劇場公開日 2024年1月26日

「20年待ったファンのお祭り」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)

4.020年待ったファンのお祭り

2024年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

良かったところ
とにかく戦闘が派手で動くしカッコいい

?なところ
ドラマシーン要る?感情の変化がただの催眠術とか超能力。
肝心のストーリーラインはほとんど精神操作。

辻褄はともかく同窓会並みにキャラは掘り返すし、活躍するしでとにかく細かい部分を無視してお祭り騒ぎを楽しむのが正しい。10分とかで復旧して撃てるレクイエムなら大気圏突破するまでに何回か撃てるだろ、とか。とにかくオーブ撃っとけよ、とか。
いくらでもケチはつけられるけど、そんな無粋なことより大切なことがある。それは合体とアーマーパージだ。ビームで衛星ぶった斬ったりとかも大事し、マルチロックもラムアタック(衝角突撃)もゼロ距離斉射も必要。とにかくこのロボットと艦隊が交錯する戦闘として見たいものがが詰まってたと思う。速すぎて何やってるかわからんところも多々あったけど、それすら面白さに繋がってた。

ストーリーは陳腐。感情や状況の変化の原因が全て便利な超能力なんで、共感しろと言われても困る。やる側もやられる側もナチュラルじゃないし、よその世界のいざこざにしか。あとカガリはさっさと更迭しといた方がいいと思う。腹芸の一つもできない小娘のせいで国が滅ぶのは忍びない。

声優は上手い人多いけど、なんか喋り方とか響き方に違和感があった。シティハンター劇場版にも感じたけどやたらと区切って喋ってる印象。なんだろう。
カガリの声変わってたのは思ったよりもずっと気になった。中のひと代わってるのが惜しい。

木花咲耶