機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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自分が悪いんですが…
初見で入った回が、劇場コメンタリーと声優の挨拶の会でした。完全に確認不足の私が悪いのですが、見ている最中話が入ってこないわ、コメンタリーも大したこと言ってないわで、映画部分が終わると同時に出てしまいました。肝心の中身も序盤のMS戦闘は良かったのですが、最後の展開はじゃあそれ初めから使えばって思うようなご都合展開で乗れませんでした。敵側の理屈も初めっからツッコミどころ満載で、いやいやお前らも人殺しまくってるじゃないかと、単なる倒されるためだけの悪役としてしか描かれておらず残念でした。また、昨今のルッキズムだなんだと言った流れは私も好きではありませんが、不必要なお色気シーンが流れるたびに、ほんとにこれは2024年の映画なのかと思われました。オタクはこういうのだしとけば喜ぶんだろと言ったような舐めた演出で目眩がしますね。評判が高かっただけに残念でした。
およそ映画と呼べる仕上がりではない、B級もしくはC級のなにか・・・
テレビアニメ放映当時、子供ながら直前のターンAガンダムを黒歴史扱い(無かったこと)にしたかのようなこのシリーズを見た時はなかなか受け入れ難かった。しかし、それはガンダムシリーズとして見たのが悪かったのかもしれないし、そもそも子供の時は見方がかなり偏っている。そう思って、大人になって改めて作品として客観的かつ真剣に見た。
結果、あまりにもひどすぎて褒めれるところがない。完全に騙された。
料理で例えると、料理でないものを出された感じ。
皿の上にのったガンプラの上に大量の粉砂糖とチョコにニンニクましまし、そこにタピオカを添えたものを出せば、斬新といえば斬新でインスタ映えして話題の種になるだろう。
客観的に、どのような角度で見ても及第点を与えることができず、とても新規の客層にはお勧めできない。
エロとグロい描写もあるので、家族、お子さんと一緒に観にいくこともとてもお勧めしない。
その割には愛がすべてかのように語るので、離婚した方、もとより独身の方々は少々肩身が狭くなるだろう。
ギャグの展開もシリアスさを引き立てるわけでもなく唐突にお祭り的に展開され、むしろ元からそういうノリでしたよといった感じで開き直っているので(そういう作品だったっけ…?)、中学生〜大学生くらいの方が見るのが最適かもしれない。しかし、今までのストーリーを知らないと楽しめる要素は極端に少なくなるだろうというくらい、ファンサービス中心の内容だ。テレビシリーズの単なる続きという感じで、アニメを3期から見る雰囲気だ。
とはいえファンサービスも雑で、性格、能力は都合よく改変されているので、一部だいぶ雰囲気が変わっている。ほかも一枚でもキャラクターを出せばいいだろうという感じに出てくる。
声優さんの演技は頑張っていると感じたが、それでもうまく製作陣の意図が伝わっている感じがせず、どのような心情なのか読み取れきれなかったのではないかと思う箇所も多い。(ただ、カガリの声優は変更して良くなった気はする。ファンからは怒られるが。)
セリフが唐突。正しそうなこと言っているがなんの伏線もないし、押し付けである。幼稚である。キャラが不自然。
そもそも、過去の歴代ガンダムのセリフも無理やり持ってきているので、違和感を覚えるものばかりである。こんな安直なことで過去のガンダムファンが喜ぶと思ってやっているのだろうか。デスティニーの頃から同じではあるが。
作画に関しては言及しすぎるとアニメーターさんが過労死してしまう可能性があるのであまり気にしないようにしているが、肝心のアニメーション(動画)に関しては本当に何が起こっているかわからない。映画が終わった後に一緒に観た友人と感想を語り合ったが、戦闘シーンの解釈が合わない。すごい早い動きというのではなく、コマ割りが悪い。単純に下手という印象。手数も少ないので、だんだん既視感覚えて飽きてくる。
非戦闘シーンも、顔面どアップの描写がやたらと多い、毎回文字で場所を示す、毎回ヒロインのセリフでいちいち心動くキャラ等。濃い唇も一回気になると集中できなくなる。
戦闘シーンもなんの捻りもない、初代ガンダム以前のスーパーロボットたちが名前叫んで技を繰り出していた時代に逆戻り。ゲームっぽい。しかも言っていることとやっていることが一致せず、画力で説明する気がない。
大河原メカは確かにかっこいいが、若干ネタ切れ感もある。そもそも歴代ガンダムを模した容姿、武器(技?)ばっかなので、パッチワークでのデザインという感じで面白みがない。
もはや同じ時期にリバイバルでやっていたアクション映画じゃない千年女優のほんのワンシーンの戦闘の方がカメラワーク等よっぽど面白かった。
映画としても起承転結、伏線、迫力、緊迫感等が乏しく、大スクリーンでテレビアニメを見ているだけ。アニメ映画を作ったことがない素人が作ったものじゃないだろうかと感じる。そもそも映画館で映画を見たことないのではないのかと思うほど。
早い話、B級映画だ。嘘か悪ノリでしか褒めれない。だから、逆にニコニコ動画や酒を飲みながらウォッチパーティーで見るのはとても楽しいであろう。
スターウォーズやエヴァンゲリオンの時もそうだったが、最近のシリーズものは真剣に見るお客を舐めている商売が多く、レビューも当てにならずもはやトラウマだ。麻薬入りの腐ったトマトを貪る中毒集団にしか見えない。今時のアニメの映画ならこれでも許されるのだろうか。かつてのAKIRAや攻殻機動隊をみたいと感じる人の方が少数であろう。とりあえず監督はもちろん、プロデューサーの仲寿和という方も今回でしっかり名前を覚えた。
とはいえ、この世にはつまらない作品がないというのはもちろんその通りで、どんな作品も面白いと感じる人はいる。しかし、それでもこの作品に関してはふわっとした感想が中心であり、ここだという魅力に感じた部分を共有するのは難しそうだ。エヴァと同じく、監督お疲れみたいな意味のわからない、完結したことに喜ぶ感想も聞く。カップリング妄想の種になるかは自分には測定不能だ。
まさに宇宙世紀ガンダムの重力に縛られた地球連邦が見よう見まねで作ったもの(ついでに宇宙空間の描写もできていない)。宇宙に出ていく人が作った挑戦的な作品ではない。サンライズは株価が下がり続けているスクエニと同じ運命を辿るのだろうか。ある意味、このフラストレーションは閃光のハサウェイの世界をリアルで感じるし、ガンダムでこんな印象与えるならレコンキスタしたくなるし、はたまたF91のサナリィのような別のスタジオの方が水面下で力をつけている印象。
今はそれでも、ガンダムというものはまだ人を惹きつける魅力があるのだから、せめてその形が人型であり、夢と憧れがただ破壊のためだけの兵器でないことを願う。
原作見てません
アニメを観てる人には面白いんだろうなという感想が一番でした。
ベタな展開
キツイキャラが多い
恋愛要素が思ったより多い
核兵器も軽く扱う政府たち
これがガンダムだよと言われてもって正直つまらないという意見です。
初見ならオススメしないです。
まとめることに必死になった駄作
劇中愛だの恋だのばかり。愛している愛してるの連発で言葉の大安売り。心を読めるなどコーディネーターを超えた存在まで登場するがあまりにも唐突ででっち上げ感が。。。途中で辟易してしまいました。キラとラクスの合体を思わせるモビルスーツやノーマルスーツ?の演出もやり過ぎ。最期をキラとラクスの結末をまとめることだけに必死になった駄作
観たことを後悔
良かった点は冒頭の戦闘シーンくらいだった。
シリーズらしさかもしれないが、衣装デザインと瞳のキラキラはもうちょっと今時にリファインできなかったものか。
流行りのダンスシーンもあったが、動きにダイナミックさや繊細さを出して欲しかった。近年のこういったダンスシーンはキャラクターの重心移動をしっかり再現している事が少なくない。
演出面もセリフ回しも深みが無いので、他のガンダム作品のようなセリフ回しの妙を味わえると良かったと思う。
ストーリー展開も、あれ?これダイジェスト版じゃなくてちゃんとした新作映画だよな?って頭の中で確認したほど場面展開が取ってつけたような内容。敵対勢も全く魅力を感じず、ガンダムらしい「敵ながらカッコイイ」というのが欲しいところ。
ラスト辺りの展開も色々あったが電撃で無力化する攻撃の影響範囲は味方も巻き込むのではないか?
謎の全裸シルエットで微妙な空気のまま唐突にエンドロールが始まって、あれ?終わったのか?ぽっと出の敵対勢力が壊滅しただけで、これからも争いは無くならないという暗示も無く、破壊のカタルシスも余韻も無いエンディングへ。
これを見て「最高傑作」と言われているが、1つの映画作品としてどうなのか?という視点では疑問しか湧かない。
自分にとってはこれ程観たことを後悔し、絶賛されている事に疑問を持つ映画は無い。
あぁ、SEEDだったわ
ああ、説教臭かった。
おれの方が正しい、いや俺の方が正しい、いやいや俺の方が正しい、いやいやいや俺の方が正しい、いやいや愛が全てです。チャンチャンと。
メロドラマパートが挟まれる度、「またですか」と思うし、
そして相変わらず「あぁ」とか「うぅ」とか「ハァ」とか多すぎ、そして相変わらずキャラの毛量凄い、前髪が邪魔。
あと、遺伝子操作だのクローンが普通の世界でも、女を従わせようとレイプ(未遂だけど)するんだね。
最後、見てて頭痛くなったは、超能力合戦なんだもん。
なんかいろいろ脳内補完しろってのが多かったな。
自由度が高いというか、投げっぱなしというか、エヴァかよ。
面白要素
○戦闘用艦橋がそこですかwwwww
○電池切れの機体にフル充電分け与えても大丈夫なほどエネルギー積んでるんですね。
○いつジャスティスに乗り換えましたか?
○寝返り娘は寝返り先でどういう扱いなのか?
○カガリってMS乗って何してたの?
○アカツキどこから来た?
○不殺の誓いは何処行った?
○敵の大将(女)なんで子供に戻ってんの?
○最後の砂浜で裸は何?
○なんでズゴック?
○ゲルググとザクの見分けがつかなかったよ。
SEEDから入った重度のガノタです。 今回大好きなSEEDが映画化...
SEEDから入った重度のガノタです。
今回大好きなSEEDが映画化されるという事で、シリーズを見返して劇場に足を運びました。
序盤、キラがデスティニープランを否定した後の世界、キラの戦いへの葛藤…
これは、劇場版ダブルオー超え来るか!?と思った束の間、中盤辺りから愛だのなんだの
昼ドラを見せられ、一体何を見せられてるんだと思いました。
最後の方は、見てるこっちが恥ずかしくなるような展開で、何一つ問題を解決できずにエンディング… これなら態々映画にしなくても、gジェネとかのオリジナルストーリーで良かった。
ストフリ、インジャ、デスティニー、主人公機への乗換え等、熱い展開は良かった。
(デスティニーの配色、インジャのリフターは前の方がよかった…)
20年越しでなければもっとひどい評価をしていた
///追記///
評価点を下げました。「あ、自分はこの映画を許せてないな」と自覚してしまったからです。よかった点は残しておきます。ほか、細かく修正しています。
///追記///
見たかったガンダムSEEDとはなんか違う。
SEEDのテレビ放映から20年が過ぎてそれなりの年齢になりました。
そうでなかったなら、私はもっと暴れていたと思います。そんなレビューです。
【よかった点】
・「愛」っていうテーマ
役割や能力、要不要で分断される世界の中で、なお「愛」で突き抜けていくさまはむしろ好ましいと思いました。世界の問題は全然解決していませんが、なんか、光明はあるなと。
・キラ周辺の描写
自分の心に正直に、うじうじして爆発してやっと立ち直ったキラの人間臭さいいよね。DESTINYでの超人すぎる彼(とラクス)のことを「なんか、なんか違うんだよな…」って思ってたので。ある種、彼への救いの物語だったのかも。
・メカ描写
フルCGなのに外連味たっぷり、ぼくたちの大好きなSEEDのアクションモリモリで幸せたっぷり。
出てくる機体はおおむねカッコよくて、鑑賞後にそのままライフリとイモジャを買いました。
あと新デュエルと新バスター、ミーティアに合体までさせていただける大盤振る舞いっぷり。ありがとう。
・前半のシリアスな雰囲気
予告編の、陰鬱とした世界でなおも足掻くコンパス、という魅せ方から本編もきっとこの調子なんだととても期待していました。
前半は軽率に大量破壊兵器が飛んだり人間関係がゴチャついたり陰謀が渦巻いたり、おお、ヒリついたC.E.だ!これはSEEDの映画だ!とニコニコ。
そのクライマックスとも言えるアークエンジェル轟沈のシーンは、作品内外を問わずひとつの時代が終わった気がして、いろいろな感情がこみ上げてきました。
良い点を並べてみて
エンタメ面はすごく高得点だなと思いましたし、
絶賛するファンの気持ちもわかります。
【悪かった点】
・ギャグ要素
全部台無しにされた気分です。これまでの加点を吹き飛ばしていきました。
前半の洗脳パートのBGMや効果音(やけに耽美)、唐突なズゴックの登場に「おや?」とは思ったのですが
後半のたたみかけるようなギャグ要素で唖然。なんでこんな残酷なことを。
どうしてもギャグにしたかったのか?
アーサー副長は必要なのか。
あんなエロパイロットスーツ着るラクス、私イヤだよ。
(TV本編でもベッドシーンだの下着だのお色気はありましたが、鬱屈とした空気の醸成にはむしろ役立っていたと思います。裸の主要キャラが出てくるのはSEEDなので別にいいですし、全く出てこなかったらどうしようかと思いました。ギャグエロとして消化されたのがイヤなんだと思います。)
何も考えてないシンは解釈一致だけど、言及のされ方がイヤだよ。キャラクター性が単純化されていた感がありました。
スケベなアスランもそのダシに使われたカガリの姿もなんかしんどいです。アスランもひとりの人間なんだね、とは思ったのですが。
ズゴックにインジャが入ってるのは100歩譲って許すとして、登場するときの「ピカーーッ!」って爆発する演出必要だったかな……無印のデュエルVSフォビドゥンみたいなのでよかったんですけど……
すみません、やっぱりあの「SEED的アレンジの全然ない」ズゴックは嫌です。
一番しんどかったのはステラの扱いだったかも。シンの中の闇ですよ、と言いたいならいっそもっとエゲツないビジュアルにしてやってほしい。もしくは綺麗な姿のままでいてほしかった。
フレイとマユ、レイが不在でしたが、むしろ出なくてよかったかも。
イザークとディアッカはシリアスな空気のままでずっと行ってくれたのでまた株が上がりましたね。
・ファウンデーションほか、新キャラの立ち位置
2時間映画で彼らに尺を割くのはまあ不可能としても、終盤にかけてどんどん自らの格を下げていってしまって、前半の強大さのままキープできなかったのかなと。
レクイエムの照準を変更する理由も無理矢理で、もっとしたたかであってほしかった。
あとは、洗脳や未来予知のメカニズムも特に説明されなかったのがモヤっとしました。ちょっとでいいので理屈をこねてくれ。
デスティニープラン運営のために誂えられたはずの彼らですが、とてもそうは見えなかった。議長泣いてるよ。
青い髪の子は、終始真剣にテーマと向き合ってた気がするので好きです。ただ、上位者らしさがあったかと言うと……。
・マイティストライクフリーダム
強い!!強いのはいいけどベクトルや技術体系が変わりすぎ。謎の雷とか大量破壊ビームとか、おまえはどこの世界のロボなんだ?せめて最強攻撃は赤白のビームで止めておいてほしかった。
単品としてみたらデザインとか結構好きです。キット化楽しみですね。
・終盤の舌戦
クルーゼぐらい舌戦に強い相手がラスボスであってほしかったかも。
迷いを吹っ切ったキラとラクスが語る愛だからこそ、理屈をすっ飛ばしてゴリ押しができるとも言えるのですが、それにしても相手が弱すぎる。
【さいごに】
痛快娯楽映画なら、初めからそうだと明言して欲しくて、シリアスな予告編を打ったならそのまま通してほしかった……が一番です。全編シリアスでも「愛」に着地させることはできましたよね?たぶん。
「騙された!!」って気持ちが強いのかもしれない。
タイトルなし(ネタバレ)
普段は映画のレビューなど書かないのですが、あまりに残念な内容で不満のやり場がないため仕方なく書かせていただきます。
また、脚本家でもないのに知った風な発言をすること、最初に謝罪申し上げます。
まず他の方のレビューであまり見受けられなかったことに加え、私が本劇場版で最も憤慨した点ですので最初に言及しますが、アークエンジェルの扱いが雑過ぎではないでしょうか。ゴッドフリートがいきなり両舷とも撃たれた辺りで違和感は感じたのですが、そのまま息つく暇もなくあっという間に沈みました。
”不沈艦アークエンジェル”が沈みました。体感三十秒くらいの戦闘時間で。あの伝説のクルーが乗っているのにも関わらず。
理解が追いつきませんでした。もちろん映像を目で見ていますのであの艦が沈んだことは分かりましたが、それだけです。映画館で呆然としたことを覚えています。
、、、もう少しやりようはなかったのでしょうか。最終的にミレニアムの艦長をマリューさんにする必要はあると思いますから、不沈艦を終盤で沈めて救命艇でマリューさんがミレニアムに移るなど。
SEED/SEED DESTINYで本当に面白い脚本を提示してもらえただけに、雑に妥協された感が否めませんでした。まさかアークエンジェルを沈めるのが強大な敵ではなくシナリオだとは。世界で一番好きな戦艦だっただけに、残念です。
あとマリューさんのエレベータ方式はアークエンジェル、ミレニアム共に意味が分かりませんでした。特にミレニアム。そんな所にいたら危ないですよ? 設計の意図が全く分かりませんでしたので、続編で明かされることを期待します。
次に敵キャラクターについてですが、ブラックナイツの人格が浅すぎるのは多少やむを得ないと思っています。ファウンデーションの皇帝とラクスを寝取るラスボス(名前忘れました。以降それぞれ”皇帝”/”NTR”と表記します)より優先順位は下で、SEED/SEED DESTINYのキャラクター達と比べてもやはり下です。そのうえ、二時間程度の尺で初登場から敗北までをこなさなければならないのですから深堀する時間などありません。彼らの人格について苦言を呈することはあまりに強欲だと自分の中で納得しました。(だとしても、あれが最善手とは思いませんが)
ですがラスボス(件の皇帝とNTR)については到底やむを得ないでは済まされないものと思います。彼ら小学生なんですか? これは他の方のレビューの引用となるのですがが、発言からも行動からもファウンデーションという一国家を指揮するに値する人物だとは思えません。
皇帝がレクイエムの照準をオーブからミレニアムにいきなり変えるシーンなど、まるで幼稚園児がダダを捏ねているようでした。彼女にはもう少し安全なおもちゃを与えて下さい。世界が滅びます。NTRについても同様です。ラクスの厄介オタクにしか見えませんでした。その程度の人間がラスボスなのですから、本当に軽薄な劇場版になってしまったと、嘆くばかりです。
味方キャラクターについては、、、まあ、仕方ないのでしょうか。彼らにはSEED/SEED DESTINY時代の思い入れがあるので悪口を言いたくありません。ただ、なんというか、、、特にカガリやマリューさんなど、思想が強すぎて可愛げがなくなりましたね。(「民間人を~」「避難を~」など、”平和”に関するセリフがあまりにしつこかった)
昨今よく騒がれるポリコレとか環境活動家とかLGBTQ関連の活動家とか、思想が強くなりすぎると人間やっぱりつまらなくなるなぁと実感してしまいました。映画館でこんなこと実感したくなかったです。
次にMSについてです。ガンダム正史のMSを登場させることについては特に意見はありません。自分は正史には詳しくないので彼らが登場しても何も感じるところはありませんが、”ガンダム”の名を冠する以上正史のファンの方も多い作品です。作品の展開的にも商業的にも一定の効果はあるのだと思います。
ですが、その正史のMSに主要キャラを乗せるというのは到底理解できません。なぜアスランが”ズゴック”なのですか。素直にジャスティスで良かったのではないですか。機体の乗り換えがあまりに多く、各タイミングで誰がどの期待に乗っているか定かではありませんが、やりようはあったと思います。
、、、書いている最中に思いだしました。ズゴックが割れてジャスティスが出てきたのでしたね。もうなんでもありですね。2024年に桃太郎の原作再現ですか。ちょうど桃と同じピンク色だし。手の込んだものですね、この映画。
話が脱線してしまいましたがMSについては以上です。”アスランのズゴック”以外の味方主要MSはとてもかっこ良かったです。後述しますが終盤にかけて”愛”やらなんやら意味の分からないテーマを押し付けられて参っている中、MSだけはSEED/SEED DESTINYと変わらない外見で活躍してくれていたので、劇場内ではささやかな心の支えにはなっていました。
が、その心の支えが活躍する戦闘シーンも、、、随所に意味不明な要素が盛り込まれていて、常に不安が消えることはありません。
なぜギャグやエロを入れてしまうのでしょうか、、、本当に意味が分かりません。SEEDにギャグやエロを入れても面白くならないし、それは他の正統なギャグ作品やエロ作品に絶対勝てませんよ? 極めつけはそのギャグも面白くないし、そのエロも別にそこまでそそられないという事実。無心で戦闘してるシンはこの作品の中身の無さを体現しているようで面白さなんて入る余地もないし、アコードとかいう変な設定に巻き込まれたステラは、あれは一体、なんなんですか。製作スタッフのお偉いさんにステラに思い入れのある人はいなかったのですか? SEED DESTINYでもかなり不遇な子なのに劇場版ではバケモノ扱いとはあまりにも可哀想です。シンに救ってあげてもらいたいです。
もうレビューもかなりの長文になっているので勘弁して欲しいものですが、これに留まらず、終盤の戦闘シーンは原理不明のオカルトが連発。ラクスがガラにもないエロスーツ(まるでミーヤみたいですね。デュランダル議長も天国で微笑んでいることでしょう)を着るのは百歩譲っていいとして。フリーダムが最終形態になった時の、ラクスが宇宙空間に生身で出るアレはなんなんですか。意味わからん兵器がぽんぽん出る展開だったので感覚がマヒしてしまいそうですが、、。ストライクがアークエンジェルに乗り、デュエル・バスター・ブリッツ・イージスと懸命に戦っていた頃を思い出すと本当に今作はバカバカしく感じます。時間軸を超えて戦ったら間違いなくSEED FREEDOM勢が勝つのでしょうが、カッコよかったのは間違いなくSEED/SEED DESTINY勢でした。
他にも”超高速ミサイル”とか”超~”とか、小学生が考えたような名称が散見。せめて兵器についてまともな説明を通すくらいの意地は持っていて欲しかったです。
最近のガンダム、水星の魔女なんかにも通じると思うのですが、ガンダムという硬派な作品を無理やり近年の流行に寄せるの、意味ないと思います。どう頑張っても歪みが生じるのは目に見えています。昭和や平成初期にあれだけのインパクトを生んだ作品を手掛けたプライドがあるのなら、20年程度で作風を揺さぶられたりしないで頂きたいところです。
、、、まあ、この路線の方が商業的に儲かっているというデータを提示されたら返す言葉もありませんが。この映画を絶賛している方もかなりいらっしゃるようですし。
最後に、現状私がこの劇場版に置いて最も問題だったと考えている要素について触れさせて頂きます。
SEED/SEED DESTINYでは 劇場版で突然押し入ってきたあまりにお門違いな概念。
”愛”についてです。
「”愛”を語りたいなら別作品でやって下さい」と、強く思います。
SEED/SEED DESTINYのテーマは間違いなく”愛”ではありません。”平和”とか”遺伝子操作”とかその類の明確なテーマがあったはずです。
ならば、たとえ20年という長い年月を挟んだとしてもそのテーマは一貫すべきです。でなければその作品はもはや”SEED”ではなくなってしまいます。”SEED"の名を冠した全く別の映像作品です。
本当にこの映画はなんだったんですかね、、、
SEED/SEED DESTINYの顔に泥を塗る、私史上最低最悪の映画でした。
”愛”を語るならSEEDシリーズに対して製作スタッフのお偉いさんが愛を持って下さい。
、、、長々と書いてしまいましたがここら辺で終わります。
映画の悪評を書く時間なんて本当に何のメリットもありません。自分が関わりようのない製作の裏側に事後で文句をグダグダ並べるだけなのですから。こんなことをしている暇があったら自分の努力でどうにかできることを頑張るべきだと心から思います。
SEED FREEDOMのことはこれできっぱり忘れて自分の生活に戻りたいと思います。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃれば、この稚拙な文章がささやかな共感の道具になっていれば幸いです。
最後に。
私は本当にガンダムSEED、ガンダムSEED DESTINYが大好きです。
20年越しになってはしまいましたが、本当にありがとうございました。
パラレルと言って欲しい
「ファンサービス満載のパラレルお祭り映画」(本当の正史となる続編ではないよ)
と今からでも言って欲しい作品でした。
ならばテンポ良く、笑いあり、意外性ありの高得点な内容です。
ただシリーズをリアルタイムで観てこの20年ずっと観続けてきて、多くの葛藤をしたキャラクター達がその後どう生きているのか、世界はどうなったのか、と大真面目に観に行ってしまった自分には打ち砕かれた世界でしかありませんでした。
賛否あったデスティニーもきちんとストーリーもテーマも纏まっていたと思う自分は「劇場版をやる意味」が当時からあまり理解出来ませんでした。逆に綺麗に終わったのだから変にやらないで欲しい、とも思っていました。
やはりやらないで欲しかった。
中盤からラストはパロディ、エロ、とやりたい放題でギャグでしかない。これが公式にシリーズの正史として刻まれてしまうのが本当に悲しい。
個人的に大好きだったアスランも、もうネタにしかならないキャラになってしまい深い悲しみと怒りでしかない。
ストーリー的にも結局ほとんど魅力を見い出せない敵の新キャラ達を倒しただけで、何も解決していない。アグネスというキャラもあまりに雑過ぎる。ただエマさんとレコアのパロディ対決をしたかっただけのキャラ? にしてもあまりに中身が無さ過ぎた。
等々、あまり内容はない映画です。
当時のシリーズのままを、ガンダムがガンダムたる作品を、そして富野さん好き(自分はこれです)は観ない方が良い。
軽いノリでファンサのお祭り映画を、というスタンスなら楽しめると思います。
残念すぎる
SEEDド世代です。
作中に出てくるMSや曲は大満足。
ただしストーリー付け足した感が凄く否めない。それが悪いとは思いませんが、余計な付け足しで余計に増えた設定を少ししか回収しないで登場人物達のラブロマンスで終わる残念感。
恋愛はガンダムですごく好きな部分なので理解はできます。しかし肝心のストーリーで増えた問題点が解消されないまま終了。
映画.comやXレビュー見てますが、同世代もしくはそれより上の層で同じような意見を持つ方結構いるみたいです。
MSと曲は最高に良かった。ラクスとキラが一緒に戦うのも嬉しかった。ストーリーだけ…………
ちょいちょい挟んでくる昔の小ネタが面白かったですね。
ギャグアニメになった
良くある面白い展開も、思い入れで評価割れそう
SEED好きでも割り切れないとがっかりします
投稿したレビューが二度も消されました。
レビュー工作ってあるんですね。
SEEDの世界観を大事に思っているファンをこれ以上失望させないでください。
公開初日に見に行きました。
SEED歴20年近くあり、SEEDを経て他のガンダム作品もU.C.中心に複数見てきました。
前半は、説明不足のシーンが多かった。
制作側はそりゃ設定が頭に入っているんでしょうが、視聴者はDestinyの続編と映画の公式HPで与えられた情報しか知らないんですよ?
わかってる前提で話が進められても、視聴者は置いてけぼりです。
でも映画に通う回数を重ねたり、パンフレットや小説を読めば理解できるのかなと思っていたので、まあなんとか見続けることができました。
ですが、キラがいきなり敵に操られてから今までのSEEDの世界観じゃなくなり、付いていけませんでした。
ギアス要素取り入らたのなら前もって言って下さい。
オルフェとラクスが対の遺伝子で〜
はあ?ラクスの対の遺伝子はアスランでしょ。
対の遺伝子としてプラントの婚姻統制のプロパガンダしてた設定はどこいったんだよ?
その設定だったから、Destinyでデュランダル議長はラクス(ミーア)をアスランの婚約者にしたままにしといたんでしょ。
ブラックナイトが乗るハイスペックなMSを作れるほどファウンデーションは技術力、財力があるのに、Destinyで頭角を現さなかったのは何故?
後付はするのはいいけど、もっと綺麗に後付してください。ツッコミどころ満載。
後半に至ってはキャラ崩壊、ネタアニメと化します。戦闘シーンは一昔前の深夜アニメのノリできつかった。
イザーク、ディアッカはDestinyよりも有能に描かれていましたが、メインキャラたちがネタアニメの世界観にいるのに、イザークたちだけC.E.の世界観にいるので、違和感がすごい。
過去二作のC.E.の世界観を好きな人にとって、後半シーンは絶望でしかなかった。
死んでいったキャラたちが浮かばれません。
恋愛面ではシンルナは普通のカップルとして描かれていて視聴者にも受け入れ易かったですが、キララクアスカガは恋愛脳で違和感がすごい。アスランは変態キャラに…
戦闘シーンも一昔前の深夜アニメのノリでキツかった。
新キャラのアグネス、過去二作で桑島さんが演じるキャラたちは主人公の成長に欠かせないキャラだったので期待していたんですが、劣化クェスでしかなかった。クェスのほうがまだ同情できるし可愛げありますよ。
ネタアニメとして割り切れる人なら楽しめるかもしれませんが、過去二作のSEEDの世界観が好きな人は見ないほうがいいです。
こんな映画なら、都市伝説のままで良かったと思います。
期待値を高め過ぎた
Twitter(X)などで、様々な方が絶賛しており、また色んなMSが出るとのことで、かなり期待していたのですが、視聴後は正直ガッカリ感のが強かったです。
勿論良かった点もあり、具体的には、
・アスランとキラの男のやり取り
・ルナマリアとアグネスにおける、好きな男が定まったか定まっていないかの違い
・ファン向けの種、種死で活躍したMSの再登場
などがあるのですが、それ以外が本当にあり得ないくらい、つまらなかったです。
上げるとキリがないので、簡潔に特に不快だった点だけ上げると、まず、ひたすらギャグに寄せてきたところ。
確かに、種のバルトフェルドとカガリのケバブのやり取りなどの、少しクスッと来るような点は昔から、合ったのですが、そんなものとは比べ物にならないレベルでぶち込まれています。
なんだか、ここまで軽いノリにされるのは、これまで追ってきた身としては、本当に悲しかったです。
次に、最終的に何も解決していないところ。
本作には新たな敵組織として、ファウンデーションという敵が出てくるのですが、一応こちらは連合やザフトなんかと同じで、組織のトップやそれに準ずるキャラたちが当然いるのですが、まさかのそれら全員を葬って、ハイめでたしめでたし、で終わります。
ガンダムだと、戦闘や戦争を終えたあとは、基本的に講和だったり、それに似たようなことを行うと思うのですが、その講和をするための相手を全部消してしまっているので、そんなことしようがありません。
他にも序盤の敵組織だった、ブルコスの残党なんかも普通に残りっぱなしなので、何も終わってません。
そのあたりがあまりにも雑過ぎて、辛いです。
最後に、種死の敵トップである、デュランダル議長の掲げたデスティニープランについて、今作でも何度か触れているのですが、アレに代わるものだったり、アレを否定した具体的な理由なども出てきておらず、キラたち、お前ら結局なんなん?って感じです。
種死で、アスランが『戦争はヒーローごっこじゃないッ!』って言ってましたけど、お前らのやってること、自己満足のヒーローごっこです。
長文となってしまい、申し訳ございません。
全部書くと気持ちが暴走して、またおかしくなりそうなので、そこまで具体的には書けていないかもしれませんが、どうしても吐かずにはいられないくらいには、シコりが残りました。
内容が酷すぎる
全作品見ている中でSEED系列は私の中でもアニメは高評価なのですが、映画は酷すぎました。
なるべく殺したくないアニメキラの戦い方とは反して映画では敵キャラ(ファウンデーション)は殺すという鬼畜っぷり。
ガンダムの機体設定飛び越えていてビルドファイターズやゴッドガンダムを見ているのか!?と思わせるような魔法のような攻撃。サイコフレーム以上の武装ついてるんですか!?
F91は金属剥離で分身しているように見えて、トランザムはGN粒子ですよね。デスティニーガンダムの分身はどうやってやってるんですかね?もう説明つきません。。。
まともなのはアスラン・ザラくらいでその他は意味不明なくらいでした。敵には相手の思考を読めるというインチキスキル(説明つかん)持ってるのにシンは何も考えてないから読めないとか、そんな馬鹿な(笑)
それなのにシンの脳内読もうとしたらステラが出てきてギャグ要素...もうついていけない。SEEDFREEDOMは現実離れしすぎてました。
思い出の中でじっとしておいてくれ…
SEED信者、当時観ていた世代、ラクス好きにオススメできるというレビューが高評価によくあるけど。。。
ふざけるな!!
自分もSEED信者(自称)で当時リアタイしててラクス好きだけど、これはないわ
序盤、キラが洗脳受けるまではよかった。
マーズ、ヘルベルトが逝った時点でこれはギャグだと確信したわ
なーにが「すまん、アネさん」じゃ!!ギャグアニメの逝き方じゃないか!!
案の定その後、終わるまでギャグが続きました。
観たかったのはこんなお祭り騒ぎのアンソロだか同人誌だかから引っ張ってきたようなネタアニメじゃない。
騒げばそれでいいのか?
他作品のパロディがこれでもかと盛り盛りに盛られていたり、アスランの脳内カガリやラクスの変態スーツとか、そんな下品なものは観たくなかった。
シンの中のステラが化け物みたいな表現、あれは許さない。
そんなのGジェネとかスパロボでやってろ!
わざわざSEEDシリーズでやる必要あるか?
あと戦闘に関しても、核やレクイエムで民間人や兵士がめっちゃえぐいタヒり方するんだけど、それに対する主要キャラ達の戦闘の温度差が気持ち悪い。
グッズとかパンフレットが売り切れてたから、観終わってまた再販されたら買おうかなと思っていたけど、買う気が失せました。
あと4DXも観ようかとも思っていましたが、それも無くなりました。
それくらい最低の作品でした。
こんな形でSEEDシリーズとお別れとかすごい悲しすぎる。
今までありがとう。
ストーリー✕ 映像◎でした
残念でした。
完成度の低さにガッカリしました。(初めて見たガンダム作品がSEEDということもあり、作品への思い入れが強かっただけに尚更…。)
・キラやラクス、敵キャラの語る愛が浅いところ。
・愛がどうのこうのばかりで、「命がけの戦いをしている」緊張感がまったく感じられないところ。
・終盤のお笑い要素。(←これ本当に要らなかったと思う。)
細かいところを挙げていくとキリがないのですが、その中でもいちSEEDファンとして一番気に入らなかったのは、ステラを妖怪みたいな見た目にしたこと。
笑いを取ろうとでも考えていたのでしょうか?あれはテレビ本編に思い入れがあるほどヘイトが溜まる表現だと思います。
もっとマシなものは作れなかったのか…と思うところではあるのですが、ブリッツの武器を装備したデュエルなど、商品化されたら欲しくなるようなかっこいいモビルスーツの活躍を見ることができ、その点に関しては大満足でした。
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