囚人ディリのレビュー・感想・評価
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久しぶりのインド映画。でもガッカリ。
押収された麻薬を取り戻す為に悪党達が警察を襲う。たまたま居合わせた出所したてのディリが、倒れた警官達を運ぶトラックの運転を頼まれる。彼は翌日、孤児院にいる娘に会いに行く予定があるんだけど、断れなくて命懸けの仕事をやる事になる。その辺は普通なんだけど、この映画、ずっと違和感。
俺はインドに行った事ないから分からないんだけど、現在のインドのインフラってこんなもんなの?インドと言えばIT先進国で、経済もソコソコ良いはず。なのにボロボロのトラックや2ストのバイク、舗装されてない細〜い道路。スマホ以外は全て戦後すぐの日本レベル。
ほんとツッコミだらけ。警察の勤務体制が酷い。夜中だと誰にも繋がらなくて応援が頼めない。ありえない! 悪党達、誰もピストル持ってない。今どきある?だから最後ガトリング銃で全滅されられちゃうのよ。ディリなんて格闘中に後ろから何度も刺されたり、何度も頭に石をぶつけられても死なないのよ。ありえね〜。
登場人物が多いのはいいんだけど、みんな同じ様な服装、髭、早口、で見分けがつかなかった。
ザックリ言うと、古臭〜い、マッドマックス怒りのデスロード。残念でした。
今週(11/19)の本命枠に入ると思うけど、やや事前知識必要??
今年179本目(合計243本目)。
ということで、インド映画枠です。大阪市では定期的にインド映画祭りをよくやっていますが(シネリーブル梅田さんなど)、今年はコロナ事情で大半が短縮ないし中止になっていて、実質「普通の枠」(要は、この映画のように、普通に見られる枠)でしか見られない状況です。今年は3本目じゃなかったかなと思います。
内容は他の方も書かれている通りで、警察組織vs麻薬組織というわかりやすい筋。とはいえ、それだけで140分近くは持たないので、色々入ってはいます。といっても、インド映画ではよくあるいわゆる「ダンスシーン」もなく(30秒もないどころか、0秒?)、いわゆる日本で認知されている「インド映画」だと思っていくと、???ということになります。
インドにも、このサイトのようないわゆる「映画評価サイト」のような(合法な)サイトはあり、そちらの予告編を見ると、やはり何というか、飲酒・喫煙を想定する部分は容赦なく謎の警告アイコン(多分「飲酒はやめましょう」みたいな内容)が左下にバンバン出てくるのですが、本映画、なぜか日本放映ではこの謎の警告が一切なし。趣旨的に、飲酒・喫煙をはじめとして、コカインがどうだの、「インド映画のあの容赦ない警告」が出るのかと思いきやまったくなし。まぁ、今週はインド映画枠が(19日の週では)これしかないので間違いようがないのですが、インド映画といえばこの「容赦ない警告」がバンバン出るのも「ある意味」お約束で、それがまったくないのはかなり謎です(インドでも、都道府県とか省とか、そういうところでルールが違うの?)。
上記にも書いた通り、俗にいう「ダンスシーン」もほぼほぼなく(0秒?)、インドの宗教や地理(シヴァ神の話や、人口の多い都市クラス)を知っていると有利かな…と思いますが(説明は一切でない)、そういう趣旨で見る映画ではないですし、140分前後をいかに楽しむか…に尽きるかと思います。
※ なので、「インド映画お約束の、ダンスシーンも出ないし、インド映画ではおなじみの例の「飲酒喫煙ダメよ警告文もでないよ」というのがポイントです。なお、エンディングまで含めても「飲酒はやめましょう」的な趣旨の文章も一切出てこず。
採点は下記のようにしました。
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(減点0.2) 趣旨的に、インドの麻薬事情が多く描かれるのですが(上記通り、飲酒喫煙がダメよという警告文書が出ない以上に、麻薬もダメよというのも出ない)、「ケタミン」や「ロヒプノール」という表現が登場します。
前者は狩猟などに使うものですが(麻酔銃に使う)、後者は結構難しいです。日本とインドとで用法が違うからです。日本ではもっぱら睡眠薬として処方されるもので、日本ではほぼ唯一の第二種向精神薬です(悪用された歴史があるため、現在は水に溶かすと色がついたり、匂いがついたりするように悪用防止がなされています)。
ただ、映画内では「麻酔薬」という扱いで登場するため、ややこの点、わかりにくいかなぁ…という印象はあります(ロヒプノールも第二種とはいえ、普通に心療内科等で出る薬で、少なからずの方が処方された経験はあろうかと思います)。
(減点なし/字幕不足) 映画内で「俺らは2級米を食って生活してるんだぞ」みたいな内容のセリフが出ます。
調べてもよくわからず。おそらく、日本と同じように、米を収穫した後、国や都道府県などが食用米の品質などから1級、2級…とつけているのではないか(だから、反対解釈すれば、1級米はおいしい、ということ)と思えます。
この点は字幕がそれだけで、特に米がどうこうという話に繋がらないので、混乱させる要素は少ないですが、「2級米って何なんだろう?」と思い始めてもこれは映画内ではそれ以降出てこないので、気にしないほうが良いです。
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インド映画は世界一
予定調和、勧善懲悪、ベタ過ぎる人情劇。でも、スカッとする。理屈なんていらない。しかし、CGを多用するアメリカ映画よりも良心的。初期のジャッキーチェンよりも面白い。アメリカ映画や香港映画と比べてはいけません。インド映画は世界一面白い。
【”ディリが自らを10年牢獄に入れた警察に、命懸けで協力した理由”粗いストーリー展開、ダンス無し。けれど常人離れしたディリの闘う姿に圧倒された作品。そして、ラストシーンは沁みます・・。】
ー 冒頭、マリア・テレサが創設した孤児院で暮らす可愛らしい少女の姿が映し出される。-
◆感想
・ストーリー展開は、粗い。警察が、麻薬組織に潜入捜査官を長年送り込み、漸く確保した200キロの麻薬。
けれど、麻薬組織も警察に内通者を送り込んでいた。
- 序盤は、可なり粗く物語は進む。皆、髭面なので、誰が警官で誰が麻薬組織の男達なのか、良く分からない・・。ー
・警察に報復するために麻薬組織が行った事。警察の保養地で新署長を迎えるためのパーティで振舞われた酒に“毒”を入れたのだ。もがき苦しむ警官達。
- 独り、難を逃れた特殊部隊の隊長ビジョイは警官達を病院へトラックで運ぼうとするが、自らも手に怪我を負い・・。
そこに偶々居たのは、10年の刑期を終え、片手に手錠を掛けられたディリだった。-
・更に、警察署には、酔ってしょっ引かれた学生たちが5人と、55歳の守衛のオジさんだけしかいない。
- 忍び寄る麻薬組織の男達。警察署の地下には押収した麻薬があるのだ。ー
・一方、ディリが運転するオンボロトラックは、瀕死の警官達を荷台に乗せ、深夜病院へ向かうが、立ち塞がる麻薬組織の別動隊。
ー 瀕死の警官達の中には、麻薬組織と内通している者も・・。
このあたりから、ディリが警察に捕まった理由や、未だ顔を見ぬ娘アムダへの想いが、描かれる。
□ディリの、麻薬組織の男達との闘いが凄い。一人で20人以上をなぎ倒す。石を頭にぶつけられても、卑怯な内通者に不意打ちで腰を刺されても、不屈の闘志で、立ち上がる姿。
バーフバリを少し思い出す・・。
・警官達を病院に送り届けた後、警察署に戻ったディリ達。
- ディリは、劇中何度も、ビジョイに”娘をアンタの娘と同じキチンとした学校に通わせてくれ。”と頼む。印象的である。漸く鮮明に映った娘の写真をガラケーで観た時の嬉し涙。-
・そして、ディリと守衛のオジさんは、麻薬が置かれていた地下室でガトリング銃を発見!
迫り来る麻薬組織の男達にガトリング銃を乱射、乱射、又乱射!
<ストーリー展開は粗いが、145分を一気に観させるインド映画の凄さを再認識した作品。ディリが漸く、妻の面影を残す娘アムダの顔を見て、滂沱の涙を流すシーンは、グッときましたよ。ビジョイが男同士の約束をキチンと果たす姿も、良かったです。>
インド映画鑑賞マナーを身につけた人専用
軽妙に作ったアホらしい映画って世界中にある気がするけど、大真面目に作ってんのにアホらしくなっちゃうってのはインド映画をおいて他にはないのではないか
100億円分の麻薬を押収されたギャングが、警察署のホームパーティーを毒薬で無差別に攻撃、急性中毒を起こした30人くらいを、80キロ離れた病院に5時間以内に運ばないと命が危ない
という出だしの設定を、
そういうこともあるよねー、って受け入れる度量がまず必要、そんなとこで引っ掛かってたらそこから先なんてもうさらにアレだから
というインド映画鑑賞マナーを身につけた人専用の作品
覚醒兄貴
麻薬組織と警察のトラブルに巻き込まれ、瀕死の警察官達をトラックで運ぶことになった、刑務所から釈放された男の話。
麻薬組織に潜入した黒い羊の手引きで輸送中の900㎏のドラッグが警察に押収されたことで、警察長官の別荘で行われた退任パーティーで振る舞われた酒に薬が盛られ、そこに居合わせたディリが巻き込まれて行くストーリー。
別荘から80㎞の距離にある警察署への道中でのいざこざと、その間の警察署でのいざこざと、二つの出来事を交互にみせていく展開だけど、警察側にも黒い羊がいるという状況だったり、仕事中に酒を飲む警察官だったり、ほぼ因縁で警察に拘束されているディリだったりと、韓国映画もびっくりのポンコツ警察というシチュエーションに、ほぼ脅迫で巻き込まれるディリとケータリング屋の兄ちゃん。って凄いプロットだw
緊迫感があったり、時にやり過ぎでアニメの様なアクションがあったり、刺されても斬られても投石喰らっても覚醒すれば全てリセットですよw
演出や演技の安っぽさとか、一つ一つのシーンの長さとか、内容の割に長~い尺とか、気になるところはいくつものあるけれど、なかなか面白かった。
ディリ、めっちゃ強い!
暗くて、敵、味方、警察がよく分からなかったです。
ディリ、やられたと思ったけど、スゴい復活!
無敵ですね!
302本目、新記録です!(^o^)
間違って、2回目予約しちゃいました。(*>д<)
意外といいかも!?
インド映画 ってなると 歌って踊って そしてやたらと長いってイメージがありましたが この映画は違いましたね。挿入歌が何回か入りましたが踊りはしなかったですね笑 見所はなんと言ってもアクションがかなり良かったと思います。 主人公?のディリの無双感がエグかった そして案内係の若者のキャラが良かった 面白シーン アクションシーン そして主人公を何回もこの場が早く去った方がいいと諭すシーンがありますがそこから滲み出る良い奴感がかなり好きでした笑 ストーリーはちょっと ん? ってなるシーンもありましたが結構楽しめたと思います。
見たい映画ないけど映画館で何か見たいという方は是非
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