「チェイスの過去と成長!」パウ・パトロール ザ・ムービー さわはるさんの映画レビュー(感想・評価)
チェイスの過去と成長!
いつもと同じようなトラック事故というトラブルから始まったものの、映画館のスクリーンと音、そして3Dの表現でなんとも大迫力の冒頭…初映画だった4歳の子供は少しビビっていましたが、そこからすぐにパウパトロールの出動シーンといつものパウパトー♪パウパトー♪のオープニングがかかると一気に大興奮!
パウパトロールきたーー!と親もテンション駄々上がりでした。
3Dのパウパトロール達はみんなフワフワで動きも毛並みもとっても可愛い!
救出シーンも細かく描写されるので、皆んなの活躍がより分かりやすい!
悪役はいつものライバール市長で意外性はない(子供にとっては怖すぎず◎)ものの、明かされたチェイスの過去とケントとの出会いに胸がキュッとなりました…
「あの街に行ったら、弱虫チェイスになっちゃう」という背中が切ない(TT)
映画での初披露となるパウステーションタワーは思ったより大きく、子供はカッコいい!と大喜びでしたが、親の皆さんは「一体いつ作ったのか?ケントの資金力はどうなっているのか?」と疑問が深まるレベルw
そして新ビーグルの初出動シーン…かっっけぇーーーー!!!特にチェイスのスーパーポリスカーはエンジン音、5.4.3.2.1Goの掛け声と共に発進する場面がとってもカッコ良かった…!
新キャラのリバティ、最初は話し方が癖あるので気になりましたが、最後に自分のビーグルを貰う場面で全身で喜ぶ姿が可愛くて、ついこっちまで嬉しくなります。新メンバーおめでとう(*^▽^*)
ライバール市長が巻き起こすトラブルを解決していくパウパトロールですが、小さな失敗とトラウマから動けなくなってしまうチェイス。
ライバール市長に攫われてすっかり自信を無くしてしまったシーンでは、子供でも分かりやすかったのか客席からクスンクスンと泣いてる声が聞こえてきました。
助けにきたリバティの「怖がってもいい、弱虫でもいい、それでも勇気を出して頑張るからヒーローなんだ!」というこの映画のメッセージを受け取ってからラストシーンまでは、本当に一瞬も目を離せません。
チェイスがパウパックを切り離して、自分の力だけでケントを救出しにいくシーン、子供も前のめりになって拳を握っていました。
全員が「チェイスがんばれ!」と思う名場面。
そして空で壊れた雲集積機?を1人止めようと奮闘するスカイ
ネットが切れてしまい「まだ作戦はあるわ!私と勝負よ!」とビーグルごと突っ込んでいく彼女はさすが!でした
みんなのボケに突っ込み、動けないチェイスに優しく声をかけ、可愛くてカッコいいスカイは今作でも大活躍!
無事だったケントにみんなが飛びつくシーンもやっぱり可愛い。
いつもケントの言葉選びや喋り方が優しくて、パウパトロール達にも命令じゃない、仲間としての会話があり、子供にパウパトロールを見せたいと思う理由の1つです。
映画視聴後、チェイスの「その任務お任せだぜ!」が感慨深い…本当に面白くて1つの映画として完成度が高いと思います。
コロナ禍じゃなければ何度でも足を運びたい〜(TT)