「作品と制作双方における新たな可能性へ」ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス エイガーさんの映画レビュー(感想・評価)
作品と制作双方における新たな可能性へ
ドクターストレンジ単独映画としては2作目だが、スパイダーマンやソー、アベンジャーズ などで活躍の中心人物であったこともあり、久しぶりではないですね。今回はマルチバースつまりは別次元の宇宙がストーリーの根幹であり、過去活躍したスカーレットウィッチことワンダマキシマフが完全にヴィランサイドとなり、その願望を止めるストーリー。個人的にマーベルファンとしての見どころはイルミナティの登場ですね。キャラ変や新キャラが数秒の間にどんどん出現し、最後に飾ったのはあのX-MENのチャールズエグゼビア!!噂できいてはいたがここに現実として見ているとは……スパイダーマンNWHもそうだがこのスペシャルゲストを誰が予想したか。
そしてこの映画制作に関してもサムライミ監督色全開でした。特にスカーレットウィッチ追跡描写。鏡から出てくるところやシェルター地下を追いかけてくる描写はまさにホラー映画。これまでのマーベル映画とは一線引く仕上がりになってました。
そしてここからは気になった点。まず前提としてドラマ後続映画はどもう賛成できないな。せめて数分何があったのか簡略説明シーンは入れた方が…あと盛り上がりを作るためなんだろうけどそれにしてもサンクタムの方々少し弱くないか。1人心揺らぐと結界に穴できるとか脆いな。あとイルミナティも一挙にやられすぎ、もうちょい見せ場を。
今後はマーベルの中心としてドクターストレンジ、ベネディクトカンバーバッチには頑張っていただきたい。くれぐれも飲酒、暴行は気をつけて
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