「ラクーン!80sの呪縛から解放された"クソ"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが帰ってきた!!」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
ラクーン!80sの呪縛から解放された"クソ"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが帰ってきた!!
満を持して登場アダム・ウォーロックは期待していたより活躍しないし、(ロケットの過去が掘り下げられる中で)ジェームズ・ガンの溢れんばかりの思い入れが深すぎて2時間半もの長尺を持て余すようにやや間延び感もあったけど、終わってみればこの銀河一愛された連中"家族"のフィナーレと新たな旅立ちにふさわしい大団円だった。
本シリーズを語る上で欠かせない大きな要素=サントラは『Vol.2』の最後に手に入れたズーンによってより現代に近い楽曲を違和感なく流すことができるようになり、レディオヘッド/Creep、フレーミング・リップス/Do You Realize??、そしてフローレンス・アンド・ザ・マシーン/Dog Days Are Overなど慣れ親しんだ大好きな曲たちをスクリーンで聴くことができた。それも『ホリデー・スペシャル』で、地球を去った当時8歳だったクイルにとってのヒーロー=ケヴィン・ベーコンと遂に対面したことで、一つの節目が付いたよう。
すべての始まりでチーム結成の1作目ではグルート、親父泣かせの2作目ではヨンドゥと、主要キャラクターの死という大きな犠牲を払うことによって今まで観客を感動させてきたガーディアンズ最後の旅路は誰かが犠牲になるのか?それは見てのお楽しみ。トラップじゃなくフェイスオフ!絵画『アダムの創造』オマージュ。最後に出てくる集合写真カッコよすぎてズルいって!! これはジェームズ・ガン、未練なくDCに移れるよ。盟友ネイサン・フィリオンに役柄を与えることにも成功している。
SPECIAL THANKS
All the fans!
伝説のスター・ロードは帰ってくる
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