羽なんか生えてるようなモビルスーツが大嫌い(特にフリーダムやウィング、デスサイズなど)なので今作はズゴック以外ダサとしか思えないですし、そのズゴックでさえもファーストのパクリとしか思えませんでした。ファーストやUC好きにも好評を得ようとする浅ましい考えが見え透いて嫌いです。ギャンもゲルググも出てきましたがオリジナルのかっこいいモビルスーツを考えつかないから昔のから拝借したとしか思えないですね。 まぁレヴューを見た限りファン向け同窓会のようなお笑い映画のようなのでCEを理解する事を放棄した私はお呼びでなかったという事なんでしょうね。 友達から相当おすすめされみんなで観に行こうと言われましたが嫌な予感がして先に視聴しておいて正解でした。みんなで行けば後の感想言い合いで更に不機嫌になるところでした。
良きかなぁ
深く考えないで、見る分には最高!!!
ん?ってなる部分もそりゃあるけど、映画として帰ってきてくれたというだけで嬉しすぎてどうでもいいです!!!
SEEDシリーズ大好きなので、戦闘シーン大興奮でした!
色々詰め込まれてて、懐かしいなぁって笑えるところもありました笑
イザークのクソォ!が安定に可愛い
ミーティアが流れた時はそれに感動して涙出ちゃいました笑
とりあえずもう1回いってきまーす
うーん?
SEED好きの良くも悪くもスタッフの遊び心が溢れる作品かなと。
でも、ただそれだけという印象が強いですね。
30年来ガンダムを楽しんできた側としては、ガンダム関連が盛り上がること自体は、喜ばしく思いますが、ストーリーは突然出てきた敵が暴れるだけ暴れてサクッとやられただけって感じですよね。
凄いMSがたくさん出て、それぞれに見せ場を作ったのは良いと思いますが、全体的にちょっと物足りなさを感じでしまいます。
まあ、カッコいいMSを見るだけと割り切るならそれだけでも楽しめると思いますが、物語自体は非常に薄っぺらく、共感したり感動したりするものでは無いのかなと思います。
前半やられ過ぎ、男子ウジウジ気味
仕事帰りに鑑賞しました。劇場は、ハイキューのお客さんが多く、これはその次位だと思いました。(30歳以上の人が大多数)20年程前のテレビアニメは、海外に住んでいたのでSEEDは見ていなくて、帰国後、SEED DESTINYは見ました。見ている内に何となく登場人物や話を思い出しました。モビルスーツが綺麗で動きが格好良かったです。キャラクターは、手足が細い所為か頭が大きくバランス(スタイル)悪く見えるシーンが多かったように思いました。ラクスのぴっちりな姿は噂通り色っぽかったです。
懐かしさと感動の嵐
ようやく見ることが出来ました!
何度も見返したこの作品の続編が見られるなんて、夢のような時間でした。
過去の主要キャラがふんだんに出て来て、懐かしいセリフや機体など、往年のファンにとってはたまらない作品ではないでしょうか?
冒頭の西川さんの歌から始まり、過去の作品で歌っていた人達の今作品での歌も見どころの一つです。
でも、何と言ってもミーティアは涙がこぼれそうになる程でした。
是非、劇場で楽しんでほしい作品です。
こんなに恋愛脳な作品とは
ガンダムSEEDは見たことなかった。故にたくさんの人物、それもキャラクターも顔も似たようなひとがたくさん出て、うっすら聞いたことのあるキラやアスカやアスランのキャラクターとしての区別が厳しかった(一番女々しいのが主役なのはわかった)。 雑にたくさん死につつ、ひたすら恋愛が勝つみたいな展開で、見た目だけモビルスーツ、台詞の上澄みはガンダムぽいけど、これはガンダムのファン作品だなあと思ってしまった。 人口ニュータイプとの種族間抗争という部分はいいけど、ガンダムという冠なしで見たかったかも。 TVシリーズから追いかけてたらきっと違う印象なのだろうと思う。
青春が帰ってきた
子供の頃に観ていた作品が帰ってきた。 その事実だけで嬉しくて期待大でした。 ファンなら楽しめるネタが豊富で単純 に終始楽しめた。忘れている事も沢山 あると思うので過去の作品を見直して 見たいと感じた映画。ファン向け映画 なので初見の人にはオススメできない。
初見はおすすめしない
TVでのガンダムseedをしっかり観ていたというよりは、飛ばし飛ばしでみていた為、 ある程度知識は入っている状態で行きましたが、 私でギリギリわかるくらいの内容でした。 個人的にガンダムseed全くみたことない人が 観るような映画ではないです。 他の方のレビューでもたくさんあるように、 冒頭の[freedom]流れながらの戦闘シーンの出だしは凄く興奮しました。 初見の方も興奮するかと思います。 しかし、その後の登場人物は一気にでてきたり、 所属場所等の説明はスクリーン上には書いてありますが、初めての方には難しく、 まず誰が誰と仲間なのか、誰がどこに所属しているのか、この人は味方なのか敵なのか、 わかりにくいと思います。 もっと簡単に詳しい説明があればわかりやすいと思いますし、 登場人物を詰め込みすぎて今誰と戦ってるのかわからない場面も本当に多かったです。 つまり、当時からのガンダムseed大ファンは、 無論理解しているので楽しめると思いますが、 少しかじっている方や全くの初見の方は、 途中から何が何だかわからなくなると思います。 ただかっこよさだけを求めてる方は ハマると思います。
ごめんなさい
ファンじゃないので辛口です。 ガンダムって戦いの愚かさとか虚しさとか人類への希望とか描く作品だと思ってたけどこれはちょっと・・・ 内容が小中学生向けというかヒロイックな音楽に合わせてイケイケでまるで戦いを楽しんでるように悪を倒すただの勧善懲悪ものにしか見えなかった。 戦闘が派手でカッコいいんだからそれの何が悪い、売れたから良いだろって言われそうだけど深いファンはいいのかこれで 笑 同じ巨大ロボット系ならエヴァンゲリオンの方がファンに媚びずに信念もって作ってるよなーと感じました。
ガンダムSEEDの系譜を愛する人に向けられた映画
※大なり小なりひねくれた愛し方を含む
かく言う自分は外伝漫画作品から入って、そのついでに履修したようなところがあるので真っ当な楽しみ方はおそらくできていない
独自の専門用語や過去作のストーリー、キャラクターが、これといった前置きや説明もなしに飛び交うので前提として予備知識がない人が楽しめる作りにはなっていないように思う
加えて、序盤から中盤にかけては少女マンガ的なギスギス恋愛劇が続くので、人物作画が崩壊気味なシーンがちらほらあったのと合わせて正直かなりキツかった
それでも、中盤で今作のフリーダム(メンタル)担当のアスランさんが出て以降はヘンな笑いをこらえるのに必死になって、最終的になんか許せるような気になってしまったのでズルい
「コイツの闇は深すぎるッ!」とハレンチアスランが個人的なハイライト
泥臭さが薄く、人間同士の戦争を描いている割に主人公がヒロイックになりすぎてしまうのがどうも気にかかってしまう方なのだけど、「元々そういう作品だしな……」と割り切ってしまえばメカデザインやアクションも秀逸ではあった
総じて、かなり人を選ぶ作品には違いない
けれども、好きな人には深々と刺さるだろうし、シリーズファンが見たかったものを一通り形にすることには成功していたと思う
自分はおそらく真っ当な楽しみ方をしなかったけれど、不思議なほど視聴後感は悪くない
振り返ってみればヘンテコな映画だった
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