「一緒に吹き飛びたい爽快感」ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー Uさんさんの映画レビュー(感想・評価)
一緒に吹き飛びたい爽快感
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ただし、シールド付きで守られたい。
原作は読んでいません。観ていません。前回の超ブロリーは観ています。
超ブロリーよりも更に大規模なハルマゲドンを披露してくれて、幾度も地球が吹っ飛ぶような大爆発が画面を覆いましたが、不思議と先が望めるハルマゲドンだったように感じました。
それは結果的にセルマックスに勝利したからではなくて、ピッコロや悟飯が戦闘の中で進化していったからだと思いました。周囲が勝ちを信じているのも含めて、諦めない→即ち未来みたいな展開。ピッコロはオレンジピッコロに変身して、悟飯は超覚醒を達成。
まぁ、ドラゴンボールはまだ続きますから。
◉ヘドとガンマ1号は助かった
自分の皮膚を改造して防御能力を高めたドクターヘドは、典型的な自分ちゃんの天才児。しかし身を挺してセルマックスの誕生を防ごうとした抵抗が可愛らしく、助かってホッとしました。
ガンマ1・2号は能力高すぎるいじめっ子な振る舞いで、散々世界をぶっ壊したが、彼らは常に「正しい」とは何かを問いかけ続けていたと思います。終盤では、2号が命と引き換えでセルマックスに大打撃を与えた。
秀逸な声優陣の中でも、この1・2号の声担当の神谷浩史さんや宮野真守さんの二人の声は硬質なのに、不思議と優しさも漂わせて、気持ち良かった。
◉最後の敵は大人のキャラ
そして今回のボスキャラであるセルマックスは、聞く耳を持たず、自分の悪いところを認めようとしない頑迷な大人を演じてくれた……と感じました。まぁ脂っこく粘る粘る。キャラの中で唯一、消えて欲しかった。
プリンとパンの師弟関係が麗しい! パンの気合い入れの声は何度聞いても、癒されます。
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