「なんかフェーズ5始まってた」アントマン&ワスプ クアントマニア 閑さんの映画レビュー(感想・評価)
なんかフェーズ5始まってた
エンドゲーム以降のフェーズ4は映画とドラマで作品が乱発されてて食傷気味…結局スパイダーマンとドクターストレンジしか見てなかったが、いつのまにやらフェーズ5に入ってたらしい。
映画としてマーベルらしい及第点な出来、アントマンというより今後の展開のメインヴィランであるカーン登場回って感じ。酷評するような悪い出来ではないけど、これといって予想外な展開も特になく…ラングの娘がティーンに育ってるのが見どころなくらい?めっちゃ可愛いけど同時に今後のトラブルメーカーの予感がひしひしと(笑)
量子世界より小さい世界にさらに文明や人がいました!というのはもうマルチバースとかで何でもありになったからあーはいはいって感じ。よくよく考えたら前作で人間が量子サイズに縮小してる時点で量子より小さい世界は示唆されていたと言えなくもないし。だけど、量子世界よりミクロな割に粘菌っぽかったり2足歩行だったり普通に機械文明発達してたりするのは…人間の想像力の限界なんかな。もっとこう古典力学の世界ではできない量子力学の世界だからできるバトルとかそういうのを…理解が追っつかなくなるだけか?
フェーズ4は新キャラ続々追加な割にアヴェンジャーズとしての今後の展開が見えづらく迷走してる印象だったけど、ようやくカーンが出てきて話の軸が出てきたかな。可能性ごとに分裂したアントマンが一つになっていくシーンは何気にカーンの倒し方を示唆してるようにも見えたし(ファンとしてはこの回答ではなくもう2枚・3枚上手の倒し方を期待したいが)。
しかしここの感想を見てるとマルチバースを理解できてない人が結構いるようで、もうMCUは完全に一見さんお断りになっていってるんだなあと。追っかけてきたファンですらどんどん脱落していくんだからそれも止む無しか。かくいう私もフェーズ4全然追いかけてないし、フェーズ5はどうしたもんかなー。でも最後の映像見るとロキは最低限履修しといたがいいのかなあー。めんどくさいなーもう。