ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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目の保養になる
ビジュアル面、設定とか美術が良くできている。
お話以外は結構見どころだらけで楽しめた。
前作をみた記憶がなく前提を理解してないので無駄なシーンが多く思えたが、取り返してはくれた。
ところどころ差し込まれる前作のカットは見てない客には単なる説明にしか見えないので、逆にきっちりセリフで説明してしまったほうが良かったのではと、リスペクト表現なのかもしれないがちょっと勿体なく感じた。
最近、取って付けたようなエンディングで救われるパターンが多い気が
パート1のインパクトが大きかっただけに、それに比べるというか。面白...
パート1のインパクトが大きかっただけに、それに比べるというか。面白かったけどね。サブマリナーがコミックスとはかなり違うけれど、これはこれでありかも。善悪で割り切れない感が良いね。
新たなブラックパンサー誕生まで
若き王の死という現実を受け入れ、前に進むまでを描いた感じですがヴィランがうーんという感じです。
この敵キャラなら、いままでの中で登場しててもおかしくないし、ブラックパンサーの括りに入れる必要性は鉱石のみで、その他はあまり意味を持たない。
また鉱石の場所が水中など不確定ならワカンダの特殊性を損ねることになりモヤモヤ感が残った。
またワカンダのセキュリティも簡単に掻い潜るのだけど、その理由もハッキリしない。
いろいろツッコミどころがあるんだけど、ブラックパンサーを引き継ぐためだけの物語で、戦いに於いても目新しさも感じず、高揚感を得るものはなかった。
裏テーマに南北問題を据えた重厚なドラマがアクションシーンを凌駕する堂々たるMCU大作
国王ティ・チャラの逝去に揺れるワカンダ王国。ティ・チャラの母ラモンダが王位に就き、難病に侵された兄を救えなかったシュリは悲しみに暮れる。それから一年後、ワカンダでのみ産出されるヴィブラニウムを巡って国連加盟国間で緊張が高まる中、大学生が開発した探知装置で大西洋の深海にヴィブラニウムが発見される。グレアム博士らは海上プラントから調査を開始するがそこに現れたのは正体不明の兵士達、彼らの歌声にプラントにいる人々は惑わされて次から次へと海に身を投げていく。
チャドウィック・ボーズマンの死去により大きな路線変更を強いられたシリーズ第2作。予告トレーラーでも披露されていた美しく壮大な葬儀が冒頭の見せ場。兄を救えなかった悔しさから立ち上がれないシュリと母ラモンダの前に突如現れた、海底帝国タロカンを統治するネイモア。ヴィブラニウムを所有し他国を圧倒する軍事力を持つ両国が睨み合う中、ワカンダを守るために強国に対しても一歩も引かないラモンダ、ネイモアに招待されてタロカンを訪れその美しさに圧倒され苦悩するシュリ、葬儀にも参列せず行方不明だったティ・チャラの元恋人ナキア、ヴィブラニウム探知装置だけでなくパワードスーツも開発する女子大生リリ、様々な登場人物が織りなす分厚いドラマがアクションシーンを遥かに凌駕しています。本作の根底にあるのは南北問題。タロカンとワカンダに象徴される古代文明に由来する科学や文化が欧米諸国に搾取され消費され続ける現状に対する激しい怒りが漲っています。冒頭から勧善懲悪の単純な展開になろうはずもないことは容易に想像がつきますが、クライマックスに滲んだずっしりと重い余韻はMCUシリーズの中においてかなり異色のものです。
大変惜しいのはタロカンの人々のいでたちが何となく『アバター』っぽいところ。『〜ウェイ・オブ・ウォーター』の予告を毎日浴びるように観ているので既視感が先行してしまって少々鑑賞の妨げになりました。
シン・ブラックパンサー
溜めて溜めてからのシンパンサー登場!決まった!
新スーツのビジュアルの格好良さと、レティーシャライトの超絶プロポーションも相まって、
とにかくシンパンサーは見栄えがいい。
鎌倉殿ばりに親族みんな死んじゃってしょぼーん、
からのラスト。涙。
ワカンダフォーエバー
チャドウィック・ボーズマンが亡くなってしまいましたし、代役を立てないという事だったので、鑑賞前は正直「どうなのかなぁ」と思っていましたが杞憂でした。
ティ・チャラ国王の崩御、ヴィブラニウムを巡っての問題に巻き込まれて、タロカンにワカンダを攻撃されてしまう。しかもシュリにとっての最後の肉親である母親まで死んでしまうし、復讐心に取り憑かれて戦うシュリを見てるのは辛かったし、本当に殺してしまうんじゃないかとヒヤヒヤしてました。
戦闘など前作より勢いは少ないのかもしれませんが、タロカンで触れ合った人の事やワカンダの人の事を考えて、最終的に復讐心を乗り越えてからのワカンダフォーエバーと叫ぶシーンは胸熱でした…!
あとリリ(アイアンハート)がスーツ作るシーンは、スタークがアイアンマン1でスーツ作るシーンと重なってそれも「おおっ」となったし、キルモンガーが出てきたのもテンション上がりました。
海辺でシュリが喪服?を燃やしながら、兄のことを思い出して静かに涙を流すシーン…本当に良かったです。
BGMなしで、シュリの息遣いだけ。
すごく切なくて綺麗で、兄妹の仲良い回想で涙が止まりませんでした。
それにしてもチャドウィック・ボーズマンの存在の大きさたるや…。
確かに代役を立てるのも難しいのかもしれませんね。
というか、最近のMCU、味方側の人物が死んでばかりで辛いです。
祖国存亡の危機の中、"王女"は"女王"になれるのか... 弱り目に祟り目な少女の姿がただただ痛ましく、かつてない悲愴感漂うスーパーヒーロー映画
4年前の『ブラックパンサー』の続篇ですが、ティ・チャラ / ブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマンが撮影前に病没し、なんとリキャストせずに作中でもティ・チャラが病没するというボーズマン氏への製作陣からの大いなるリスペクトを背景としたシナリオ変更が為された稀有な作品。
彼を喪ったファンと製作陣、そして作中キャラクター達の悲しみが作中全編に横溢しており、ヒーロー映画に必須の爽快感が鳴りを潜めているどころかその真反対の悲愴感が満ち満ちた異様な仕上がりになっています。
前途有望な若き国王であったティ・チャラ/ブラックパンサーを失ったワカンダ王国が、超資源ヴィブラニウムを狙う諸外国や余所者に容赦の無い海の王国タロカン帝国ら火事場泥棒的な害意に見舞われる、というなんとも不躾な展開。
前作ではワカンダの王位継承に伴う内乱が描かれましたが、今回は国家間の諍いがメイン。しかも各勢力とも甚大な被害を被るも、狡猾な立ち回りと巧みな恫喝に長けたサイドが傷を小さく抑えて虎視眈々と覇者的立場を狙う、という現実世界に即した実に厭なパワーゲームが終始展開され、ティ・チャラの遺した国を守ろうと"想い"で立ち向かおうとする妹シュリとワカンダの民たちの高貴さが蔑ろにされるどころか付け込まれる様がなんとも居た堪れない限りです。
『ブラックパンサー』としての続篇はかなり先でしょうから、数年後にでも新生アヴェンジャーズ作品にて逞しくなった彼女とワカンダの雄姿を見せて欲しいものです。
オコエ姐さん💞
さすがの総制作費2億5000万$
160分かけてもキャビアどっさりメガ海鮮丼の完食は難しかった感じ
テンコ盛でした
追悼、チャドウィック・ボーズマン
43歳。大腸がん。
市川雷蔵も大腸がんだったなぁ。しかも37歳。
若い人にはなんのことだかわからないでしょうけど。一応。
天才シュリの遺伝子ゲノム操作による製薬技術をしても間に合わなかった。
古代から伝わる調合器具はまるでお洒落なインテリア
ブラックパンサー
1960年代の実在のパーティ
公民権運動をささえた自警団
ティ・チャラ亡きあと、
ラモンダが女王に
国際連合に乗り込むラモンダ姐さん
フランス軍の捕虜を入廷させ、こやつらが目に入らんか?と片肌脱いで啖呵を切るアンジェラ・バセット素敵でした。
ヴィオラニウムって超レアメタル
FRANCEはわかるけど、 ETATS UNITEDって、USAを庇っているのか?
リリはアイアンハート
アメリカのヴィオラニウ海底探索機開発したシカゴの学生とは。
やっぱり資源なんですよね侵攻の動機は。資源のない国は奴隷根性丸出しで頑張らねばならないんですな。
某国の南シナ海での油田採掘をネイモアに止めて欲しい。
リリたちを狙うのは
海底王国タロカンの王ネイモア
マヤ文明のククルカン
DCだとアクアマン。
ヨーロッパからの病原体に免疫がないためパンデミックを起こし滅んだという解説もきっちりコロナ禍に寄せてきた
海の民はアバターを先に観ちゃった感満載でした。お得?
シュリとネイモアの駆け引きにより
ブラック・アフリカンとヒスパニック系ががっちり握手。
一人だけCIA出身の白人のおじさんがいました。ミスタードーナツみたいなタブレットをあわててズボンのポケットにしまってました。カッコ悪。
ヤング・ギフティッド&ブラック
二ーナ・シモンに似てるオコエ姐さんのダナイ・グリラ🤩
でも、ヴィオラニウムのアーマースーツはケロロ軍曹にみえたのでアリマス
次作は派手なアーマースーツでのバトルが主体ですかね
日本の戦隊ものに近づきそう
ワカンダ・フォーエバー!
チャドウィック・ボーズマン・フォーエバー!
やっと行けました。
観に行って本当ーーーによかった!!
現代っ子?シュリの成長を通して
ティチャラ王ときちんとお別れする、、、
そんな時間でした。
お母様やオコエ、ネイモアも含めて、
たくさん人との関わりを通じて
成長していくシュリの物語、
とてもよかったです!!
最後の対決の時のシュリの決断、
ラストの焚き火?シーン、
本当によかったです(T ^ T)
あれ?戦闘シーンが少なかった?と
後から思いましたが、
上映中は全然気にならなかったし、
三時間という時間も
私はあっという間でした。
ティチャラ王はもういなくって、
チャドウィック・ボーズマンももういなくって、
映画なのか現実なのか、
ミックスされたような不思議な感覚で。
映画に関わったみんなが
心からチャドに敬意を表して
哀悼の気持ちで制作したんだなぁって伝わってきて。
チャド、今まで本当にありがとう!!
そんな気持ちになりました。
本当の最後のエンドクレジット後の
お楽しみはなかったけど、
なくてよかった。
じんわり感傷に浸ってるとこに
ワクワクなおまけは必要ないもんね。
一つだけいうなら、
シュリの吹き替えがちょっとつらかったです。
いや、早く行って字幕観ろよってことなんでしょうけど。
ガールズトークのシーンはいい感じでした。
ナターシャ吹き替えにも途中から慣れたように
シュリの吹き替えにも早く慣れたいな、、、。
どこで重要な役割になるか分からないんだし、
mcu今後ニューキャラクターの吹き替えは
本業の方にしてくださいねぇ!!
フェイズ4は
なかなか盛り上がりにかけてた気がして
(ドラマは見てないし、
映画も面白かったのもあるけどイマイチも多い)
観る気がくじけそうでしたが、
私の気持ちも持ち直せて、よかったです笑
アバターですか?
間違えてアバター見に来たんかと思うくらい、次回作の海の部族を思い起こさせる敵でした。
予想とおりの展開、ブラックパンサー誕生を主人公を替えてやってるだけですね。
まぁ、チャドウィック・ボーズマンの代役をたてないということは、そういう流れになるのはしょうがないですが…
アイアンハートも出てきたし、アントマン予告ではスタチュアもお目見えして、やんぐアベンジャーズのメンツが揃ってきましたね。
ノー・マーベルファン、ノー・クライ。 哀悼の意を表したいという気持ちはわかるが…。
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「MCU」シリーズの第30作にして、ワカンダ国の守護神ブラックパンサーの活躍を描く『ブラックパンサー』シリーズの第2作。
海底帝国タロカンの脅威がワカンダを襲う…。
監督は前作『ブラックパンサー』(2018)からライアン・クーグラーが引き続き務める。
○キャスト
エヴェレット・K・ロス…マーティン・フリーマン。
エリック・キルモンガー…マイケル・B・ジョーダン。
製作はケヴィン・ファイギ。
👑受賞歴👑
第95回 アカデミー賞…衣装デザイン賞!
第80回 ゴールデングローブ賞…助演女優賞(アンジェラ・バセット)!
第28回 放送映画批評家協会賞…助演女優賞!
うーん…。
ライアン・クーグラー監督のファンなので応援したいし、本作の制作を待たずして急逝したチャドウィック・ボーズマンを悼みたいというマーベル側の気持ちもわかる。
しかし、この映画は純然たる失敗作ではなかろうか?
正直言って、MCU全30作品中ワーストと言ってもいいくらい楽しめなかった🌀
まず言いたいのは、物語の入り口から出口へと向かう過程でなにやら齟齬が生じてやいませんか?ということ。
入り口→王女シュリが急逝した兄ティ・チャラの死を受け入れられない。
出口→シュリがティ・チャラの死を受け入れられるようになる。
この二つはガッチリと一致しているのです。それは良いのです。
問題はここから。彼女は兄の死を受け入れるまでの過程で、タロカンの王・ネイモアに個人的な復讐をするために2代目ブラックパンサーとなる。
ブラックパンサーの継承、つまりはティ・チャラの意思を受け継いだかのように見えるこの展開だが、冷静に考えると筋が通っていない。
だって、ネイモアは母親の仇なのであってティ・チャラの仇じゃないんだもん。
ネイモアがティ・チャラを殺害していた、とかなら物語的に違和感はないのだが、全くの無関係であるネイモアを倒し、そしてそれを許すことによってティ・チャラの死を乗り越えるというのは、なんかおかしくないっすか?
クライマックスでのシュリの涙。チャドウィック・ボーズマンの生前の姿が回想されるのは確かに感動的だが、あそこ物語的に考えるなら母親の姿がフィードバックされないとおかしくない?
事程左様に、チャドウィックの追悼と映画の内容をゴッチャにしてしまった結果、何やらようわからん作品になっちゃってる。
お馴染みMCUのオープニングロールをチャドウィック仕様にするという、スタン・リー死去の時と同じ演出を行ったのだから、追悼はそれで終わりで良かったのではないかと思う。こっちは映画を観に来ているのであって、葬式に参列してるんじゃないんだからさぁ〜…。
低温の物語を3時間。流石に長くてダレる。
2時間過ぎたあたりから何度時計を見た事か。
長過ぎる尺にもかかわらず、新キャラクターのアイアンハートやエヴェレット・ロス&CIA長官ヴァルなどに関しては完全に描き込みが不足している。
特にロスとヴァルに関してはマジでなんの為に登場したのか意味がわからん。こいつらの出番カットしたら15分くらいは短くなったんじゃない?
海底帝国タロカンの描き込みも甘い。
どう考えても全世界を相手取って戦争を仕掛けられるほどの戦略も戦力もないでしょ!?地球を飲み込むほどの特大津波を引き起こす事ができる装置がある、とかいう設定だったらまだ話はわかるんだけど…。ご時世的に無理だったのかな?
そういえば、あの急速治癒能力は何なの?タロカン人の体質?でも銃で撃たれたお姉さんは死んじゃったしなぁ。
終始画面が暗かったのも気になるところ。ただでさえ辛気臭い物語なのに、画面の暗さがそれに輪をかけている。
タロカン人の初登場シーンが暗過ぎたのは本当に勿体無い。あの青い肌はかなりのインパクトがあると思うのだが(ちょっと『アバター』に似ているのはご愛嬌😅)、画面の暗さによってヴィジュアル的なインパクトが完全に薄れてしまっていた。
なんで水中特化型のタロカン人に水上戦を挑むんだよとか、砂漠の場所都合良過ぎだろとか、ティ・チャラJr.のことをシュリにまで黙っていたのはなんで?とか、なんか気になるポイントも多々ある。
けど、一番気になるのは終始ヒスってた王女ラモンダ。戦争の原因はこの人の外交力不足とヒステリーのせいだったような気がする。
このキャラクターに全く好感が持てなかったため、全然ワカンダを応援する気になれなかった。
民草を家族の都合に巻き込むなよ!😡
全体的に粗い作りの映画だというのは疑いようもないが、唯一良かったのはキルモンガーの登場シーン!
いや、やはりマイケル・B・ジョーダンは華がある🌸
他のキャストと比べてもスター性が段違い!
前作で死んじゃったキルモンガーだが、今のMCUはマルチバースのおかげでなんでもありなんだから、別世界のキルモンガーがやってきて彼がブラックパンサーを継ぐという展開でも全然よかった…というか、そういう映画が観たかった。
もしくはハーブを飲んだ副作用でシュリの中にキルモンガーの人格が生まれてしまい、『呪術廻戦』や『チェンソーマン 第二部』のような展開になるとか、そういうのが観たかった、なぁ…。
制作直前での主演俳優の急逝という悲劇の中、よくぞ映画を完成させた!という気持ちはある。
映画の出来が粗いのも、よっぽど時間が無かったんだろうなぁ、と察しはつく。
まぁでもそれは観客側には関係のない事なわけで、一観客としてはもっと面白い映画が観たかったというのが本音。
なんでもこの作品で「フェーズ4」完結らしいじゃないっすか。
結局フェーズ4ってなんだったのか?物語を広げるだけ広げて、全く先に進まなかったんだけど…。
これ製作サイドにちゃんと全体像の構想があるんだよね?打ち切り漫画みたいになりそうな予感がヒシヒシと…。
なんにせよ、これでフェーズ4終わりというのはなんか物足りない。やっぱりフェーズの終わりには『アベンジャーズ』をやって欲しい。
まずは、長い。
まず、もう少し短いほうがよかったかな!
160分にするほど引き込まれる内容ではないから‥
アフリカや海の中等の世界観は新鮮でよかった!
基本的に女性が活躍する映画。
そもそもあまりノれなかったのはしゃーないな😥
ブラックパンサー的な格好良さは黒×金のスーツくらいかな?
"死は終わりではない"
チャドウィック・ボーズマン
1976年生まれ
サウスカロライナ出身アンダーソン出身
ハワード大学と並行して
デンゼル・ワシントンの支援で
オックスフォードの演劇学校へも留学
2003年から俳優業を本格化し
2013年黒人初のMLBプレイヤー
ジャッキー・ロビンソンの主演で
ブレイクし
2018年の「ブラック・パンサー」
はアカデミー賞3部門を受賞
これからが期待された矢先
すでに身体は病魔に侵されており
2020年ロサンゼルスで家族に
囲まれながら43歳で生涯を閉じた
ブラックパンサーは生前に
続編が決まっていたもののチャドの
病状もあり製作はいったん中止された
もののチャドの死を受け入れる形で
キャスト変更なしで製作を続行
という大英断
でどうだったか
現実の主演俳優の死を
原作ありの作品のストーリーへ
変化を与えるという試みは
まず聞いたことがなく
そこに興味を持ち鑑賞しましたが
非常にうまく取り入れられており
「うまいな」と感じてしまう
ものでした
そこに多少の粗さも内包出来て
いて問題なかったと思います
隕石から取り出された鉱石
「ヴィブラニウム」の不思議な力を得た
アフリカの奥地にある
超テクノロジー国家ワカンダの
守護神「ブラックパンサー」
として5つの部族をまとめた
ティ・チャラが病気で危篤状態
妹のシュリはキルモンガーに燃やされて
しまったハーブの再生成を試みますが
間に合わず
ティ・チャラは亡くなってしまいます
シュリは救えなかったことを悔やみ
1年も引きずりますが母ラモンダは
ヴィブラニウム技術を狙う世界各国を
けん制しつつシュリの立ち直りを
促します
しかしシュリは救えなかった要素
ハーブを燃やしたキルモンガーら
含めすべてが憎い心境を吐露
するとそこへ海中の帝国
「タロカン」の王
「ククルカン」とも呼ばれる
ネイモアが現れ
ヴィブラニウムの探知機で
国が脅かされている責任を取れ
開発者を差し出せ
そして我々の存在を明かすなと
色々要求
探知機も置いていったことで
シュリはそれを分析し
アメリカの大学でそれを作った
リリの元をオコエと共に訪ねます
リリはまさしく天才で
探知機は詳しいことを知らず
教授の手伝いをしただけとの
事だったがリリはワカンダで
彼女の保護を決意します
しかしFBIやタロカン勢の
追撃を受けオコエも奮戦するも
リリとシュリをタロカン勢に
さらわれてしまいます
そしてシュリを守れなかった
オコエに
またしても家族を奪われた
ラモンダは激怒しオコエを
解任してしまいます
結局シュリとは生かされたまま
ネイモアに面会
ネイモアの民族が生まれた
きっかけが大陸からもたらされた
疫病であり海中でしか
生きられなくなった事
などを教えられ
シュリが希望してタロカンの
全貌を案内してもらうと
水中ながら民が幸せに暮らす
様にシュリは感動します
それは憎しみしかなかった
心を和らげるものであり
シュリは改めてリリの身柄を
ワカンダで預かることを
ネイモアに進言
しかしネイモアは
ヴィブラニウムの秘密を
明かされ民を守れなくなる
事を理由に生かしておけない
方針を変えず
そんなことをしてる間に
ワカンダを離れていた
ティ・チャラの元恋人の
ナキアがラモンダの命を受け
シュリとリリを救出
その際タロカンの女性兵士を
死なせたことでネイモアは
ワカンダ攻撃を決意します
ワカンダに戻ったシュリや
ラモンダは警戒を呼びかけますが
ネイモアの奇襲が早く街は
攻撃を受けラモンダもリリと
いる時に巻き込まれますが
ラモンダはリリを助け絶命
シュリはとうとう一人になって
しまいます
悲しみと共に復讐の憎悪が
さらに膨らむシュリに
エムバクはラモンダが
平和を望んでいたことを忠告
しますがそれはラモンダの意思
であって私のものではないと
拒みます
志半ばに亡くなった者の
意志を引き継ぐか
それに縛られるのか
答えは出ないところです
そしてシュリはネイモアを
なんとしても倒すべく
送られたブレスレットに
巻かれたヴィブラニウムを
含んだ草をAIに分析させると
例のハーブの組成が判明
シュリはそれを覚悟を決めて
飲みこむと
そこには精神世界が広がり
王の玉座がありました
シュリはチャラだと確信して
近づくとそこにいたのは
キルモンガーでした
ここうまいんですよね
チャドの出演は無理ですが
キルモンガーを出すことで
シュリの中にある憎悪と
復讐の気持ちが勝った感情を
的確に表現できていました
「うまい」とつぶやいてしまう
ところでした
キルモンガーは白人社会に
蹂躙されてきた一族の復讐を
掲げていましたから
シュリも復讐の鬼として
ハーブを飲んだのならと
誘引します
しかしシュリはそこで目覚め
また失敗したと嘆きましたが
実際は超人的なパワーを
身に着けており
自らがブラックパンサーと
なる事を決意します
またシュリは奇襲の中で
ネイモアが皮膚呼吸はできるものの
地上にそう長くいられない
体質を見抜き対策も講じます
リリもアーマースーツを開発
オコエやアネカにもタロカンの
勢力に対抗できるスーツを準備します
そして海中に誘いかけ
ネイモアにやり返すワカンダ勢
奮戦する中でネイモアとシュリは
一騎打ち状態になります
ネイモアを水補給が出来ない環境に
うまく誘い込みついには瀕死に
追い込みとどめを刺すところまで
いきますがそこでシュリに浮かんだのは
ネイモアの生い立ちやタロカンの民たち
ここで初めて憎悪や復讐を越えた
ワカンダの守護神・ブラックパンサー・
シュリとしての決断がはっきりします
結局ネイモアを生かし降伏させ
タロカンの秘密もワカンダが守る
ことで戦いは終わりました
上手い戦いだったのかどうか
わからないワカンダ勢でしたが
ひとまず一件落着
その後シュリはリリをアメリカへ帰し
ナキアのいるハイチでラモンダに
言われた喪装束を燃やして
死の悲しみを乗り越えるうち・・
ナキアが「子供」の存在を教えます
チャラとナキアの子です
いやあ
死後にここまでの作品を
作ってもらえる事は本当に俳優にとって
幸せなことだと思います
ワイスピのように作中では生存している
という扱いもいいと思いますが
こうして死をそのまま受け入れた
作品ってのも観たことありません
確かに
MCUのシリーズを
ここまでアレンジしていいのかと
いう声もあるかもしれませんが
まぁいいんじゃないでしょうか
と言うくらい何でもありな
イメージしかないので
気にならなかったです
チャドの追悼に方向性が
ハッキリしたんでしょうし
それ以外でも最先端テクノロジーの
あふれるアフリカ国家というビジュアルは
大変面白いですしどこか高畑勲ちっくな
生活感の描写も印象的でした
MCU作品も制作頻度が高くなって
色々幅が出てきましたね
ワカンダとはちょんまげサラリーマンである
前作の「ブラックパンサー」はまあ大して面白い映画ではなかったけど、一番問題に感じたのが舞台となる国ワカンダの描写にあると思う。いちいち引っ掛かる描写の連続で、おかしくない?と話に入っていけなかった。
なんだろうこの感じはと考えていて思いついたのが、外人が考えた誤った日本描写に近いのかな。極端だけどちょんまげサラリーマンが地下鉄に乗るとかそんな感じ
アフリカの土着信仰と超ハイテクの合わさったワカンダの描写にはアフリカの文化を大切にしているとは反対に、自分などはバカにしてるのかと思ってしまった。ちょんまげサラリーマンを見て、日本の文化を大切していると感じる日本人が何人いるんだろう?
ただ、前作は世界的に大ヒットしているので、自分がひねくれてるだけかもしれないが
・・・
続編となる今作には新たにタロカンという海底国家が登場するのだが、これまたおかしくない?の連続であり、ここまで来るとドラえもんの方がまだリアリティーがあると思えてくるから不思議。
それと他のレビューの繰り返しになるけど、映画本編以外の情報で映画を評価するのはほんと止めて欲しい。
前作の主演チャドウィック・ボーズマンが亡くなった事は不幸だが、本作の評価に1ミリの関係もないし、亡くなった事で色々な変更があったと思うが、もしそれを言い訳にするなら始めから作るなと言いたい。
堅苦しい
このシリーズはマーベルの中でも特に真面目で前作もあまり好きではなかったのだけど、今回は前作の主人公が亡くなってしまったことでますます真面目で息苦しい。意識を高くしてないと叱られそうだし、露骨に軽蔑されるに違いない。
別にもうちょっとよく話し合えば対立する必要がないような相手と無理矢理戦争している感じだし、苦手な雰囲気のせいか、ウトウトした。
ワカンダフォーエバーの余韻。
作品のストーリー的にもリアルにもティチャラの追悼映画。
全面的に彼への敬意が全面に出た作品でした。
只、長い 笑
長い割には時間忘れて見入ったので
飽きずに観れたのですが、
飲み物飲んじゃうと絶対アウトなので(私は)
飲み物は終わり頃まで飲まず(ある意味)頑張りました
追悼映画やな
最後にチャドウィック・ボーズマンの過去シーン流すのズルいわー泣くに決まってるやん。
アバターみたいな海底人みたいなのいっぱい出てきます。
敵なのかと思ったら、最終的には同盟組むのね。
くるぶし羽おじさんイケメンで好きー
さすがに前作程の面白さや派手さはなかったかも?
映画館で観るほどじゃないかなー
海中のシーンなどの映像美は素晴らしいけど
映画全体としてはうーんという感じ。
前作が良かっただけに、やっぱりチャドウィックが亡くなってしまったのは大きいなと。
王女の成長がメインのストーリーなんでしょうが、上映時間が長い割に半分以上ぐだぐだやってて後半駆け足な印象。
そしてNWHの時同様ビターエンドで終わるので、なんだかなぁとスッキリしない気持ちになりました。
そもそもディズニー+で公開されてるフェーズ4に属するドラマの多くを見ていないので、もしかしたら話の流れが分かっていないだけの可能性もありますが(笑)
最近のMCUはもう当然のように、見てるよね、知ってるよねっていうテイで話が進んでいきますからねw
もはや義務でMCU映画を見てる感もありますが、
いつものエンドロール後おまけでまた続編やることが示唆されてたので、続編が公開されたら観には行くことでしょう(笑)
全339件中、41~60件目を表示