キャッシュトラックのレビュー・感想・評価
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時系列シャッフルを使えばいいってもんじゃない
単純なアクション映画、と思いきや練りに練った脚本が良い。
予告編からもアクションを前面に押している様に感じるが、どちらかと言うとストーリーを楽しむ内容。時系列を前後させているので「何故?」「どうして?」とあれこれ考えながらが心地良い。起承転結が章仕立てにしてあり、その章ごとのタイトルが絶妙に計算されている。
何故強いのか、ジェイソン・ステイサム演じる''H''の目的とは。そして、誰を探しているのか。
現金輸送会社を舞台に、大きな犯罪と黒幕、紛れる内通者。FBI、マフィア、そして徐々に明らかになっていく''H''の正体と、その目的と理由に心を締め付けられる。クライムアクションとしては若干の物足りなさも感じるが、脚本と演出で上手くまとめている。目的を達成した後の、虚しさあるラストも良い。
Gレーティングですが、かなりストレートな射殺シーンが多々あるので注意。こんなに早くAmazon primeで鑑賞出来るとは思わなかった。
こんなもんか…
ブルーレクイエム未鑑賞
ガイリッチーの映画は好きだ。
その面白さは、無駄な説明を完璧な演出で省いた、
全編通してのテンポの良さにある。
しかし、この映画はそこが冗長だ。
なぜだろう。フィルムノワールのリメイクだからか。
説明不足で?となってしまう部分が多少あり。
それでもガイリッチーならではの
「後で分からせる系か!?」と思わせ
ただの説明不足だった。
ジェイソンステイサムの映画は好きだ。
無表情に、時に熱く、時に冷徹に、
完璧な仕事をやってのけるところにある。
しかし、この映画のステイサムはそこまで
完璧ではない。
いろんなキャラクターが登場するが、
あまり際立っておらず、物語の重要な部分にも
絡んでこない。
なぜだろう。フィルムノワールのリメイクだからか。
それでも最初から最後まで退屈せず
しっかり見れてしまう。
なぜだろう。フィルムノワールのリメイクだからか。
アンディガルシア。
笑顔の素敵なベビーフェイスに、白髪は似合わない。
年はとってもいいけど、髪は染めよう。
ステイサムの演技が魅力的
ステイサムかっこいい
こんなガイ・リッチーも全然アリ。
まーたレビュー記していない作品が溜まってきちゃった!溜めると書くのがより面倒になっちゃうので大急ぎで簡単に記録しておきます。
「ジェントルメン」に続き今年2本目のG・リッチー監督作。でもジェントルメンとは全く対照的な作品。
そもそもリッチーのクライムムービーは軽快でスタイリッシュ、が持ち味だったけど今作はかなり重い。ダークでシリアス。ずっと鳴っているのは不穏な音楽(というより単に「音」)。
時間軸を行ったり来たりしながら徐々に真実を明らかにしていく手法はリッチーのお家芸だけどいつの話か明記してくれているのでわかりやすくて混乱しません。私はむしろ「ジェントルメン」の方が(あれれ?これいつの話??)ってなってました(ハズイ)。こちらは章立てでわかりやすい構成になってます。
サスペンス要素強めなクライムアクションなので苦手な人は苦手でしょうけど(そりゃそう)私は楽しめましたよ。いつもとは違うリッチー節だけどむしろそれは進化と受けとめました。作品もステイサムも渋さ増し増し。
まぁいつものおしゃれでおバカな雰囲気も好きですけどね。
アンディ・ガルシアの配置といいキャスティングもなかなかエッジが効いていましたね。
ちょっとオマケの星4つ。
英雄で、悪党です。
事前情報は、無い方が楽しめます。
最初から、最後まで、銃撃戦が続き、人が死にます。
原題は「Wrath of Man(男の怒り)」で、主人公の怒りがストーリーを進めるということです。
邦題は「キャッシュトラック」という和製英語の現金輸送車で、映画で象徴的に登場する物です。
原題はミステリー映画、邦題はクライム・アクション映画をイメージさせます。
クライム・アクション映画なので、邦題の方が良いです。
キャッチコピーは「英雄か、悪党か」です。
映倫は、G指定で、誰でも鑑賞することができます。
スタッフやキャストに惹かれて鑑賞すると後悔することになります。
私が鑑賞していた時に、途中で退席する人が2人もいました。
銃撃戦が苦手で、人が死ぬのが苦手で、拷問が苦手という人には全くお勧めできません。
ミステリーと同時進行で、銃撃戦で、どんどん人が死にます。
ミステリーでストーリーに集中させながら、銃撃戦を魅せるという映画です。
現金輸送強盗事件を犯人たちからの視点、殺された人々からの視点、
主人公からの視点という3つの視点から見せてくれます。
「悪霊」、「3か月後」、「しらみつぶし」、「5か月前」、「3週間後」、「野獣ども」、「肝臓、肺、脾臓、そして心臓」というサブタイトルでストーリーが展開されます。
時間が前後しますが、分かりやすいです。
「悪霊」は、主人公のことです。
映画に集中して鑑賞しないと、ストーリーについていけませんし、伏線も見落としますし、面白くないです。
頭をフル回転させて、鑑賞します。
全ての伏線を回収してしまうと、続編が制作できなくなるので、全ての伏線は回収さません。
主人公はFBIに借りができたので、主人公がFBIに借りを返すというオリジナルストーリーで続編に期待したいです。
「ブラック・フライデー」とは、感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことで、クリスマス・セールが始まり、お店の売り上げが急激にあがり、大量の現金が輸送される日です。
FBIがスマートフォンの位置情報で、相手の居場所を突き止め、主人公が侵入した後で、相手が丸腰になったときに、電話して、相手に知らせ、相手に被害者が感じたであろう恐怖を与え、殺します。
「ブルー・レクイエム」というフランス映画のリメイク映画です。
全体的にテンポが悪い
1番好きな映画監督ガイ・リッチーと1番好きな俳優ジェイソン・ステイサムが久々のタッグ(リボルバー以来?)を組んだとなるとテンションが上がるの必須だが、う〜ん…ハードル上げすぎた。っていうのもあるけどちょっと微妙だったかなぁ。現金輸送車の警備をする主人公の謎の経歴を章仕立てで描いていき、なるほど!そうゆうことで最初の話に繋がったり、主人公はこうゆう人物だったのか!こうなったのにはこうゆう理由があったのか!となっていくストーリーだが、なぜか同じシーンを違うカメラワークで何度も流したり、ひとりひとりのキャラクターを細かく描きすぎていえ全体的にテンポが悪い。あまりにも展開が遅いのでここで盛り上がるのか!?と思っていたら、あれ?もう終わっちゃった…って感じ。2時間近い映画だが90分ぐらいにまとめた方がテンポもよくていいと思うけどなぁ…派手な銃撃戦やシリアスなストーリーはよかったんですけどねぇ
真ん中のページが抜けてる強盗計画
ストレートな犯罪ものにミステリー要素もあってなかなか面白いけど、ネタ明かしの段取りが上手くなくイマイチでした。出だしの現金輸送車襲撃から前半は、ジェイソン・ステイサムのガンアクションや派手なドンパチで楽しめるし、謎めいた感じもいいです。しかし、中盤の退役軍人の強盗団の登場が唐突で、急に別の映画になったみたいです。ステイサムの正体やその仲間の関係性もちぐはぐで、何がどうなっているのか分かりにくく、編集でコマが飛んでるみたいです。最後の出荷場での銃撃戦はど迫力だし、復讐の仕方もマカロニテイストでエグいい感じだけど、なんか消化不良感が残ります。ジェイソン・ステイサムは、寡黙なガンマン役はパーフェクトなんだけど、もうちょい作品を選んでほしいです。
カロリー高めで見応え
ありですね。
作りとして不細工であることは否めないですが「ラーメン二郎」を喰らうのと一緒で、個人的に「主人公が無敵」モノは定期的に観たくなるもので、そういった願望に応えてくれたという意味で悪くない作品であると思います。
一方で、主人公の強さの説明がよく考えてみると説明になっていなかったり、息子の悲劇を加味しても主人公に感情移入できる要素が薄かったりと、ストーリー面で難点が多いのもネックです。
トータルで好きか嫌いかで言うと間違いなく「好き」ではありますが、このジャンルには優れた作品も多く、今後ふとした時に食指が動くかというと微妙です。
ただし、この手の「ショボそうな奴が実は凄腕」で「そんな奴が復讐に燃える」モノは常に映画館でかかっていて欲しいので、もちろん本作も支持します。
(ほぼ)男しかいない
重いな〜
ジェイソン・ステイサムが好きだから観た
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