「ついにマルチバースの説明が!良く分からんがなるほどだ!」アントマン&ワスプ クアントマニア はまたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
ついにマルチバースの説明が!良く分からんがなるほどだ!
アントマンシリーズだけ見ていれば大丈夫です。ポストクレジットも考えるとドラマのロキのあらすじ読んで最終話だけでも見ておくとより良いかもしれませんが…別に見てなければそれはそれでロキ復活すんじゃん!と驚けます。
量子世界の表現が素敵です。都市は美しく、自然は菌類の世界のようでこれがまた素敵。量子世界の住人たちもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやスター・ウォーズ以上に多様性に飛んでいて、うねうねもたくさんです。
レジスタンスのスライムみたいなやつが穴にこだわっているのも楽しく、世界観が良いです。
アクションはアントマンなのでそれなりですが、カーンの自己紹介映画としては十分でしょう。
ジャネットがビル・マーレイが明らかにカーンの都市に住んでいるのにまったく疑わずに頼ってて馬鹿すぎないかとか、カーンはもっと暴力的にいけばあっという間に量子世界から抜け出せたのではとか、脚本にケチをつけようと思えばいくらでもできますが、エンタメなんで。
キャシーかわいいです。
以下ストーリー
アントマンであるスコットはエンドゲーム以降ホープ、キャシー、ハンクにジャネットと平穏な生活をしていた。しかしキャシーはハンクに影響され量子化学を研究し、量子世界に信号を送る装置を発明する。量子世界に30年いたジャネットは量子世界について口を閉ざしていたが、その危険性から装置を無理やり止めるが装置が暴走(実際はカーンが信号を使って量子世界への扉を開いた)。
量子世界に一家で吸い込まれるが、スコットとキャシーははぐれてしまう。ホープたちはカーンが支配する都市(まだその事実は知らない)へたどり着き、スコットたちはカーンに抵抗するレジスタンスの集落にたどり着く。
ジャネットは量子世界の仲間であるビル・マーレイ!(役名忘れた)を尋ねるが、ビル・マーレイはカーンに取り込まれておりホープたちを捕らえようとする。ホープたちは何とか難を逃れ飛行機を奪取。ジャネットから征服者カーンの存在を知らされ、カーンが量子世界から抜け出すために必要とし、自分たちが帰るために必要なエンジンコアを目指す。
スコットたちはレジスタンスに歓迎されず、カーンに場所を把握されたために集落ごと襲撃を受ける。襲撃のリーダーはアントマンに以前破れたダレン(変わり果てた姿)だった。スコットとキャシーは捕らえられ、カーンと対面する。カーンはキャシーの命と引換に巨大化しているエンジンコアを小さくして奪取することを迫り、スコットは渋々承諾する。
エンジンコアに近づくとスコットは続々と分裂し始める。それはスコットの選択に基づく可能性の姿であり、すべてがマルチバースのスコットである。スコットは増えすぎた自分に押しつぶされそうになるが、キャシーの応援の声が届き、すべてのスコットが協力。それでもエンジンコアの縮小は困難だったが、駆けつけたホープとともにエンジンコアを手に入れる。
エンジンコアを手にしたスコットだが、ジャネットはカーンに渡さないように主張。結局カーンに奪われ、ジャネットも攫われてしまう。
カーンはエンジンコアを使用する前にホログラムで都市に向けて演説を行うが、そのホログラムをキャシーとレジスタンスのリーダーが乗っ取り、生き残ったレジスタンスたちに戦うように促す。
カーンの注意を引くため、スコットは巨大化して都市と軍隊を破壊する。
カーンはエンジンを起動するが寸でのところでスコットとホープの合体技で機体を破壊する。怒ったカーンは自ら出陣し、レジスタンスの虐殺を始める。退却するレジスタンスと入れ替わりでスコット、ホープ、キャシーがカーンと戦うがカーンの圧倒的な力に歯が立たない。そこにハンクが量子世界で急激な進化を遂げた蟻たちの大群と駆けつけ、カーンを撃退する。
ようやく量子世界には平和が戻り、ジャネットたちはエンジンコアを利用して地球に戻ろうとするが、最後にスコットが戻ろうとしたところで傷ついたカーンが襲撃。スコットとタイマンに。蟻にボロボロにされて超技術が使えないカーンだが肉弾戦でもめちゃくちゃ強い。負けそうなところにホープが戻り、カーンをエンジンコアにぶつけて消滅させる。同時にエンジンコアは停止し、二人は戻れなくなった…と思ったらすぐにキャシーがゲートを開いて戻るのだった。