「児相の上が如何にゴミクズか分かる」189 よだかの星さんの映画レビュー(感想・評価)
児相の上が如何にゴミクズか分かる
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主人公と弁護士の悔しさや苦しさがよく分かります。
大人も自分の心を守るために薄情にならざるを得ないこと、現場で堪えて子どもたちを救ってくれている人たちがいることにただただ感謝しかない。
そして、現場を知らない行政の上の組織が如何にゴミクズかよく分かる映画です。
一時保護所の満床率を100%未満にする所長が言ったあたりが胸糞最高潮でした。
全身傷だらけ、骨折の跡もあり、広範囲にわたる火傷もあり、母親もDVの支配下に置かれている。
そんな環境の子どもが「書かされた」手紙をこれ幸いにと鵜呑みにして子どもを地獄に放り込み、見殺しにしようとする所長と上の言うことにハイハイ言うことしかできないクソ野郎は非常に現実味がありました。
メインの子どもは助かってよかったけど、日本の大人は子どもを軽視しすぎていると改めて思いました。子どもの意見を何故聞かないのか。子どもが思っていることを言える状況を作らずに「言わせて」おきながら「こう言ったから大丈夫」などと言える無責任な関係者が一人でも減って欲しいですね。
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NOBUさんのコメント
2022年9月16日
今晩は
共感有難うございます。
今作は、正直に言って鑑賞していてきつかったですが、児童所の職員の大変さと、システムの不備さ及び、このような家庭が沢山あるのであろうなあ、と思った作品でした。
という意味で、行政に対して強烈なメッセージを発信した映画だとも思いました。
早く、日本から児童虐待が無くなりますように・・。では。