「サム・ライ味」ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス fairlightさんの映画レビュー(感想・評価)
サム・ライ味
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まず、MCUは予習が必要であるということを忘れてはいけない。
本作は、最低でも4作品予習が必要である。
前作のドクター・ストレンジ、Disney +のWhat if...、同じくDisney +のワンダビジョン、そしてスパイダーマン:ノーウェイホーム。
この4作品を観ていなければ、本作で何が起こっているのか理解できない。
さて、それでは本題のレビューである。
大雑把な印象としては、予想以上のサム・ライミ作品感と脳死で鑑賞できるジェットコースタームービーだった。
サムライミ作品というのは、ホラー感や描写の仕方から感じられたものであり、マグワイア版スパイダーマンを観て育った私としては、なんだか懐かしい気分が襲ってきた。
人物を前面に出しつつ、背面で全体像を映すという描写方法はまさにサムライミだったと思う。
そして、脳死で観られるジェットコースタームービーとは、MCU作品全般に言えるものだが本作は飛び抜けているように思える。
登場自分の人数は絞られたまま、マルチバースを転々とするのは単純でわかりやすかった。
しかし、平行世界を旅しているのに新しいバリアントが登場することはなく、マルチバースの意味とは?となってしまった。
私は今回IMAX3Dで鑑賞したが、通常料金にプラス1000円で観るものではなかったというのが感想である。
しかし、120分間は脳死でいられるので日常から離れることはできた。
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