「AKIRA?マトリックス超え?空間表現がスゴイ!」ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー HNLさんの映画レビュー(感想・評価)
AKIRA?マトリックス超え?空間表現がスゴイ!
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鳥山先生の『騙されたと思って観て!』のコメントを読み期待半分くらいで劇場IMAXで鑑賞。
上映開始早々の感想は「単なるバトル漫画と思っていたドラゴンボールと全然違う!」
西の都の人々や車の往来、レッドリボン軍の巨大な基地の緻密な描写など、手描き風でありながら、CGを駆使した背景は奥行きがあり、ドラゴンボールの世界に自分も入り込んだ感覚になれる。車やロボット、飛行機など「鳥山メカ」の動きも楽しい。初期ドラゴンボールの世界感を思い出す。
バトルでは「マトリックス・レボリューションズ」のような土砂降りの雨の中での格闘(作画が大変そうw)、「AKIRA」のオリンピックスタジアムの崩壊場面のような、巨大な基地を「半壊させながら」の格闘が凄い。
破壊描写を緻密に描くことで「超人達の持つ凄まじいパワーのぶつかり合い」が視覚的に伝わってくる。
AKIRA→ドラゴンボールZ→マトリックス(…やDC、マーベルなどのハリウッド作品)に受け継がれた『超人バトル描写』に、プラスされた『緻密な空間表現』が大迫力の映像を生み出している。ハリウッドに負けない”東映アニメの本気”を観た。子どもはもちろん大人が観ても興奮の快作。
「キーン!」走りに笑い、飛翔シーンで舞空術のワクワクする高揚感を思い出しました。
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