「いつもの重厚さなどがなかった」モンタナの目撃者 マクラビンさんの映画レビュー(感想・評価)
いつもの重厚さなどがなかった
テイラー・シェリダン結構好きで追いかけてましたが、今回はかなり薄口でいつもの良さがあまり無い作品でした。
いつもはその土地に生きる人の生き様や土地や民族のルールなどに縛られどうしようもない葛藤などを上手くドラマに入れてるのですが、今回は森林警備、山火事など別にこれじゃなきゃ成立しない事はなかったし、追われる親子はその土地に縁もゆかりもなく、アンジェリーナのトラウマもよくわからない。保安官夫婦にその役割を与えてもよかったのではないかなあ。
観賞後スッキリ感はありますが、シェリダン作品に望むのはそうではなく、いつまでも考えてしまう問題提起なんだよなあ。監督も兼ねちゃったのがよくなかったのか??
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