189のレビュー・感想・評価
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いちはやく、連絡を!
東京都多摩南児童相談所虐待対策班で働く新人児童福祉司の坂本大河は、母親の虐待により保護所にいた4歳の藤沢芽衣を母親のもとに帰す現場に立ち会った。その翌日、芽衣がベランダから投げられ殺されたと知った大河はショックを受けた。母親の元に帰す前に芽衣が「家に帰りたくない」と訴え手を握った事を思い出した大河は辞表を手に職場へ向かった。その時、虐待を受けた6歳の少女が病院に搬送されたとの電話が入った。父親は、娘が自分でやったと、虐待を否定したが、少女を保護所に預け、弁護士の秋庭詩音とともに虐待の事実を立証し、娘の両親の親権を停止できないかと行動する。さてどうなるか、という話。
実際に起きた事件を元に脚本を書いてるそうで、どうして自分の子にこんな事が出来るのか信じられない。
抵抗できない弱者に暴力を振るうなんて最低!
腹が立って仕方がなかった。
子役は芽衣役の子も星羅役の子も上手かった。
特に星羅役の太田結乃が渾身の演技をしてて良かった。可愛かったし。
ほぼTVドラマ品質
劇場版として観ると、物足りなさが甚だしいけれど。子供の涙にゃ勝てねーよ!ってのと、主題は100%支持します!って事で。
児相が最後の砦ですか....
家族と地域のつながりだよ、先ずは。
などと。
昭和生まれの地方出身者は思う訳で。
虐待が疑われる家庭への「踏み込み」にも、児相の権限拡大にも反対した政党が3つあったよなぁ。マジで、何でも反対してるやん。これは反対の理由が違うけどw
なんてのも、思い出してしまった。
映画としては…。
児童相談所の新人君が児童虐待と児童福祉の現場の暗部に触れて藻掻く話。
子供の虐待とそれに向き合う福祉士、及び、児童相談所の責任や出来ることの限界とか、掛けられる工数の限界とか、そういう話かと思ったら、責任逃れがどうとか以前に働いてない人多過ぎません?
観光シーンとかムダに長いだけだし。
役所の態勢批判とかいう感じでもないし、どういう視点で何を訴えたいのか…。
扱ってる題材や胸クソ悪さとかやり切れなさとかはとても良いのだけれど、展開や演出が余りにもチープで苦笑もの。
教則ビデオでも観させられている気分になって響かなかった。
タイトルが地味だがこのタイトルに意味がある
この映画は大切な事をいくつも教えてくれますが、まずはこのタイトルの真の読み方がイチハチキューではなく「イチハヤク」という児童虐待の相談電話番号であることです。この番号を周知するためにできる最大の効果をこの映画は担っていると思います。
劇中、児童相談所の判断ミスのせいで取り返しのつかないことが起き、マスコミに叩かれ、抗議の電話が殺到するのですが、ここで学ばなければならないことは正義の為だと思っている行動が、本来人の命を救うための電話を邪魔していて、自分が虐待の片棒をかついでいるという状況になっていた事です。これは他の機関、団体にも起こりうることで、警察の不祥事や病院の医療ミスなどが起きてもし抗議電話なり苦情の意見を言ってスッキリしたいだけなら、その行動こそ悪であると自覚すべきだと思いました。
映画なので、これぞ「ザ・虐待」というケースが出てきて、ちょっとリアルさに欠けているきらいもありましたが、観客に「もうちょっと耐えられそうだな」と思う余地を一切持たせないには仕方ないかなと思いました。本当に子供がかわいそうで「虐待は悪だ」ということと、100%虐待だと思ってもすぐに救えない現状も分かって、なるべく大勢の人に見てほしい作品だと思いました。
国民全員が見る事を義務付けてもいい作品!
実際にあった虐待事件をモチーフに丁寧に作り込まれた作品!
児童相談所の職員たちの奮闘を中心に、一人でも多くの子供を救ってほしいという制作陣の思いが伝わって来ました。
虐待問題に対して、アピール好きの専門家や政治家達のくだらん熱弁聞くより、この作品を観た方が説得力ある!!
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