「ディズニーを感じてしまうことがつらい。」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニーを感じてしまうことがつらい。
このシリーズが大好物。クリス・プラットが好きである。銀河一の落ちこぼれヒーローチームなのだが、一番良かったのは「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」ではないだろうか?言っちゃ悪いがやはりイロモノというか脇でごちゃごちゃからんできてこそ輝くようなキャラなので主役で堂々とやられるとちょっと調子が狂う。もちろんふざけたユーモアに満ちていて懐かしの70年代音楽に乗せて考える前に行動に移すナリユキ結果オーライチームのゴージャスなアクションオンパレードは149分を微塵も感じさせず「ワクワク楽しい!」の一言に尽きるのだが、今回アライグマが主人公でその過去がお涙頂戴ハートウォームチックにこれでもかと割り込んできて「トイ・ストーリー」を見に来たんとちゃうんやでと…ディズニーのマーベル買収は徐々にじわじわと侵食し始めているのかと勘繰りたくもなる。グルートがシリーズを追うごとにどんどん成長してきてあまりにもマッチョで強く頼れる戦士になってしまったこともちょっと残念。「僕はグルート」と言ってそこにいてくれるだけで、それでいいのに。
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