パウ・パトロール ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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感動的な話だがライダーの采配に疑問が残る
チェイスが幼犬時代のトラウマのある街でスランプに陥るが最後には克服するという王道で感動的なストーリに加え、予算をかけた映像美は素晴らしいのだが、ただ一点スランプに至ったライダーの采配には疑問が残る。火事になった建物や宙吊りになった電車に取り残された人たちを助けるのはどう考えてもマーシャルやスカイが適任なのだが、なぜかライダーはいずれもチェイスを指名、当然チェイスは任務に失敗しイップスに陥ってしまう。むしろトラウマのある街での任務なら、まずは簡単な仕事で自信をつけさせてあげるくらいの配慮が必要だったのではないか。野球に例えるなら小技の苦手な4番にバントをさせたり、右バッターにあえて左投手をリリーフさせたりして失敗、選手もそれを機に調子を崩すような、愚将の采配を見ているようであった。
スピード感とほっこりあったかいストーリー、控えめに最高!
控えめにいって、最高。アダム・レヴィーン(マルーン5)が歌う曲が、ピッタリで、ノリノリになれました。メンバーに追加になるか?新しいワンちゃんも登場で、それぞれの個性が際立ったレスキューが、スピード感のある映像で次々に展開していきます。新しいメンバーの夢もかなったり、子供たちがワクワクする要素がいっぱい詰まってました。犬のおまわりさんでしょ?って思ってたけど、映像が意外とカッコよくて、大人も子供も楽しめる映画でした!
アニメより、映画館の大きさのせいか、ちょっとだけスリムに大人になって見えるメンバーたち。ケントがしっかりして、その場で指示だす姿に、カッコいい~ってなりました。
星5にしなかったのは、翻訳がちょっと古めの言い回し。「あたりきしゃりき」とか、英語バージョンはなんやったん?って気になっちゃって。
新しいメンバーがよかったです。
都市部への出動要請した、アドベンチャーシティーに住むワンコ。パウパトロールに憧れているお茶目な女の子です。
キコキコと音のなるおんぼろのワゴンに乗って、街の片隅で、新聞紙にくるまって寝るワンコ。
安倍なつみさんの声と共に、負けずに生きる力強さと、健気な姿があいまって、応援したくなる存在でした。
パウパトロールが身近で、そしてみんなヒーローだっていうことと、街の野良犬の夢が感動のストーリーにさせていました。
野良犬がヒーローになれる!子供たちの夢も叶うんだって思わせるシチュエーション。映画にではなく、それを見ている子供たちの将来を思うと、泣けてきました。これから、努力次第でなんだってなれる。
野良犬の「リバティ」は街を知り尽くした案内人の役目をかってでたこともあり、その伏線を活かした小回りの利くバイクが与えられます。すごいよ!それぞれの個性が効いてる!メンバーそれぞれに個性があって、そして、お互いに補って…。
うちの子は、「まだ、ドクターがいない!僕がパウパトロールのドクターになるんだ!」と言ってました。
次男は「違うよ、パウパトロールは、ケガ人がでる前に、パウっと解決するんだ!すぐに出動して、ケガ人がでる前に解決しなちゃいけないんだ!僕は一番に到着できるようにするんだ!」と喧嘩になりそうな勢いでしたが、それぞれ、思うことがあるんだなと…。
面白かった~!
子供たち(4歳2歳)が大好きなパウパトロールで、付き合うおかげで名前など覚えたクチです。
とにかくCGが綺麗で、皆の乗るマシンや技、新しい登場シーンなんかも迫力があります。かっこいい…
ズーマが水中である家族を助けるシーンや、スカイが空中を飛び回ったり目標を爆破するシーンは特に見応えがありました。
今回はチェイスの過去に絡めてチェイスが自信を失い、仲間やケントとの絆でヒーロー・チェイスを取り戻すお話です。
弱虫でも怖くても良い、ヒーローになるためそこから頑張ればいい、って名言ですね。
名言を度々残すリバティ役安倍なつみさんは汗だくになりながら演じたとか。
特徴あるセリフ回しですが聞き取りやすかったです。
TV本編でもそうですが、子犬たちが高所から降りたり落ちたりする時必ずケントが優しく受け止める描写が好きです。
今回はそんなケントがちょっとピンチになりますが、チェイスとの絆が光って良いお話でした。
円盤になったら買おうかなあ!
蛇足ですが、いつも思うけどケントって何者…?海外製なので設定は日本製アニメのように作りこんでいなさそうですが、これで10歳だししっかり者ってレベルじゃないよねって私の心中がざわつきます…笑
正直何回も泣きそうになりました
期待以上です。
CGのクオリティお見事。
パウパトロールメンバーの毛並み、ケントのそばかす、アドベンチャーシティの風景などなど、とてもリアルです。
しょっぱな、タルボット船長が出てきた時に、人間のCGに良い意味で違和感を感じました。
グッドウェル市長の出番は少なく、ライバール市長がホントに嫌な役をとことん貫いてくれます。
リバティ役の安倍なつみさんの吹き替えも上手でしたよ。リバティにも、エベレストの「~っしょ!」みたいな決めセリフがあり、耳に残りますね。いつも思いますが、パウパトロールに登場する女性陣はとても意思がハッキリしていて、グッドウェル市長やケイティなどの人間ももちろんですが、今回はスカイが持つハートの強さを感じました。雷と嵐の空へ、ひとりで飛び立つ姿には震えました。雷を見て「うぅ、キレイね」って...笑。
リバティはとことんポジティブキャラです。
チェイスが自分の過去と向き合うのがメインですが、「ヒーローだって怖いものはあるよ。怖さから逃げ出さず、乗り越えるんだよ」みたいなセリフが、4歳の息子の心に刺さればいいなと願いました。
そしてサントラが最高です。マルーン5のアダムレヴィーンがテーマ曲を作ったのも驚きですが、物語の中ではガンガン洋楽が流れます。どれもアップテンポで、パウパトロールのビークルが走り抜けるシーンにピッタリでした。
個人的には、おなじみの「パウパト~パウパト~全員集合~」の部分がオーケストラ風に流れるたび泣きそうになりました。お聞きになりたい方は、YouTubeで「パウパトロール おやつにメロメロ編」で調べてください。序盤に流れてくるBGMがそれです。
物語ラスト、街のピンチから人々を救うため、パウパトロールが出陣するシーン。パウパトロールメンバーに入りたいけど、自分はオンボロのカートしか持っていなくて落ち込むリバティのために、ビークルを用意してあげるケントに惚れました。ここで例のBGMが流れるのですが、もう涙こらえるのに必死でした。
トータルして、小学生でも楽しめるんじゃないかと思いました。今回のビークルはめちゃくちゃカッコいいですよ。チェイスなんて変形しまくりです。
どうしても目立ちにくいロッキーやズーマも、しっかり仕事をこなしています。
ロッキーなんて街中にちらばったゴミを高速バックしながらかき集めてました。すご。
長くなりましたが、ほんとに観に行って良かったです。DVD出たら買います。製作者の方々、心に残る作品をありがとうございました。
チェイスの過去と成長!
いつもと同じようなトラック事故というトラブルから始まったものの、映画館のスクリーンと音、そして3Dの表現でなんとも大迫力の冒頭…初映画だった4歳の子供は少しビビっていましたが、そこからすぐにパウパトロールの出動シーンといつものパウパトー♪パウパトー♪のオープニングがかかると一気に大興奮!
パウパトロールきたーー!と親もテンション駄々上がりでした。
3Dのパウパトロール達はみんなフワフワで動きも毛並みもとっても可愛い!
救出シーンも細かく描写されるので、皆んなの活躍がより分かりやすい!
悪役はいつものライバール市長で意外性はない(子供にとっては怖すぎず◎)ものの、明かされたチェイスの過去とケントとの出会いに胸がキュッとなりました…
「あの街に行ったら、弱虫チェイスになっちゃう」という背中が切ない(TT)
映画での初披露となるパウステーションタワーは思ったより大きく、子供はカッコいい!と大喜びでしたが、親の皆さんは「一体いつ作ったのか?ケントの資金力はどうなっているのか?」と疑問が深まるレベルw
そして新ビーグルの初出動シーン…かっっけぇーーーー!!!特にチェイスのスーパーポリスカーはエンジン音、5.4.3.2.1Goの掛け声と共に発進する場面がとってもカッコ良かった…!
新キャラのリバティ、最初は話し方が癖あるので気になりましたが、最後に自分のビーグルを貰う場面で全身で喜ぶ姿が可愛くて、ついこっちまで嬉しくなります。新メンバーおめでとう(*^▽^*)
ライバール市長が巻き起こすトラブルを解決していくパウパトロールですが、小さな失敗とトラウマから動けなくなってしまうチェイス。
ライバール市長に攫われてすっかり自信を無くしてしまったシーンでは、子供でも分かりやすかったのか客席からクスンクスンと泣いてる声が聞こえてきました。
助けにきたリバティの「怖がってもいい、弱虫でもいい、それでも勇気を出して頑張るからヒーローなんだ!」というこの映画のメッセージを受け取ってからラストシーンまでは、本当に一瞬も目を離せません。
チェイスがパウパックを切り離して、自分の力だけでケントを救出しにいくシーン、子供も前のめりになって拳を握っていました。
全員が「チェイスがんばれ!」と思う名場面。
そして空で壊れた雲集積機?を1人止めようと奮闘するスカイ
ネットが切れてしまい「まだ作戦はあるわ!私と勝負よ!」とビーグルごと突っ込んでいく彼女はさすが!でした
みんなのボケに突っ込み、動けないチェイスに優しく声をかけ、可愛くてカッコいいスカイは今作でも大活躍!
無事だったケントにみんなが飛びつくシーンもやっぱり可愛い。
いつもケントの言葉選びや喋り方が優しくて、パウパトロール達にも命令じゃない、仲間としての会話があり、子供にパウパトロールを見せたいと思う理由の1つです。
映画視聴後、チェイスの「その任務お任せだぜ!」が感慨深い…本当に面白くて1つの映画として完成度が高いと思います。
コロナ禍じゃなければ何度でも足を運びたい〜(TT)
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