「“らしさ”を最大限に出した大傑作」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 大谷 孝さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0“らしさ”を最大限に出した大傑作

2023年5月1日
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愛すべきガーディアンズたちの完結編として大満足以上のものを作り上げたジェームズ・ガン監督とキャスト・スタッフ陣に最高の賛辞を讃えたい。

シリーズ通じた『ガーディアンズ〜』らしさ、ジェームズ・ガン作品らしさを前2作以上に発揮し
観客が望んでいた以上の美しいシナリオは非の打ち所がなく美しささえも感じる。

ジェームズ・ガン降板の騒動、キャスト陣の擁護、復帰(更にはDC取締役就任)と、負け組から這い上がったガーディアンズたち同様のリアルがあったことをシナリオに散りばめていた点もまた、ガーディアンらしさである。

酷なことを言うと、『エンドゲーム』以降のMCUは停滞しているような印象が強く、もしガーディアンズもそうだったら…という不安があった。が、先述通りの大傑作だったのは言うまでもない。

やっぱMCUいいな…ガーディアンズ最高だな…

鑑賞後、新宿の明るい街中の頭上に微かに光る夜空の景色を眺めながら、この作品に心は酔いしれていた。

たかし