ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーローのレビュー・感想・評価
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現代のドラコンボール
闘いに特化した、
いつものでは無く、
ピッコロメインな、
ハートフル物語。
殺伐とした闘いだけだったら、
クソつまらなかっただろうが、
良い感じに纏まってた。
ドラゴンボールの歴史が動いた。スーパーミラクルワールドが炸裂する。
ピッコロと悟飯が主体となる鳥山ワールド節が効いた今作、オマージュ要素もたくさん描かれて大成功じゃないですか。幼きころからずっと長年ドラゴンボールシリーズを見てきた側として思いますが、今回、色んな意味で冒険してて殻を破ったなと思えるパンチの効いた作品でした。観てる最中、興奮とあまりの衝撃ぶりに思わず口がぽかーんと開いてしまうほどでした、こんな感覚は久しぶりです。今後の展開において様々な引き出しをたくさん産み出した作品だなと感じました。そういう意味でドラゴンボールの歴史が大きく動いた気がします。サイヤ人と地球人の混血ハーフの滞在能力の凄みとナメック星人の龍族のルーツを今回の作品で改めて体感できた気がします。とても面白かったです、感動ものでした。
あと、気になるのが、もう一粒の仙豆の行方はいかに⁉️
う〜む つまらなくはないけどね
ご飯もピッコロ今後のドラゴンボールにあの姿で出るのかな?
あとガンマ戦の戦闘時の文字は、終盤でやらないなら最初から要らなかったんじゃないかな?
近頃の鳥山明ワールドが今回は、強すぎて笑うと言うか苦笑いになる所が多かったかな。
最後のご飯の決め技は、最高でした!
ドラゴンボール の今後を占う作品かも
「好きな漫画は何か」と聞かれれば私はドラゴンボール とダイの大冒険を挙げます。そんな個人的には最高級に好きなドラゴンボールの新作とくれば見ない訳にはいきません。
とは言え、3年間コンテンツとして何の動きもなかったのはドラゴンボール室なんて作った集英社は何してたんだという不満もありました。で、ここで満を持しての新作映画なんですが今回の主役は悟空・ベジータではないんですね。私はサイヤ人偏重一辺倒ではこの先飽きられてしまうし、他のキャラクターだって十分魅力的なので今回の悟飯とピッコロに焦点を当てた作りは良かったと思います。でも3年間を空けた再始動で世間的にはどうなのかと心配にはなりました。なのでこれがウケればドラゴンボールの今後も安泰かなと。
さて、今回の主役は悟飯とピッコロです。というよりピッコロさんが主役です。悟飯一家とピッコロとの関係性が面白い。大魔王だった面影は既になく、すっかりパンに懐かれて幼稚園のお迎えや修行に付き合ったりお爺ちゃんの佇まいは微笑ましいです。悟飯やビーデルは仕事が忙しくて子供の世話が出来てません。ピッコロさんがいなかったら家庭崩壊してますね。
敵は今回もRR軍の復活を目論むレッド総帥の息子とD rゲロの孫。みんな過去の関係者で真新しさはない設定です。ここでちょっと違ったのはD rヘドはヒーローに憧れており、完全な悪人ではなかったという事。悟空一派を悪の組織であると騙されて利用されていたというところでしょうか。ラスボスは大方の予想通りセルでしたがセルである必要性はなかったかな。
悟飯とピッコロは新形態登場しますがピッコロはともかく悟飯はアルティメットのままでよかったんじゃないかと。
というか毎回弱体化から復活覚醒は悟飯の様式美ですね。社会人やってるとなかなか運動する気力も起きないのである意味リアルかもしれません。
ラストに悟飯が魔貫光殺砲で決めたのは気分が上がります。ピッコロが足止めしてるところに狙撃するにはあの技以外無いですね。昔ベジータは欠陥技扱いしてましたがw
今回脇役に徹した悟空とベジータはストーリーに一切絡みません。終始ビルス星で修行してます。ここで面白いのはゲスト登場のブロリー組。ビルス様はチライに一目惚れしますがこれ絶対フラれるヤツやん。それとジレンが超強かった理由なんかも語られて何気に興味深い情報があったり
本筋以外にも話が作れそうなネタが散りばめられていて私は大いに気に入りました。
次作も楽しみに待ちたいと思いますがまた何年もコンテンツごと放置はやめ欲しいですね。
中盤までは面白かったが…
序盤から中盤にかけて、ガンマとのバトルシーンは迫力があってめちゃくちゃ面白かった。
ただ、パンを利用して悟飯の覚醒を促すピッコロのアイディアには疑問。自分を圧倒した敵が何体もいる場所に少女を連れて行くか?普通の感覚でそんなことやるか?と。
あと後半のセルMAXとの闘いはただただ退屈。セルがただ叫びながら暴れまわるだけでは作画が良くても飽きます。せめてガンマ同様意思があり、ハッタリでもいいので強者感を出して欲しかった。
また、トランクスやゴテンにクリリンもおまけみたいな扱いで萎えました。これならいない方が良かった。
最後の悟飯の魔貫光殺砲も、え?そこはかめはめ波じゃないの?となった。
あ、あとガンマ2号、途中でどうして戦闘中の文字が消えたんだ?笑
面白かったけど期待がつよすぎた
主題歌なしはびびったけどアメコミリスペクトで行きたい意図が感じられたし良かったbgmも良きだった
アル飯の前髪ちゃんとアルティメットだったし新形態もカッコ良かった魔貫光殺砲のくだりも好き
ピッコロさんは結構脳筋プレイで岩投げた以外にももっと頭脳戦してほしかったけど潜入パートもあったし
ドラゴンボールのことでブルマに突っ込まれた時に触覚といっしょにしょんぼりしてたのが可愛かったからセーフ
セルは普通に初手パーフェクトかγ1、2吸収でパーフェクトかのパターンかと予想してたから知性なしはちょっとがっかり
まあ一対多勢で満遍なくキャラ活躍させるならスマートなパーセルよりデカブツのほうがやりやすいやろし仕方ないか
その割にはゴテンクスはデブ形態のみだったから普通に残念
あと悟飯の覚醒までの過程はどうなんやろ
個人的にはナッパ戦リスペクトでピッコロがご飯かばってからのプッツン予想してたけどベタすぎたか
どうせ覚醒してからイキリ飯の片鱗みせるんだったら
イキリ飯→セルマックス強化→ピッコロご飯庇う→悟飯覚醒(イキリなし)がよかったなぁ
悟空周りはベジータの瞑想ばかにしてたとこ以外は良かったかな
今後はずっとテンプレだったゴクベジのサイヤコンビがブロリー加えたトリオになるんでしょうか
魔人ブウの記憶が消えてないRR軍は気になったけどまあピッコロのゆびが増えたくらいのミスだしいいや
あとパン攫われてるから仕方なかったけどガンマたち見てグレートサイヤマンの血が騒ぐ悟飯がみたかった
でも結局ドラゴンボールは最高!で済ませちゃう
期待より少し下回った
前作から久々の新作ということで、期待値高めに足を運びました。
出だしの過去回想やピッコロを中心とした物語の進行は新鮮でドラゴンボールらしさも残しつつ良かった。
但し、途中からいくつか違和感が残った。
①ピッコロのパワーアップ。神龍に頼む方法だと安直すぎてガッカリ。今までネイルや神様との融合が主流だっただけに似たような方法が良かった。
②セルマックスの立ち位置。バイオブロリーみたいで全然感情なし。岩本さん使うなら、もう少しスマートなセルが良かった。
③ゴテンクスの活躍なし。せっかく青年になったゴテンクスが出るのに、ギャグキャラに終始。もう少し戦闘シーン欲しかった。
結局は後半になって大味になったから微妙になってしまった。次回作に期待ですね。
ピッコロ"さん"
今回はとにかくピッコロさん
ピッコロさんのことを、「ピッコロ」などと呼び捨てにする輩、すぐにあのバカ重い修行服着なさい。
なんて冗談はさておき、ピッコロさん好きにはたまらない一作。悟飯よりも父親してるピッコロさん。ビーデルよりもお母さんしてるピッコロさん。何歳になっても、ピッコロさんと悟飯の師弟関係は続くのだと感じさせてくれた今作は最高です。
内容は、ちょこちょこ挟まれるギャグも、嫌にならない感じでちょうどいい。悟飯・ピッコロさんが覚醒するのも良かったし、覚醒のきっかけが今回はピッコロさんだったのも良かった。過去へのオマージュも含めて良かったと思います。しかし、すごい個人的な意見なのですが、悟飯の覚醒後の姿はそこまで好きではないですね。あの伝説のセル編のSS2の悟飯の姿を意識していることはわかりますが、髪の毛はあんまり伸ばさないほうがカッコ良かった気がします。ただそれだけです。
終盤にかけてストーリーの展開が読めまくるのですが、まぁドラゴンボールは展開がわかってても面白いですから、そこはあまり気にしてないです。それよりも、悟飯がトドメに魔貫光殺砲を使ったことが胸熱でしたね!「こっそり練習してました」最高じゃねーか。
心配していた3DCGも素晴らしかったと思います。今まで、アニメのキャラを3DCGにするとどこか気持ち悪い感覚になっていた理由がわかった気がします。今作の3DCGでは、線の強弱によって、キャラクターに手書きの時の迫力を持たせることに成功しているように感じました。新しい試みとして、ほぼ完璧に成功を収めたといえると思います。
ピッコロさんと悟飯の指定関係が好きな方なら、見に行って損はないと思える作品でした。ピッコロさんありがとう!
面白かった
覚醒ピッコロや悟飯がメインだからこれまでの悟空ベジータ任せの展開だとありきたりだから良かったと思います。御飯の魔貫光殺砲はちょっと感動しましたし、ガンマのキャラが悪者じゃなくて良かった。
DBの映画史上中々の出来でした。
今回は悟空とベジータの主要メンバーじゃなくてピッコロと悟飯が主役でした。前作のブロリーに同様に中々の迫力ある映像でした。
しかも、今回は敵と共闘してボスを倒すと言うちょっとだけホロっとなる感じでした。
突っ込み所が二回ありました。
一つ目が最後に悟飯が覚醒してビームを出すのですが、少し練習したみたいでまさかの気功砲😱☀️ (ピッコロかよ❗そこはカメハメ波でしょ。)
もう一つは今回CGアニメでして、個人的に終始キャラクターの動きに違和感がありました。
ゲームだったらいいけど、DBをCGアニメはダメだな
映画は初めて
ドラゴンボールは基礎しか知らないにわかです。
ブロリーの頃から映画を見てみたい欲はありましたが、何せ本当に基礎知識しかないため迷っていたところ、友人から基礎知ってれば大丈夫と言われたので見てみました。
やっぱり基礎知識だけでは完全には追いつけませんでした💦
知らないなりに今回の映画の設定の後付け感が否めませんでした…。
ギャグパートが結構子供向けな感じがしたのですが、これまでもそうだったのでしょうか?子供は笑っている声が聞こえてきました。
そしていざ最終決戦…
シン・○ジラのようなビーム
パワーイズパワー力こそ全て
悟飯くんの(恐らく)新形態…攻撃が痛くも痒くも無い程にパワーアップはどうなんだと思いましたが、仕方ないのですかね…?
知らないなりに戦闘シーンもりもりで楽しめましたが、こんなものか、と思ってしまいました。
にわかが失礼致しました。
原作リスペクトを感じられる演出、待望のかっこいい悟飯
敵がレッドリボン軍というのもあって懐かしい設定や技をたくさん見ることができた。
ピッコロのパワーアップ方法がまさかの潜在能力解放(ドラゴンボール補正付き)だったのには驚いた。そして超からブルマさん若返りすぎだろと思っていたがその理由もちゃんと判明。
バトルシーンは結構長い間戦ってるように感じた。巨大化する敵に対抗して自分も巨大化するピッコロさん。よく覚えていたなクリリン。
格上相手にも通用する太陽拳の強さは健在。
悟飯が覚醒するシーンはセル編を彷彿とさせる演出があり胸が熱くなった。
そしてなんといってもトドメの魔貫光殺砲。これをもう一度見るためにまた映画館に足を運んでもいいなと思えるほどのかっこよさだった。
悟飯&ピッコロファンは是非見に行くことをおすすめしたい1作だ。
前作よりも戦闘等は控えめにするって話だったし何の問題もなし。セルマ...
前作よりも戦闘等は控えめにするって話だったし何の問題もなし。セルマックスの進化がどうこう言ってる人がいるがまず尻尾が吸収できる形状じゃないしそもそもセルのデータをもとに作った奴だから本物じゃないし。人によって感じ方が変わるかもしれないがとりあえず極端な批判をしてる奴や古参厨は一からドラゴンボールを見直してこい
やれば出来るじゃないか
良い…sehr gut(とても良い)
前作・ブロリーがとても面白かったので本作にも期待していましたが、「主役が悟飯とピッコロ」「フルCG作画」「新しい人造人間が出て来る」という事で一抹の不安はありました。
ドラゴンボール超に入ってから悟飯は噛ませというか、前座的な役目が多く、予告で悟空やブロリーの登場も見て取れた事から「また途中でやられて最後は悟空が締めるのでは」と思っていましたが、しっかり悟飯が覚醒して最後まで活躍しました。スマン、噛ませだと思っていてマジスマン。
大昔のセル戦で超サイヤ人2に覚醒した悟飯に心震えた当時の少年・今オッサンなファンには最強悟飯というのはやはりロマン砲的な魅力がありますね。でも、強くなった途端舐めプするクセは治した方が良いぞ。
CGについても開始直後こそ若干違和感がありましたがすぐに慣れて、バトルシーンになるとCGの恩恵がハッキリ出ていて迫力満天でした。
制作の東映アニメーションはヤル気の度合によって作画クオリティが乱高下する事に定評があるのでこのレベルで最初から最後まで安定した作画が出来るならCG大歓迎ですね。
そして最後、新しい人造人間のガンマ1号・2号。ドラゴンボールで原作に出て来ない人造人間と言えばZの頃の映画の13,14,15号、GTの超17号、ゲームの9、21号など結構な数が居るので正直最初は「またか」と思ったものですが、PVを見ると中々面白そうなキャラをしていて「良いんじゃない?」と思い直しました。
そして劇場で見た結果…
めっっっっっちゃくちゃ良いキャラしてました…。
最初こそ「正義のヒーロー」を名乗ってるだけの悪役といった感じでしたが、話が進むとただのポーズではなく本当に信念を持ってヒーローを志している事が分かり、心を掴まれました。
騙されていた事を知り、そのケジメを付けるために命を賭けて戦う姿はとてもカッコよかった。
更にこのガンマ1号・2号、生みの親であるDrヘドの事を凄く大切に思っているのが良いですね(Drゲロは19号以外、作った人造人間にことごとく嫌われていたり、良くて無関心でしたからね…。)
セルマックスのエネルギーの放出に巻き込まれそうになっているヘドを助けようと必死の形相で爆心地に飛び込んで行く2人、瓦礫の中からヘドの生体反応を見つけ「あとは頼んだ」と1号にヘドを託して特攻していく2号、爆発からヘドを守るために自分の身を盾にするように覆いかぶさる1号。
カッコ良すぎかお前ら。
もう観終わる頃にはこの二人大好きになってました。
「ガンマ1号・2号、良いよね…」
「良い…」
って言いたくてこのレビュー書いてるまである。
神谷さん演じる真面目な1号、宮野さん演じるノリの良い2号の掛け合いも最高でした。
ドクター・ヘドも憎み切れない性格なので2人が慕う気持ちも分かります。これがバビディみたいに「生みの親の命令を聞け!」みたいな性格だったら死んだ2号も報われない。
かつて原作でDrゲロの作った人造人間の設計図を見たブリーフ博士は「この天才ぶりをもっと良い方に…」と惜しんでいましたが、世代を超えて孫のヘドが世のために役立つ発明をしてくれる事でしょう。
とても良いキャラだったのでガンマ1号もヘドも(あと出来れば2号も生き返って)今後のドラゴンボール超で是非再登場・活躍して欲しいですね。
あと、パンちゃんマジ天使。
面白かった〜!センス!(すごくネタバレ感想)
最速上映で観てきました!
映像表現がすごくポップでギャグも豊富
初期のドラゴンボールを彷彿とさせる、かわいいくてカッコいい、センスに溢れた作品でした。
ストーリーも先が読めない展開で良く、ギャグとシリアスのバランスが絶妙!
セルの完全体化や悟空の活躍もちょっと見てみたかった気もするけど、それが気にならないくらい、他の部分の作り込みがよくできていた。
ピッコロのいろんな面が見れるのがすごい楽しくて、ぬいぐるみとか機械音痴の設定とか、思わず笑ってしまった。
終盤のシリアスな場面でも、そうか、巨大化できるんだった、とか言い出すし、
ベジータとかピッコロの、真面目なキャラがちょっとふざけるタイプのギャグ好きな人にはたまらないと思う。
ラストの魔貫光殺砲は、ラディッツ戦のオマージュになってるという、よく考えられたラスト。
今回はピッコロが捉えて悟飯が打つっていうのがエモかった、、、
強さの青天井、どこまで覚醒
冒頭はレッドリボンの説明からスタート、悟空の小さいころのシーンや
人造人間、そしてセルとの闘いが映し出され、懐かしかった。
今回はピッコロが主役という感じかな、そこに悟飯も加わり、
師弟コンビによる闘いがメイン。
新たに出てきたドクターヘドや人造人間のガンマ1号、2号は、
今までの敵キャラと違い、レッドリボンに騙されているのが冒頭からわかり、
展開はなんとなく読めてしまった。
ラスボスのセルマックス、昔の完全体になる一歩手前、第二形態みたいな外見、
ただ大きさは比にならず、あんなにデカいとは。
対抗してマジュニア時代以来にピッコロがデカくなるとは思わなかった笑
ピッコロは潜在能力を最大に引き出されたり、ピッコロがやられそうになると、
悟飯はプッツン切れてさらに覚醒したり、とどこまで登場キャラは強くなるのか。
その割に前作ブロリーに比べると、戦闘シーンの時間は短く、迫力も抑え気味。
セルマックスも第二形態っぽかったので、ひょっとしてガンマ1号、2号を吸収すると
完全体になるのか、そこでようやく悟空とベジータが登場か、と予想したが、
それもなく。。。
ドラゴンボールらしい面白さもあったけど、なにか物足りない作品でした。
茶番劇
ピッコロさんの新形態はダサく、悟飯の最終形態もダサく、ラスボス戦はモンハンスタイル。
それでも魔人ブウ期のアルティメット悟飯が好きな身としては、悟飯の魔貫光殺砲だけで映画代を回収できた。
悟飯ファン以外は多分評価が星一つ以上下がるのではないか。
あと宮野はおいしすぎ。
良いところは沢山あるがもやもやする
映像も内容も大半の部分は結構良かったなと思いました。が、個人的に一番期待していたところが一番微妙だったのが残念でした。
敵はRR軍、メインキャラクターは悟飯、そしてラスボスを隠すような予告の演出ときて、ネット上でも話題になっていたように「セルと悟飯の再戦」を期待していた方はとても多いと思います。私もその1人でしたが、実際はあまり満足出来る内容ではありませんでした。
ラスボスがセルマックスと、一応セルであるところまでは良かったのですが、理性がないため悟飯に対して反応を示すことは無く、台詞も叫び声のみ。悟飯も特にセルであることに反応するような描写はないため本当にただ見た目がセルっぽい敵が出てきただけで、かつてのセルと悟飯が再戦しているという感じではありませんでした...。顔が第二形態っぽい理由もよく分かりません。悟飯が戦ったセルと言えば完全体という印象なのですが...。これなら無理にセルを再登場させる必要は無かったのではないかと感じます。加えて悟飯の新形態での戦闘描写が少なすぎたように感じました。せっかくの新形態ですからもっと空間を利用した迫力のある高速戦闘や大規模戦闘をある程度の長さで繰り広げてくれてもよかったのかなという印象です。
しかし私が個人的にセルの再登場という部分に期待しすぎていたため他の印象が薄くなってはいますが、ピッコロの新形態や新キャラのガンマたちはとても魅力的だったし、ブロリーの再登場など見どころ自体はたくさんあったので楽しめなかった訳では決してありません。本当に一番重要な部分だけが惜しいという印象の映画でした。
前半○後半△ ※ネタバレ注意
序盤はめちゃくちゃコミカルで面白かったしパンも可愛くてドラゴンボールとして凄く新鮮で良かった。
新キャラは人造人間特有の無機質な感じがなく、より人間らしく描かれていてこれはこれで新しくて良いなと感じた。
ただ肝心なラスボス戦は個人的に萎える部分が多かった。
セルという言葉を聞いて、原作と地続きの、つまり因縁めいたものを期待してしまった分、相手に理性がなかったことが致命的すぎると感じた。
コントロールができないうんぬんの描写はあったが、セルは一貫して知的で泊のあるイメージがあったので、戦闘中にいつ完全体になるのかとワクワクしてみてたけど結局そのまま終わってしまって少し期待はずれだった。
途中欠損したときも、理性がないとはいえセルなら再生くらい出来るだろうにそれをしないのも違和感しかなかった。
個人的な感想になるけれど、爆発した後にパーフェクトセルとして知性を得て復活し、新形態の悟飯と戦うみたいなオマージュがあれば最高だったと思う。(上映中そうなると思って観ていたため肩透かし感が凄かった。。。)
所々の原作オマージュの描写は凄く良かったけれど、肝心なストーリーというかセルマックスの設定がやっぱり足引っ張ってる感じが否めない気がした。
総じて見ると、やっぱり前作のブロリーが、これだよ!!これが見たかったんだよ!!!過ぎて、今回のはなんか愛のない同人作品を観てるみたいな気分(後半部分のみ)になった。
尺が短いせいもあると思うが、新人造人間達にもバックボーンの描写がもっとあれば彼らにより感情移入が出来ただろうし、セルとの戦闘で因縁が全く感じられない点など、面白かったが、総じて惜しい部分が多かったなと感じた映画だった。
今後の作品に期待。
全88件中、61~80件目を表示