「スピード感とほっこりあったかいストーリー、控えめに最高!」パウ・パトロール ザ・ムービー yukiko suzukiさんの映画レビュー(感想・評価)
スピード感とほっこりあったかいストーリー、控えめに最高!
控えめにいって、最高。アダム・レヴィーン(マルーン5)が歌う曲が、ピッタリで、ノリノリになれました。メンバーに追加になるか?新しいワンちゃんも登場で、それぞれの個性が際立ったレスキューが、スピード感のある映像で次々に展開していきます。新しいメンバーの夢もかなったり、子供たちがワクワクする要素がいっぱい詰まってました。犬のおまわりさんでしょ?って思ってたけど、映像が意外とカッコよくて、大人も子供も楽しめる映画でした!
アニメより、映画館の大きさのせいか、ちょっとだけスリムに大人になって見えるメンバーたち。ケントがしっかりして、その場で指示だす姿に、カッコいい~ってなりました。
星5にしなかったのは、翻訳がちょっと古めの言い回し。「あたりきしゃりき」とか、英語バージョンはなんやったん?って気になっちゃって。
新しいメンバーがよかったです。
都市部への出動要請した、アドベンチャーシティーに住むワンコ。パウパトロールに憧れているお茶目な女の子です。
キコキコと音のなるおんぼろのワゴンに乗って、街の片隅で、新聞紙にくるまって寝るワンコ。
安倍なつみさんの声と共に、負けずに生きる力強さと、健気な姿があいまって、応援したくなる存在でした。
パウパトロールが身近で、そしてみんなヒーローだっていうことと、街の野良犬の夢が感動のストーリーにさせていました。
野良犬がヒーローになれる!子供たちの夢も叶うんだって思わせるシチュエーション。映画にではなく、それを見ている子供たちの将来を思うと、泣けてきました。これから、努力次第でなんだってなれる。
野良犬の「リバティ」は街を知り尽くした案内人の役目をかってでたこともあり、その伏線を活かした小回りの利くバイクが与えられます。すごいよ!それぞれの個性が効いてる!メンバーそれぞれに個性があって、そして、お互いに補って…。
うちの子は、「まだ、ドクターがいない!僕がパウパトロールのドクターになるんだ!」と言ってました。
次男は「違うよ、パウパトロールは、ケガ人がでる前に、パウっと解決するんだ!すぐに出動して、ケガ人がでる前に解決しなちゃいけないんだ!僕は一番に到着できるようにするんだ!」と喧嘩になりそうな勢いでしたが、それぞれ、思うことがあるんだなと…。