「結局ラクスの好き嫌いで決まる映画」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM RiZさんの映画レビュー(感想・評価)
結局ラクスの好き嫌いで決まる映画
無印の時からラクスが嫌いで、ディスティニーでさらに拍車がかかり大嫌いになり…。
公開前情報で、キララクのラブストーリーが主だと判明した時は絶望だった。
それでも、待ちに待った映画化だし、アスカガが大好きだから、観たい気持ちもあり…。
鑑賞前にネタバレレビュー見たら、ラクス嫌いだったけど好きになったと高評価が目立つから、自分も受け入れられるかもと意を決して鑑賞。
結果、ラクス、さらに大嫌いになりました。
あまりにも全編通してキララクの為の映画すぎたし、ディズニープリンセスばりの衣装と大贔屓でとにかくラクス、ラクス、ラクスを中心に動く…。
特に終盤のラクスは世界の鍵を握る存在だ、みたいな扱いと、マイティーの横で生身で敵を殲滅の仕草にはドン引き。
パイロットスーツが1人だけ異様にピチピチで胸とおしりが揺れ動くシーンには恐怖すら感じた。
最後の最後にまで裸でキスというオチで、エンドロールにはもう観に来たことを後悔する程でした。
これがラクス大好き、キララク最高、な人にとっては至高の映画になるんだろうな…という感じ。
これだけのザ・ラブストーリーをするなら、ディスティニーで苦労しきったアスカガにもう少し出番を分けて欲しいくらいだった。
唯一良かった点は、同じくディスティニーで苦労したシンの大活躍ぶりと愛くるしさ。
あとは、アスカガが健在だったという点。
(個人的にアスランが1番好きなんだけど、ズコックで登場したり、あまりに格好つけすぎてネタキャラみたいな扱いになってて正直微妙だった。)
映画化してくれた事は本当にありがたいけど、
この映画の最高潮は冒頭の西川さんの歌ありきの戦闘シーンだけだったなという印象でした。
とにかくキャラの好き嫌いって本当に大事。
それが実感できる映画ではありました。