「フライヤーの儚げな少女感のある有村さんに惹かれて」前科者 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
フライヤーの儚げな少女感のある有村さんに惹かれて
なのに劇場には足を運んでいないのですね。
観もしない作品の数々のフライヤーばかりをもらってくる、ある意味映画泥棒なのね・笑
コレクターなんだよ!無駄には捨てないよ!
いえ、公開前の有村さんの美しくて儚げな表情の写真に惹かれていたのは本当なのですね。
なのにしょっぱなからバイタリティ溢れる人の好いオバサンみたいに描かれているギャップにも惹かれました。
ギャップ萌え。
あと、眼鏡萌え。
眼鏡萌えの元祖といえば、あの伝説のセイントフォーの板谷祐三子さんですよね♡
バク転担当の。
Take a big Chance♪Like a flash Dance♪ですね。
↑
また余計な情報を…
余計と言えばね私、未成年時代に保護観察処分になったことあるの。
バイクのスピード違反が度重なって。簡単な裁判を受けたの。
しかも処遇期間中に、またスピード違反を犯したものだから
半年の処分で済まずに丸々一年のお勤めをしたことあるの。
この映画のように、月に二度、観察員さんだか民生委員さんだかの元を訪れていたの…
でも、その人って、当然有村さんじゃないの。
ごく普通のおばちゃんだったの(。´・_・`。)
有村さんだったら確実に恋してた自信しかないです♡
てか、リアルにあんな観察員さんなんていらっしゃらないですよね。
フィクション眩しい。リアル現実厳しい。
ごめんなさい、いつもの悪いクセで。
とっととレビュー行きますね。
私この作品、原作漫画も知らないし、読んでいないし。
テレビドラマも一切観ていないのですね。
なので、あくまでも一本の映画という観点のみで語らせていただきますね。
えーっとね、まず軽~く戦犯を挙げてみようか。
しいたけを頭にのせてるっぽいヘアスタイルの磯村勇斗さんの演技が微妙だったのね。
ヘタとまでは言わないけれど、なんか妙な違和感があったと思ったのは事実で。
正直ウザいと感じました。
めーっちゃいい味出してるマキタスポーツさんとの絡みのあるシーンならなおのこと、それが浮き彫りになるのですね。
コンビニ店長の宇野さんも、阿川さんの“別のお仕事”に理解のあるいい人の味出してるじゃないですか。そこも含めて。
もちろん森田剛さんの、元ジャニーズアイドルの片鱗も垣間見えなくなった、不器用なしょぼくれ男感溢れる演技も含めて。
リアル鼻水垂らしながら泣くシーンの迫真の演技だとか。
それらの対比で。
なので、言っちゃ悪いけれど、磯村さんの演技は、ちょっと一本調子で浮いてるなぁ…と思っちゃったです。
でね、私なら、あれこれ余計なこと考えずに、阿川さん(有村さん)と一緒にラーメン食べる道を選ぶね!って思ったね!ラーメンデートちょううう美味しい♡
てかね!誠が『前科者』なら実は『邪魔者』すぎ!兄の幸せ奪うなし!ですよ。
阿川さん(有村さん)とのラーメン奪うなし!ですよ。泣きながらのひとりラーメンさせるなし!ですよ。
いえ、真面目な話はね。肉親との愛情は不純な♡よりも強しなんですね。
私も弟がふたりいるので、よくわかるですよ。
劇中でちょっと笑っちゃったのがね、阿川さんが「警察だったら何をやっても許されるんですか!」と吠えるのにに対して
『孤狼の血』的に「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ!」の台詞がソッコーでに浮かび上がったのですね。舞台が岡山じゃなくてよかったね。
銃殺の件もね、岡山的には「弾はまだ残っとるがよ…」を思い出しちゃったの。
余計なことばかりフラシュバックせずにレビューに戻れよ!
そうですよね、これレビュー書いてるんでしたよね。
閑話休題。
ヒューマンドラマパート。
皮肉なのが、事の発端を作った犯罪者の義父は、とっくに更生の道を歩んでいたことなのね。
大切にとっておいたホームビデオを眺める“父”の表情にうる…っときちゃいました。
実の凶行を前に一瞬で全てを悟った時の表情といい。
でもね、物語の根幹を成す、佳代が何故保護司の道を選んだのかの動機がちょっと希薄にすぎると思って。
これだけかよ!
いえ、ここは皆さんのレビューを拝読した限り、既に多くが語られていたと思うから。
あえて私ごときがさら駄文で語って汚さない方がよいかもと思い。
(一番肝心なところを投げ出しやがった!・笑)
有村さん萌えパート。
この映画、有村さんを余すことなく堪能することのできる映画だと思ったです♡
誠が更生していく様に寄り添って、幸せげな微笑みをこぼす様だとか、
そんな誠がまたもや堕ちてい様に悲しみをぶつける表情だとか
みどりの独白に泣き顔を見せるシーンだとか
有村さんの様々な表情の魅力大爆発でした。
実は私、本作以前には有村さんのこと、それほど意識していなかったの。
『あまちゃん』で、若き日の春子さんを演じたイメージしかなくて。
でも、どうやら本作で有村さんファンになったっぽいの。
本当に惚れっぽいのな!自分。
サスペンスドラマパート
ちょっと不思議だったのは、実の殺害方法。
母親がそうであったのなら、その逆恨みとも言える殺害方法は、刺殺に拘るんじゃね?思っちゃったの。
なんで拳銃奪ったのかが謎で。
あと、交番勤務の警察官さん。
同一の派出所に10年以上も勤務できていたのかどうか?
ここ、よく知らないので、これ以上はツッコミませんが、そこちょっと不思議に思ったのですね。
あと二人の所在は掴めたとしても、よほどの計画的ストーキングでもしなきゃ、あんなにタイミングよく射殺なんてできなかったろうと思うし。
誠があの切羽詰まった状況で、DNA鑑定の捜査を混乱させるための偽装工作なんて瞬時に思いつかないでしょ?だとか。
そこの実と誠の行動に疑問を感じたの。
あとね、あれだけの犯行重ねておいて、自分たちが追われる身になっていることに気付かないかなぁ?普通。
大いなる謎パート
若き日の真司が、図書室の中也の詩集に殴り書きした恐ろしい文字の数々が一体何だったのか、ちょっと訳がわかりませんでした。
いつもながら、なんなん、このクソレビュー。
いやね、やはりこの手の真面目な作品と私のレビュースタイルは相性が悪いのよ。
>阿川さん(有村さん)と一緒にラーメン食べる道を選ぶ
まったく共感です。
とても面白いレビューだと思いました。
実際も警察や犯罪者ってドジっぽいですよね、多分。
誰もが不完全な人間ってことでしょうね。
野球十兵衛さん♪
ご丁寧なコメントありがとうございました。
このレビュー、色々と同感です。
リリーさんの、実を見て全てを受け入れようとする一瞬の表情・・・
やはりリリーさんは名優ですね。
有村架純の演技。
本当にオバサンに徹して(もちろんメチャ可愛いけど)肝っ玉母さん的でもあり、揺れる乙女心ありで、凄いもう若手ナンバーワンですね。
そうそう、私もこの映画の警察官とか警察の描き方、全然納得できません。
実がラストで拳銃自殺するところも、あまりに易々と拳銃を奪われるし、
マキタスポーツが撃たれるところだって、警官は容疑者を確保したら、
まず第一に凶器を奪って動けないもうにしますよね。
保護司の描写や人間像は凄く素晴らしいけれど、ミステリーとしては、
考証がいい加減ですものね。
長々とすみません。
野球さんのレビューとても好きなので、楽しみにしています。