ドリーム・ホースのレビュー・感想・評価
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非常にオーソドックスな作りの作品です。感じ方は人それぞれでしょうね
映画の教科書に載っていそうな非常にオーソドックスな作りの作品です。
(実話ベースですしね)
安心して最後まで見ていられる作品ですが、逆に言えば予想外のことは起きません。
想定どおりに話が進んでいきます。
安心して見ていられる or つまらない どう感じるかは人それぞれでしょうね。
希望を生み出すのは誰かの強い意志
ウェールズの片田舎のひとりの主婦が町の人間たちと共同馬主となるストーリー。
競走馬を育てるということが共同馬主たちの希望となっていく。
その希望の始まりはひとりの主婦の熱い想いから始まっていた。誰かの強い意志というものは周りに伝播し、希望になっていくということを映画を通じて学んだ。
ストーリーのテンポ感も良く。飽きることなく楽しむことが出来た。時折織り交ぜられるジョークがウィットに富んでいて和ませてくれるし、こーゆうジョークがウェールズジョーク?なのかもと思い、気軽に世界の笑いを、文化を楽しめるのは映画ならではの良さでもあると感じた。
騎手視点が無い。
不満点を挙げるなら騎手が全く無視されている、ドリームが奇跡を起こしたのはドリームの驚異的な回復力もあるが、乗りこなした騎手の力でもある。しかし台詞は無いし名前すら不明。わざと騎手視点は無視したのかな?それ以外は素晴らしい。
見応えあり
テーマがはっきりしている映画。人生100年時代に突入している。60才でも30年40年生きる時代になにか夢中になれるものを見つけないとって話。それは70才からでも80才からでも。
音楽もかなり良くできていて感情移入しやすい。
ラストのエンドロールも凝った作りで楽しめる。
これが実話なのだからまた凄い。
今年の初泣きかな?
実話じゃないと説得力が薄まるストーリーで、正に事実は小説よりも奇なり(あれ、使い方違う?)。
中盤、主人公ジェンの仲間を説得する言葉に心打たれました。
そして馬が、特に小馬が可愛いかったなぁ〜
野良犬ならぬ野良馬が居るようで、なんて羨ましい街だと思いました。
あー、撫でたい。
あー、乗りたい。(初級者のままだけど)
競馬はしないけど生き物として馬が大好き❤
エンドロールも楽しかったです。
良いアイデア💡
文句なし!競馬ファンでも競馬に興味がない人も楽しめる作品。
今年最初に観た洋画作品だが、文句なし。競馬もそうだし、何事もそうだがワクワクするようなモノがほしい、人生が変わると思わせてくれるようなモノを。今回のテーマである競馬を題材にした作品はまさにコレ。馬主組合を作るために儲けよりも胸の高鳴り。このジャンの呼びかけに村民が集まり馬主組合を結成するとはなるほどなと思わせた。その後調教からレースへの過程は作品本編のとおりだが。セカンド・チャンスもこの作品のテーマ。見事なテーマ設定だった。エンデイングの後味も良い。最後にウエールズのヒット曲で締めるのも◎。映画で観たいのはまさにこれだなと内容が盛りだくさん。上映時間も問題なくおすすめ。競馬の関心有無にしても楽しめる作品。
競馬はギャンブルです
ウェールズの谷間の村の住人達で共同馬主となり育てた馬が、ウェールズ最高峰のレースに出走する様になる話。
今まで様々な動物を育てて賞を貰った経験のある主人公が、昼間はコープで働き、夜はパブで働き、ダンナはまともに働かず晩飯の心配ばかりという日々の中で、パブの客の会話に感化されて馬を育てる決意をし巻き起こっていく。
当然こんなウマく行く話しなんて極々稀な訳だけれど、毎週10ポンドで退屈な毎日に変化を与える夢への出資って、そりゃあワクワクですよね。
ウェールズの競馬事情なんてこれっぽっちも知らずスタートの方式にすらびっくりするレベルだったけれど、ストーリー自体はとても解りやすいしドラマチックだし、ギャンブルというよりも正に夢をみている大人達という感じでとても面白かった。
後は出走した各レースの優勝賞金とかを字幕でも良いから教えてくれたらもうちょっと規模が解り易かったかな。
お金より夢を選んだ人達の実話ベースのイギリスの感動作! 本年度ベスト!!
単純で解りやすいストーリー。
ストレスフリーな作品でとても良かった!
ウェールズに住む主婦のジャン。
昼間はスーパー、夜はパブで働く単調な毎日。
ふとした事から競走馬を育てレースに出場させる事を決意するストーリー。
ジャンが競走馬を育てる理由も納得。
子供の頃からの勝負師魂が感じられる幾つかのシーン(写真)が印象的。
牝馬を購入して生んだ馬を競走馬にして行く為に高額な費用が必要。
町の中から出資者(組合)を募り資金を調達して行く感じ。
鑑賞前は数々の困難を乗り越えて行く感じを予想してたけどそれ程でもない(笑)
出資者達の人間ドラマもあって見所満載。
ドリームアライアンスと名付けられた馬がとても美しい。
透き通った瞳に吸い込まれそう(笑)
競馬のシーンも迫力満点!
ドリームアライアンスのあるハプニングから涙腺が開放(笑)
もうドリームアライアンスが他人の馬とは思えない!
こんなにもストレスの無い作品だったとは思わず大満足!
お金より夢を選んだ結果、お金持ちになる事もあるんですね( ´∀`)
生きる活力がわいてくるウソのようなホントの話
このストーリー展開には、やられるね。順調に進んだところでやってくるアクシデント。このタイミングはホントに実話なの? そんな気持ちを忘れさせるジャンの思いのこもったセリフ。この言葉に心動かされない人いる?
ウエールズのValley(谷)と呼ばれる小さな町で、競走馬を育てるという夢みたいなことを思いつき、実行に移してしまうジャン。競走馬だから、ハイセーコーのように一攫千金を稼ぐことは可能性としてはある。だけど、ジャンが欲しかったのは、生きる活力であり、自分の存在を誇ることができる何か。
『ヘレディタリー/継承』で、ムンク以上に歪んだ顔で、観客を恐怖のどん底に突き落としたトニ・コレット。『ドリーム・ホース』では、はじけた笑顔で生きる活力を与えてくれます。
意外性と普遍性のコンビネーションムービー
これからの先の人生、終わりまで変りばえのないことがうっすら透けて見える…
そんな味気ない人生嫌だよね。
これはそんな状況の主婦が田舎で共同馬主になり、夢に心駆け躍らせる映画。
トップガン・マーヴェリック以降、こういう胸熱映画に目がない
経済とかパンデミックによって先行きが見通せず、少しでも夢を追うような物語に惹かれるのかもしれない。
競馬ときくと「ギャンブル?」と思う人もいるかもしれないけど、
賭け事そっちのけで小学校の運動会に親戚一同全員で応援に行く感があふれ出てるから好き
この映画のもう1つの切り口としては、ジェンダー役割からの脱却を描いた女性の典型的なエンパワーメントムービーの側面もある。
馬主として愛馬と相対しているときジャンは娘でも、妻でも、母でもない「私」になれる。ジャンにとって、馬主となることは、性別によって与えられた役割ではなく、
彼女が選んだ役割で、ジャンのアイデンティティの確立に繋がっている。
田舎の主婦が共同馬主になるという意外性のある題材と女性のエンパワーメントという普遍的な題材がミックスされてオリジナリティ豊かな作品になっている。
よかった!
内容ももちろん、映画館で観られたこともよかった。
年明け早々、いいもの観たなぁ、と。
夫婦、親子、職場、田舎のコミュニティの人間関係、いろんなことを考えさせられた。
地域で集まるとみんなが歌える歌が飛び出す。
童謡などではなく、歌詞は男女の悲喜交々(笑)
こういうのは日本にはなかなかない、ね。
景色も素晴らしい。
街並みもいい。
ウェールズ最高!
狭いバスで楽しそうに遠足する彼らが心底羨ましかった。
多数決でルールを決める一口?馬主達。
金持ちどころか、年金のみのカツカツの生活のおじいさんも。
それでも競馬場の馬主ルームでは堂々と飲み食い(笑)
日本は地方競馬場は減っているらしいが、海外事情はどうなのか。
馬主になろうと思いつく主婦もすごいけど、成り立ったのはギリギリでもやはりそれなりのバックグラウンドや支える人が少なからずいたからだろうな。
競馬のことはわからないが、無理矢理ゲートに入れないでロープを張るだけのスタートラインにホッとする。
障害物を飛び越えるシーンはいちいちハラハラさせられたが。
泣いて笑って楽しめる作品。
ひとつだけ。
お産のシーンはカット。
感動間違い無しだが、長いだろうし、これは仕方がないかな。
ただ、詳しくはわからないけれど、産気に旦那さんも気づかないものかなぁ…と。
ここだけ残念だったので、マイナス0.5。
怖い顔芸(失礼)のイメージのトニ。
ウェールズ訛り(よくわからないくせに好きなんだよね、アイリッシュ訛りとか)で、出身がこちらかと思いきや、オーストラリアなんだね。
いろんな表情を見せるトニさん。よかった!
想像とは違うストーリー
サラブレッドの映画と言う事で鑑賞
自分も一口馬主だけど一応馬主なので
我が子の運動会みたいな感覚で
愛馬のレースは観ています。
映画はイギリスの田舎が舞台
サラブレッドとは無縁の夫婦が
母馬を購入するところから始まり
村人達に共同出資を持ち掛け
種付けに母馬の世話をするが…。
母馬は出産時に亡くなるが、
仔馬はスクスクと成長し
調教師に預ける際に
チェックを受け何とか合格
無事にデビュー戦を迎えて
出資者で現地へ
デビュー戦では出遅れながらも、
怒涛の差しで4着
その後は善戦するが勝ち星なくも
出遅れ癖が解消して待望の優勝
重賞レース?に出走し
レース途中で故障発生(屈腱炎?)
安楽死か手術かの選択から
立ち直り奇跡の回復
再びレース復帰がG1?レース
ここで激走し見事に優勝
感想としては、
思いの外、馬自体の扱いは少なく
レースシーンが殆どで
調教シーンなどはなかったです。
サラブレッドの物語と言うか、
村人達のサクセスストーリー的な感じか?
あと、日本競馬界とは違い
ヨーロッパらしく障害レースでした。
今年公開された映画で1本目に観るのにピッタリ
自分を見つけられない主婦が競走馬を村で買おうと提案しその中で喜びや葛藤、涙ありの中自分を取り戻しその中で村が活気付いていく様子など爽快感などもある作品です。また、実話で夢のある作品で作中にミホノブルボンなど実際の名馬も登場。ウマ娘が流行っている今多くの人に観てもらいたい作品。
何か新しいことを始めたくなる
美術館に展示している絵に添えられている解説を読んでいると、40歳代から絵を描き始めたという画家が意外といて驚く。なんなら50歳代からという人もいるくらい。何かを始めるのに遅すぎるということはないってこと。
ウェールズの田舎町で生活するジャンが競走馬のオーナーになろうと思い立つところから始まる本作。それこそこれから?と周囲に驚かれるのも無理はない。
話としては予想通りの展開だし、発生するトラブルも驚くようなものではない。でも、胸を熱くする映画だった。人生には心の高揚って大事だよなと改めて思ってしまう。ドリームアライアンスが育つにつれオーナーたちの表情にハリが出て生き生きしてくるのがとても印象的だ。実際のジャンたちが登場して歌うエンドローンもいい。人生を謳歌している感じ。
ウェールズが舞台ということもあり、町中でラグビーボールのパス回しをしていたりする。かかる(みんなで詠う)曲もウェールズっぽい。当然マニックスがかかっていて微笑ましかった。
人生後半にさしかかる世代が観るとより心に響く映画だと思う。自分も何か始めたくなった(始めないけど)。
タイトルのとおり、夢を持つことの大切さを思い出させてくれる
馬主組合の結成を呼び掛ける際、共同馬主の経験者が「儲けるためではなく、胸の高鳴りのために出資して」と釘を刺すが、これは、映画のテーマを象徴する台詞に違いない。
実際、単調で無気力な生活を送っていた村人たちが、自分達の競走馬の活躍を通して、生きる希望と活力を取り戻していく様子は、見ているだけで楽しくなる。
これなら、たとえレースで勝てなかったとしても、それはそれで、十分に感動的な話になったのではないかとも思うが、そこは実話なので、わざわざドラマチックな事実を変える必要もなかったか・・・
ただ、馬主として、せっかくあれだけ個性的な面々を揃えたのであれば、主人公夫婦や馬主経験者の会計士以外にも、もっと各人のエピソードを描いてもよかったのではないか?
それから、調教師だけでなく、レースで重要な役割を担っていたと思われる騎手にも、スポットライトを当てて欲しかった。そうすれば、迫力のあるレース・シーンが、より盛り上がったのではないだろうか?
余計なシーンを削ぎ落としたシンプルな作りを楽しめる反面、描き込み不足による物足りなさも感じてしまった。
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