「また新たなDBワールドが見れて幸せです」ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー まめさんの映画レビュー(感想・評価)
また新たなDBワールドが見れて幸せです
予告の時点から、幸せで感動とワクワクでした。
今回抜擢されたのが、神谷さん宮野さんみう君…。
予告を見るたびに、作品を想像し、マイクの前で並んでる声優陣を想像し…目頭が熱くなりました。
今回はご飯とピッコロが主軸。
家族愛と姉弟関係。原作と昔のアニメの懐かしいシーンのカット。
最初は解説シーンが長かったけど、飽きない工夫が盛りだくさんで。
悟空とベジータが不在でも、しっかりユーモアもギャグもアクションも持ってける。さすが。
悟空とベジータ主軸になるとスーパサイヤ人としてのストイックな強さや戦闘がメインになりますが、本来は戦いが好きではない悟飯が今回の主役。
大切な者を守るために戦うキャラ。まさにスーパーヒーローのタイトルに相応しい内容でした。
レッドリボン軍ネタ&悟飯とピッコロの姉弟関係ペアの世界観だったから、CGのゲームっぽい絵柄は時々違和感を感じる。が、新キャラは逆に馴染む。
昔と最近の鳥山明ワールドが混在してるというか。
しかし、これが昭和平成を超えて、令和のDBか、と思うと。観続けてきて、この瞬間に立ち会えて幸せでした。
レジェンドと掛け合う宮野、神谷、みう君、やはりさすがでした。YouTubeから舞台挨拶も見ましたが、並んでる声優陣の姿に感動しました。
クスッとしてしまう笑いあり、ちょい涙あり、懐かしさに震える感動あり、、
そしてちょいネタバレですが、また新たな仲間が……!!
戦った敵がどんどん仲間になってしまうのがDBワールドだったんだよなぁ、って。そこも懐かしさのひとつですし。
ってことは、このメンツでの続きが、もしかしたらまだ見れるってこと??と、また感動と期待とワクワクで終われる作品でした。
小ネタや懐かしさがかなりいっぱい詰め込まれてるけど、情報量の多さが爆発せずちゃんとついていけて、落とし込まれていく内容になってました。
あと、凄いなと思った部分、これはネタバレですが。
戦闘好きのサイヤ人(悟空)の息子は、戦いが好きじゃない。
人造人間やセルの生みの親のDr.ゲロ(悟空の敵)の孫が、ヒーロー好き。
息子孫世代が親を継いでない。
平和を重んじる者同志の双方のぶつかり合いだったからスーパーヒーローなのか、と。
今回、みんながヒーローだったのか、と。
予想をはるかに超えてくれた内容でした。