劇場公開日 2024年1月26日

「陳腐という言葉がピッタリな駄作」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM コンプライアンス まもるさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0陳腐という言葉がピッタリな駄作

2024年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

寝られる

『ガンダム』映像作品はほぼ全て見ています。
もちろんTVアニメ『SEED』『SEED DESTINY』も視聴済。
その上でのレビューです。

物語の流れ、各シーンの演出、台詞まわし、全てが陳腐でチープ。
特にキャラ同士が会話で心情を伝え合うシーンの演出と台詞が、とても2024年の作品と思えないほど古臭くて陳腐。

具体的には「あっ……!」「はっ……!?」「えっ……!?」(顔アップでキラキラ)
これが1対1で会話してるシーンで頻発するから、会話に深みがない。

実際そのシーンで、映画館で隣で見ていたカップルが、主人公キラとライバルが言い合うシーンで「なにこれ、中学生が作った映画なの?」って言いながら笑ってた。普通、映画館でそんな声が聞こえたらイラっときますが、今回ばかりは私も「そう思えちゃうよね」と心の中で肯定してしまった。

私も物語中盤から会話シーンが始まるたびにギャグシーンのように思えてきて、声上げて笑ってました。

戦闘シーンはかっこいいのに、「何故戦うのか?」のテーマを伝える台詞が陳腐なので、心からかっこよく思えないのもしんどい。もったいない。

前評判が良く、視聴済の知り合いが絶賛していたので、楽しみにしてたのに……。

コンプライアンス まもる