劇場版「オーバーロード」聖王国編のレビュー・感想・評価
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良作と凡作の狭間
分厚い原作をよく2時間でまとめたと思う。
ナザリック視点はかなり大部分省略されてて、聖王国視点で物語が進んでいく。
すでに裏側を知ってる原作ファンとしてはナザリックの自作自演とそれを知らない聖王国の騎士団長レメディオスと従者ネイアの言動が滑稽に感じる。
騎士団長には同情し、涙を流す従者の姿には滑稽だと分かっていても涙が出ました。
ちょっとここは省略してほしくなかったなとか、ここは強調して欲しかったなとは思いましたが、総じて悪くないとは思いました。
ただ原作を読んだときや第一期のアニメを見た時のような鳥肌が立つような感じはしませんでした。
あと少し足りないと思いました。
ネイアが墜ちてく?
目つきの悪いネイアの顔にどんどんハートマークが増えていく様子が見ていて楽しい。
このシリーズは、人間的な心を持たない魔導国の面々に翻弄される人間を神の視点で楽しむ。自分はそういった鑑賞の仕方をしているが、『聖王国編』は、ネイア主観で物語が進んでいくために、なんだかネイアの心情に寄り添ってしまう。
1人の犠牲で数多くの人を救えると分かっていても、それが実行できないレメディオスにイライラしてしまうし、大きな正義を語るアインズに陶酔してしまうネイアがよく理解できる。
IMAXを選んだのは正解。戦闘シーンの立体音響が迫力が凄まじく、亜人種の軍勢が地鳴りをあげて城にむかって攻め入るシーンは、逃げ出したくなるくらい。
面白いけど気になる点も
原作未読
面白いけどやっぱり1つの章を映画一本にまとめた弊害で少し省略されてる部分が原作を知らない私にも伝わる感じでした。
ですが「アインズ様がメイン=面白い」の法則はアニメと同じで、この映画はアインズの出番が非常に多いので面白かったです。むしろ今回はアインズが出ない場面も結構面白かった。
全体を通して満足度は高いのですが気になる点を挙げるとすれば、戦闘シーンと作画がもう少し良ければなと思いました。
前者は尺の都合で仕方なかったのかもしれませんが後者はTV版よりは断然いいが映画クオリティにしては安定感が少し足りず中の上くらいでした。CGはかなり良くなってました。
説明が難しいがTV版は中垂れや別陣営の話ばかりでつまらないと感じる場面もありましたが、今回の話(映画?)はオーバーロードの面白いと感じていた部分だけで構築された感じだったので必然的に面白かったです。
レビュー書いてて面白いっていっぱい書いてしまったのでやっぱり面白かったんだと思います。レビュー採点は補正無しという事で…。
アインズ様万歳
大満足でした!!
私はWeb版・書籍・アニメを読んで観ているファンです。
レビューを読んで悔しくなったので書かせていただきます。
まず、聖王国編は、アインズ様の戦闘がメインではありません。なら丁寧に描くとしたら何処なのか。【シズとネイア】です。
確かにネイアの成長過程は少し薄く感じました。けれど、映画のテンポとしてはとても良かったと思いますし、シズと話している時に号泣したネイアがアインズ様と再会してさらに号泣にならないわけがないですし、声優さんの演技も本当に素晴らしかったから全然不満なんてありません。
この映画の視点がネイア視点だったことも考えれば、アインズ様の戦闘シーンが薄味なのは仕方ないというか【当たり前】なんですよ。だってこの聖王国編は全部アインズ様や守護者たち側からしたら【ただの茶番】なんです。人間側から見たら「なんか凄く派手だけどなんだか分からないうちに終わってた」っていうのが聖王国編のアインズ様の戦闘なんです。
王国編の時も茶番なんですけど、守護者側に戦闘を挑めるキャラが聖王国編より多かったですし、デミウルゴスとアインズ様の戦闘シーンはアレはアレで力試しみたいな面もあったので丁寧に描かれてましたが、憤怒の魔将程度じゃあアインズ様の凄さは描いても伝わらないです。帝国の闘技場のように物理で闘うという面がなければそもそも無理。魔法で守護者以外がアインズ様と戦闘らしい戦闘なんてできるわけも無い。だからアインズ様がなるべく派手に「ギリギリのところで頑張って闘ってますよー」感を出しているあのシーンは完全に茶番なんで、映画館で笑いそうになって大変でした。笑う戦闘シーンなんですよ、聖王国編のアインズ様の戦闘は。
私的にアインズ様の戦闘シーンで呪文が飛び交ったり、アインズ様と憤怒の魔将がやりとりしてる所を見せられる方が余計に感じられるし、茶番感が強くなりすぎて萎えてしまったと思います。小説だとめちゃくちゃ面白いんですけどね。
だからこそ、シズとネイアの作戦・共闘シーンがきちんと描かれていたのが凄く良かったし、もう悶えるほど可愛かった。本当に聖王国編はこれが全てなんです。だってこの部分はシズが初めて人間のお気に入りを作る所なんで、茶番なんかじゃないんです。最後の最後だけ茶番ありますけど、それまではシズも初めての単独任務で少しの緊張感があるし、しかもネイア気に入っちゃったから適当に扱えなくなったし、ネイアはそもそも茶番だと知らないし。
また、聖王国編を映画にしたのは、残酷な描写もそうですが、残酷な描写そのものにも問題があり、テレビアニメでは放送出来なかったのだと思います。
人を女性を武器にするだとか、子供を○すだとか。それを正当化してるアインズ様側だったり。大人が子供に石を投げるだとか。その行為自体にそもそも問題があって、観る人を選ぶからだと思います。
中世の戦争や神話を描くならあれくらいは普通なんですけど、ファンタジーアニメですから、アニメとリアルを混同してしまう方や子供もいらっしゃいますので仕方がない。
でも欲をいうならば、やはり、上下編、またはテレビアニメ12話くらいでやって欲しかったと思います。カットや合体が本当に多かったですから。だからといってそれで質が落ちたり、人武器シーンや子供盾シーンが無くなる方が嫌だったので、本当に大満足です。
もっとアインズ様をだな…
アニメファンです。
本日観てきました。
冒頭の入り方は、オーバーロード感あって、きたきたぁー!っという感想でした。
私はアインズ様が蹂躙するところがとても好きで今回もその流れがあるのかと思いましたが、そこまででした。(原作がそうなんでしょうが)
それでも映画なのですから、もっとアインズ様が活躍するところを見せてほしかった。
最後のアインズの戦いの場面では、光がヒュンヒュンしてるだけで、シズの「終わった」…いやいやいや!!そうじゃないでしょ!!と。
ネイアとシズの場面も原作ではとても重要なんでしょうが、正直あそこが一番眠気がきました。
それで最後の戦いがあんなのだと、それはないぜ…という気持ちでいっぱいでした。
OVAでもいいと思うような作品でした。
でもアインズ様の慈愛は最高です。
気付いた人はいるだろうか…
個人的には大満足でした!
基本的には4期のドワーフ国とリエスティーゼ国陥落の間の話なので、オバロを観たことのない方が酷評されているのをレビューで拝見しましたが、ご覧になってから観るものだとも思います。
逆にこれを見てから改めてアニメを観てみるのも面白いかと思われます。私も改めて見たくなりました。
アニメでは1期から4期まで、ここまでシズが話しているシーンはほとんど無いので個人的には凄くほっこりしました。
上下2巻の物量を良くここまで上手く一本にまとめたな…と。原作のあのグロいシーンをどのように演出するのか…と思いましたが、確かに地上波では無理なシーンだよな…と思う部分は少しだけで大分マイルドに演出しているかと。
以前、前後編に分けるといった情報も有った気がしており、相当カットされたシーンも有ったかと思われます。できればそういったシーンが有るのであれば完全版を見たいな…とか。BDとかの特典映像で見たいな。とか思います。
ここからはちょっと個人的に嬉しかった所、
気付いた方はどのくらいいるのか…
最初にレメディオス一行が魔導国に入る際に、首刈りうさぎと闘技場支配人が画面左の露店にさりげなくいます。
相当な製作陣のオバロ愛を感じる作品に感じました。
個人的にはバラハ嬢のお父さんがこんな見た目だったのか!と感動しました。
目が怖いですね(笑)
ファンは必見!(原作10回読んでるファンです)
オーバーロードだな、っていう
まぁアニメ見ている前提ですよね。
原作は読んでないですが、アニメシリーズは一通り見ています。
だからこそ、全編茶番感が凄いw
あ、そういう話だ、というのはわかってることだから、悪い意味では無いです。
それにしても良く収めたよなぁ、とは思う。多分テレビだとワンクール作れる内容だと思うんだけど。
表現的に映画の方が良かったのかな。
ナザリックの面々の登場機会が少なかったのが残念ですが、シズが可愛すぎでした。
(一作にまとめるの)頑張りました
まず前提として当方は原作小説既読、アニメ視聴済、スピンオフ含めた漫画版やドラマCD、特典小説等も持っております。
オバロアニメは普段1クール3巻、1巻当たり4話前後で原作勢から尺が足りないと嘆かれ続けてるアニメなので約2時間15分は映画としては長くてもTVアニメで言えばざっくり6話分しかないのに2巻やるんだから見る前からカット祭りになるのはわかってました。
原作勢として見たかったアレもコレもソレもないし別の場面が合体してたりするけど、じゃあ現実的に前後編とかで制作できるかと言えばそんなことは無理なのもわかります。
諦観込みになってしまいますが制約のある中で視点を絞って1作にまとめてて十分楽しめる作品に仕上がっていたと思います。以下感じた点を列挙
・シズかわいい
・魔導国内のちょっとしたサービスシーンはニヤッとできた
・流石に昨今のアニメ映画と比べるとTVアニメから続く予算不足を随所で感じるものの
→城壁上でのネイアの戦闘やシズとネイアの共闘シーンはよくできてた
→亜人のデザインや3Dモデルなどはかなり頑張っていて満足
→城門突破のための聖騎士たちの洗練された動きや亜人の大軍勢の突撃など集団の描写をごまかさずにやっていたのは好感
・声優さんの演技が素晴らしくレメディオスが壊れていく様とネイアが救われていく(?)様の対比が秀逸
・NPCたちを出すために下手にオリジナルシーンを差し込まなかった判断はナイス
・原作と比べねちっこい表現が尺の都合か省略されレメディオスへの嫌悪感は薄れてむしろ可哀そうさが増していた
・どうせ客層の中心はおっさんなのだからR15指定とかにしてもう少し原作通りのグロ表現や聖王国民の悲惨な描写を頑張ってほしかった
・ネイア視点に絞るならアインズ行方不明時のネイアが仲間(信者)を集めつつ成長していく様をもう少し描いてほしかった
→ネイアの心酔していく様はよく描かれていたが成長描写が弱くアインズとの再会シーンで言葉をかけられた際のネイアの感動の説得力が欠けていた
・原作では別場面のゼルン王子奪還作戦とアインズ帰還シーンが合体していたのはさすがに駆け足過ぎてネイアの焦燥感や喪失感が伝わりにくかった
・アインズの戦闘シーンがことごとく省略もしくは派手なエフェクトを見せるだけになっていたのは残念
・わりぃやっぱ尺足りねぇわ
なんだか愚痴が多くなってしまいましたが基本的には満足しています。原作の続刊とアニメ5期も首を長ーくして待ってます。
平常運転
映画ファンとしては・・・
オーバーロードのアニメ好きな人は楽しめると思う。
でも映画を映画館で楽しみたい、映画館に行くのが趣味という人には正直物足りない。
クオリティ的には映画でなくても良いですねという感じでした。
オーバーロードらしい戦闘アクションも消化不良・・・ストーリーを単に楽しむというなら良かった。ここは見ておいたほうが今後のアニメが面白く見れるかも。
もっと映画クオリティのアニメアクションを期待してしまっていただけに、悔しいというか・・・もったいないなー。
大画面で見るにはなんか解像度が足らない気がしました。
このへんは普段あまり映画館に行かない人なら違和感ないかもですが。
アクションに関してはほんと、テレビアニメのほうが戦闘に時間をかけれたというのもあるかと思いますが、短時間の間にスゲー!と思わせる技量は期待に及ばなかった感じ。
あれだけテレビアニメで面白く作れても映画になると魅せ方とか違うんだなと、その難しさを実感・・・ということで、期待値が高かっただけに辛めの2.5に。
ガンバリマシタ
あの上下巻を収められるの!?と思ってたけど、ちゃんと収まってた!ガンバリマシタ
キャラの心情やアインズ側の凶悪さ、亜人側の心情描写は少し物足りないけども、本と映画の両方で1つの作品と思えば、素晴らしい映画だと思った
評価としては、
マッドハウスの素晴らしい作画と、声優の演技が際立ってた作品。
IMAXでまた観ます。
勿体ないと感じたのは、
2回目のアインズvs憤怒の魔将が地上のネイア視点だったので、呪文詠唱が無かった。天変地異と神話の戦いとしてみれば、映像は素晴らしかった
アインズが死を偽装した時に、周辺国家の動きや皇帝ジルクニフとドワーフの友情?が描かれなかった
パワハラレメディオスのヤバさが、騎士団長がまともすぎてマイルドになってた(笑)
アインズの目論見、ルーン武器の普及は全く成果が出なかったのをシズの「ガンバリマシタ」が全てを物語っていて、あれはアドリブなのかな(笑)
「わかってます」
タイトルなし
アニメのみ視聴勢だが、十分楽しめた。
「ダークを楽しむ」という心持ちで観ると、この作品の楽しみ方が分かってくる。
ほかレビューをみると、アニメ映画では毎度のことであるが、原作と比較してかなり駆け足だったようだ。
この映画に限らずTVアニメの方もそうだと思う。これ鑑賞は約2年前であったため、久し振りにオバロを観たが、細かい部分まで描かれている原作を読みたくなってきた。TSUTAYAで買ってこよう。
追記(9.28)
特典商法に引っかかりに行った。
2週目の特典小説を貰うため、咽頭炎の病み上がりではあったが映画館に急行。
あれからBOOKOFFで1巻と2巻を購入し、あっという間に1巻読破、現在2巻を読んでいるところ。
この勢いだと全部読むことになるだろう。
お気に入りー
原作知識ないとキツイ
原作が小説で2巻分あるストーリーを2時間程度にしているので当然かなりの部分がカットされています。
全体的に進むスピードがかなり速かったので聖王国編の予備知識がない人は少し理解が難しいかもしれません。
尺がないからなのか、戦闘シーンなどはかなり薄味です。
個人的にはネイアが死亡するシーン(最も映画では説明がほぼなく死亡したのかもよくわからないようになっていますが)はもう少し長めに尺を取って欲しかったと思いました。
最後の戦いも原作と比べてかなり変更されていて微妙でした。
グロシーン多少削ってもよかったのでTVアニメで放送してくれたほうが良かったと思いました。
タイトルなし(ネタバレ)
正直言って普通に面白かったわ。最大の茶番劇でありながら何故か見入ってしまいました。ネイアは当たり前の事言ってるのに騎士団長の嫌がらせやらアインズ様のルーン営業にシズにお友達(もちろんネイア)ができて嬉しそうな表情。いいねー。ただ思ったほどグロくなかったなぁ。
全157件中、81~100件目を表示





